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阪南市で台風被害による屋根と工場の小波スレート屋根と塀を修理

台風の影響で、家の雨樋が外れ、屋根の瓦も飛散し、工場の小波スレート屋根が一部飛散したり、塀の瓦が割れたりと大きな被害がでました。
このままでは、雨漏りが酷くなっても困るので、修理をお願いすることにしました。
阪南市 屋根補修工事,漆喰詰め直し,雨樋交換,雨漏り修理,波板工事,足場,台風,工場,平屋,漆喰工事,雨樋工事,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事,漆喰詰め直し,雨樋交換,雨漏り修理,波板工事,足場,台風,工場,平屋,漆喰工事,雨樋工事,屋根材(瓦)
- 施工期間
- 約22日
- 使用材料
- 塩ビ製軒樋,平瓦,袖瓦,漆喰,1階雨戸サッシ2枚引違窓,透湿防水シート
阪南市で台風被害にあった2階建ての屋根の修理前と修理後の様子
阪南市で台風被害にあった平屋の屋根修理前と修理後の様子
阪南市で台風被害にあった塀の瓦修理前と修理後の様子
阪南市で台風被害にあった門長屋の外壁の漆喰塗り替え前と塗り替え後の様子
阪南市で台風被害にあった門長屋の屋根修理前と修理後の様子
阪南市Y様邸より「
台風で家と工場が被害を受けたので見に来てほしい」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いしました。
Y様邸には、
銅製の雨樋と
塩ビ製の雨樋があり、銅製の
竪樋には、
緑青(ろくしょう)の錆が付いていました。
竪樋とは?
竪樋とは、屋根から流れ落ちた雨水を地面や排水口までスムーズに流すための「縦向きのパイプ」のこと。
竪樋が割れると、割れた部分から雨水が流れ出て、雨漏りの原因になります。緑青(ろくしょう)の錆とは?銅が酸化して表面にできる青緑色の錆のこと。
阪南市で台風被害にあったY様邸の調査を続けると、銅製の竪
樋と軒樋が割れているのを見つけました。
軒樋とは?
軒樋とは、屋根のふちを走る「雨水を集めるトレイ」のような部分のこと。
阪南市で台風被害にあったY様邸の洗濯物干し場では、塩ビ製の軒樋本体が大きく歪んでいて、集水器が割れているのを見つけました。
集水器とは?
集水器とは、集水器(しゅうすいき)とは、軒樋(のきどい)から流れてきた雨水を集めて、竪樋(たてどい)に流すための受け口のこと。
お客様とご相談し、銅製の雨樋を塩ビ製の雨樋に入れ替える予定になりました。
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台風被害を受けた阪南市Y様邸を調査しました。
屋根にはブルーシートによる
雨養生が施されていましたが、根本的な修理が必要な状況でした。
雨養生とは?雨養生とは、工事中に建物や資材が雨でぬれないように守るための対策のこと。
専門スタッフが安全装備を整えて入母屋屋根に上り、詳細な調査を実施しました。
阪南市で台風被害にあったY様邸の袖瓦損傷と漆喰(しっくい)剥がれ
阪南市Y様邸の屋根調査で、
袖瓦に亀裂が入り、周辺の
漆喰(しっくい)も剥がれている箇所を発見しました。
袖瓦の破損と漆喰の剥離により、その隙間から雨水が建物内部に侵入する危険性が高まっています。
袖瓦とは?袖瓦とは、屋根のいちばん端を守るために取り付けられている瓦のこと。
漆喰とは?漆喰とは、石灰(せっかい)を主な原料とした
自然素材の塗り壁材のこと。
このまま放置すると確実に雨漏りの原因となってしまうため、建物の耐久性を守り、室内への被害を防ぐためにも、早急な袖瓦の修理が必要であることをお客様にご説明し、修理のご提案をさせていただきました。
割れている
丸瓦は、丸瓦を撤去し、葺き土をもって、新しい丸瓦に交換しようと思っています。
丸瓦とは?丸瓦とは、丸みを帯びた形の瓦のこと。
台風の強風により、阪南市Y様邸の掛け瓦に大きなひび割れが確認されました。
掛け瓦は屋根の斜面を覆い、雨水から住まいを守る重要な部材です。
掛け瓦とは?掛け瓦とは、屋根の端や傾斜のある部分に取り付ける「
仕上げ用の瓦」のこと。
破損箇所からは
葺き土が露出しており、早急な対応が必要な状況でした。
葺き土とは?葺き土とは、瓦の下に大量に敷き詰められた
粘土質の土のこと。
葺き土は瓦を固定するための土ですが、雨水を吸収すると重量が増し、瓦のずれや落下を引き起こす危険性があります。
このまま放置すれば雨水が直接浸透し、建物内部への被害が拡大する恐れがあるため、速やかな修理が求められます。
他には、漆喰(しっくい)の剥がれているところもありました。
漆喰の剥がれている箇所は、漆喰の詰め替えを行う段取りにしています。
谷樋に瓦の割れた破片などが詰まっていました。
谷樋とは?谷樋とは、屋根と屋根が「V字」に交わる部分に取り付けられた雨どいのこと。
谷樋にゴミなどが詰まっていると、雨水の流れを邪魔してしまうので、谷樋は綺麗に掃除するつもりにしています。
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阪南市で台風被害にあったY様邸の敷地内にある工場の屋根の様子
阪南市Y様邸の工場内で天井を見上げると、台風の影響で、
小波スレートが大きく剥がれ、穴が開いている箇所を発見しました。
小波スレートとは?小波スレートとは、波型のセメント系屋根材で、工場や倉庫に多く使われています。
小波スレートは、軽量で施工しやすい反面、経年劣化や台風の強風には脆弱です。小波スレートの破損部分にはすでにブルーシートが被せられ、重しで固定する
雨養生という応急処置が施されていました。
これは雨水の侵入を一時的に防ぐための対応ですが、根本的な修理が必要な状態です。
お客様には、このままでは雨漏りの危険もあるため、小波スレートを張るご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の工場を調査したところ、
集水器の下部に接続されているはずの竪樋が完全に外れていることを確認しました。
集水器は軒樋から集まった雨水を竪樋へ導く重要な部材ですが、竪樋が欠損しているため、雨水が集水器から直接地面へ落下する状態でした。
この状態が続くと、
地面に大規模な水たまりが発生し、工場への出入りに支障をきたすだけでなく、建物周辺の地盤への悪影響や建物内部への浸水リスクも高まるため、早急な修理が必要です。
Y様邸の工場では、他の箇所の竪樋が落下していたり、雨樋と雨樋をつなぐ部材の「
エルボ」が落下していたり、軒樋が割れていたりと様々な被害が発生していました。
Y様には、このままだと雨水が正常に排水されないため、雨樋の修理工事のご提案をさせていただきました。
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阪南市Y様邸の塀を調査したところ、台風による深刻な被害が複数箇所で確認されました。
紐丸瓦(ひもまるかわら)の大きな割れ、
棟瓦のひび割れと葺き土の流出、
熨斗瓦(のしかわら)の破損など、瓦の損傷が広範囲に及んでいました。
紐丸瓦とは?紐丸瓦とは、塀の一番上の面を覆う役割の瓦。
棟瓦とは?塀の上に使われる瓦は、屋根の頂上部(棟)と同じように
雨水から構造を守るという非常に重要な役割を担っている瓦のこと。
熨斗瓦(のしかわら)とは?熨斗瓦とは、塀の一番上に乗っている瓦の、丸いフタの下に、何枚も
平たく積み重ねられている細長い瓦のこと。
さらに、一部では棟瓦が完全に失われている箇所も発見され、平瓦の接合部分では漆喰(しっくい)の剥がれも見られました。
また、漆喰が劣化しているところもありました。
これらの損傷を放置すると、雨水の浸入により塀の強度が低下し、倒壊の危険性も高まるため、早急な補修工事が必要な状態です。
お客様には、破損箇所の瓦の入れ替えと、劣化した漆喰の詰め替えのご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の
門長屋を調査したところ、外壁の漆喰が複数箇所で剥がれている状態を確認しました。
門長屋とは?門長屋とは、昔の身分の高い家の入口に見られた、長い一つの建物のこと。
漆喰は日本の伝統的な建材で、白く美しい仕上がりと
調湿効果、
防火性を備えています。
剥がれた箇所の近くには破片が落ちており、側面部分でも同様の被害が見られました。
特に反対側の側面では外壁表面が大きく剥離し、下地の土壁が露出している深刻な状態でした。
このまま放置すると雨水が浸入し、建物の劣化が進行するため、お客様には、漆喰の塗り替えのご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の門長屋の屋根には、破損箇所を保護するためブルーシートで雨養生が施されていました。
瓦職人が安全を確保しながら屋根に上り、シートを慎重に持ち上げて被害状況を確認したところ、
袖瓦が台風により破損していることが判明しました。
さらに棟と平瓦の接合部分、そして棟と鬼瓦の取り合い部分でも漆喰の剥がれが確認されました。
これらの損傷箇所から雨水が浸入する恐れがあるため、お客様とご相談し、袖瓦の積み替えを行う予定にしています。
また、棟と平瓦の取り合い部分と鬼瓦と棟の取り合い部分の漆喰も剥がれているところがあり、雨漏りする可能性もあったので、漆喰の詰め替えを行おうと思っています。
これで、阪南市Y様邸の現場調査は完了です。
次は、いよいよ台風被害にあった阪南市Y様邸の工事の様子をご紹介します。
阪南市Y様邸の工場では、台風により小波スレート屋根に深刻な被害が発生しました。
現場には応急的にブルーシートが張られていましたが、根本的な修理が必要な状態でした。
修理作業では、経験豊富な作業員が安全装備を整え、梯子を使って慎重に屋根へ上りました。
まず被害範囲を正確に計測し、損傷した小波スレートを取り外しました。
すると下地の板材が雨水により腐食していることが判明したため、構造用合板で新しい野地板を設置しました。
構造用合板とは?
構造用合板とは、木のサンドイッチのように重ねることで強さが増し、床や壁、屋根などの下地として使われます。
野地板とは?
野地板とは、屋根の土台となる板のこと。
野地板に雨水が染み込まないようにするために、野地板の上に
防水シート、
アスファルトルーフィングを張り、雨水の浸入を防ぐ下地を整えました。
防水シートとは?防水シートとは、建物の中に雨水が入り込むのを防ぐための外からは目に見えないカバーのこと。
アスファルトルーフィングとは?アスファルトルーフィングとは、屋根の「防水の下着」のようなもので、瓦やスレートの下に敷いて、雨や雪が建物の中に入り込むのを防ぎます
アスファルトルーフィングは、雨水をしっかりブロックするだけでなく、屋根材を支える役割もあります。
次は、いよいよ小波スレートを張っていきます。
阪南市Y様邸の工場の屋根の小波スレートをビスで固定
次に新しい小波スレート板を必要な長さに加工し、電動ドライバーを使って、ビスで固定しました。
風や地震に耐えるため、適切な間隔と深さでの固定が重要です。
複数箇所の被害に対応するため、各部分に合わせて板材を加工し、特に穴の開いた箇所は、小波スレートを二重に張って補強しました。
阪南市Y様邸の工場の屋根の張り替えた小波スレートの周囲をシーリング
最後に阪南市Y様邸の敷地内にある工場の屋根の小波スレートを張り替えた接合部や端部に
シーリング材を充填し、雨水の浸入経路を完全に遮断しました。
シーリング材とは?シーリング材とは、家の隙間やつなぎ目にぴったり詰める、家を守るカバーのことです。
窓や外壁の隙間に入れてあげることで、雨や風が入り込むのを防ぎます。
阪南市Y様邸の台風被害にあった工場の小波スレート屋根張り替え完了
こうして応急処置に頼っていた状態から、美観と防水性能を兼ね備えた恒久的な修理が完了し、安心して操業を続けられる屋根に生まれ変わりました。
穴の開いていた箇所は、二重になっているので安心ですね
!(^^)!雨漏りの心配も無くなりましたね。
阪南市Y様邸の工場で、台風により小波スレート屋根の棟板金が一部剥がれている箇所を発見しました。
棟板金とは?
棟板金とは、屋根のいちばん高い部分、屋根の“てっぺん”を覆う金属のカバーのこと。
雨漏りを防ぐため、棟板金の取り付け工事を実施しました。
阪南市Y様邸の台風被害にあった工場の、既存の棟板金を完全に撤去し、下地の貫板(ぬきいた)に損傷がないかを確認しました。
貫板とは?
貫板とは、屋根の棟に取り付ける木の板で、棟板金を固定する土台の役割をしている板です。
貫板は棟板金を固定するための下地材で、腐食している場合は交換を行います。
屋根頂部に棟板金を被せることで、左右のスレート材をつなぎ、雨水の侵入を完全に遮断します。
次に金槌でボルトを打ち込み、棟板金を貫板にしっかりと固定しました。
さらに電動ドライバーで下穴を開けてからビスを打ち込み、強固な取り付けを実現しました。
ビス穴には
シーリング材を充填し、雨水の侵入を防ぎます。
板金職人が現場で板金を必要な長さに切断し、専用の
板金ハサミで端部を折り加工しました。
板金ハサミとは?板金ハサミとは、金属の板を切るための専用のハサミのこと。
この折り加工により強度が増し、雨水の侵入防止と美観の向上を実現します。
加工した棟板金をミリ単位の精度で配置し、
水切り板金との接合部にもシーリング材を充填し雨水の侵入を防ぎました。
台風被害にあった阪南市Y様邸の工場の棟板金取り付け完了
阪南市Y様邸では、台風で被害を受けたシャッターボックスの修理も併せて行いました。
変形した部材の交換や調整作業を実施し、シャッター本体の開閉機能が正常に作動するかを入念に確認しました。
この修理により、工場の操業に支障のない状態へと復旧しました。
これをもちまして、今回の台風によって損傷を受けた工場の全ての修理工事が無事完了いたしました。
Y様には安心して操業を再開していただける状態になりました。
次に、阪南市Y様邸の塀の修理を行います。
阪南市Y様邸の塀の修理では、まず、交換用の新しい瓦と漆喰(しっくい)を現場に搬入しました。
長年の経年劣化と台風被害により多くの瓦が破損していたため、棟瓦と平瓦を交換することになりました。
作業では金槌で古い漆喰を慎重に剥がし、周囲の瓦を傷つけないよう注意しながら進めました。
日本の気候では寒暖差により漆喰にひび割れが生じやすいため、丁寧な下地処理が重要です。
古い漆喰や汚れをきれいに清掃した後、熟練の職人が水と粉末漆喰を適切な割合で練り合わせ、コテで美しく整えました。
新しい棟瓦は雨水が流れやすいよう少し傾斜をつけて設置し、錆びにくい銅線でしっかり固定しました。
銅線は柔軟性があり、建物の動きにも対応できる優れた固定材です。
こうして瓦と漆喰がしっかり結合し、雨水の侵入を防ぐ美しい塀が完成しました。
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阪南市Y様邸の塀の角部分では、瓦と瓦の間に隙間があり、そのまま放置すると隙間から雨水が侵入してしまい、塀の劣化を早めてしまう原因にもなります。
今回は、瓦の色に合わせた黒色の漆喰を使って丁寧に隙間を埋め、雨水から塀を守ります。
漆喰は、お城やお寺の屋根に詰められている白色の漆喰と、黒色の漆喰があります。
白色の漆喰は、外から見える部分に使用されます。
外から見える部分に白色の漆喰を使用することで見た目が綺麗に見えます。
一方、黒色の漆喰は、外から見えない内部や、漆喰をたくさん使う場合に使用します。
白色の漆喰と黒色の漆喰を比べると、黒色の漆喰の方が、安価になります。
場所や状況に合わせて、知識と経験のある瓦職人が漆喰の色を決め、適度な硬さに練り上げます。
漆喰の色を統一することで防水性能だけでなく、美観も向上させることができました。
こうして台風で被害を受けた塀の修理が無事完了し、瓦も美しく整った状態になりました。
お客様からは「
塀が元通りになり、きれいに仕上がって本当に良かったです」と嬉しいお言葉をいただきました。
今回の工事により、安心して長くお住まいいただける状態になりました。
台風被害にあった阪南市Y様邸の屋根を工事をするために足場を立てる
阪南市Y様邸の1階屋根修理では、高所作業の安全確保と作業効率向上のため足場を設置しました。
足場とは?
足場とは、屋根や外壁の工事をするときに、職人さんが安心して作業できるように建物のまわりに組む「作業用のステージ」のことです。
足場があると高い場所でも安定して立てて、また複数人の作業員が同時に移動できるので、細かいところまで丁寧に作業ができるんです。
足場がしっかりしていると、安全なのはもちろん、仕上がりもきれいになります。
足場は、お家を守るための大事な“サポート役”です。
まず足場職人が現場に資材を搬入し、事前調査で決定した設置方法と配置に基づいて組み立て作業を進めました。
足場の組み立て完了後、工事中の資材や瓦の破片などの飛散を防ぎ、近隣への配慮を徹底するため
メッシュシートを取り付けました。
メッシュシートとは?メッシュシートとは、足場のまわりに張りめぐらせる、細かい網目状のシートのこと。
これにより安全に作業できる環境が整い、周辺住民の方々にもご安心いただける状態で屋根修繕工事を開始できる準備が整いました。
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阪南市のY様邸では、台風で割れてしまった屋根の丸瓦の交換作業を行いました。
まず破損した丸瓦を、周りの瓦を傷つけないよう丁寧に取り外し、取り外した箇所をきれいに清掃しました。
その後、瓦と下地をしっかり密着させて防水性を高めるため、葺き土を適量盛りました。
これで安心して雨風をしのげる屋根に戻り、Y様にも喜んでいただけました。
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葺き土を整えたら新しい丸瓦を設置し、2箇所に穴を開けて銅線を通してしっかりと固定しました。
この銅線固定により、次の台風などの強風が来ても瓦が飛ばされる心配がなくなります。
反対側の屋根でも同じように割れた丸瓦を慎重に取り外し、清掃後に葺き土を盛って新しい丸瓦を設置しました。
瓦と瓦の隙間から雨水が入らないようにシーリング材を充填し、隙間を埋めました。
そして同様に銅線で確実に固定し、瓦の交換作業が完了しました。
阪南市のY様邸では、台風で割れた平瓦の交換を行いました。
平瓦とは?
平瓦とは、屋根の表面をつくる、平らな形をした瓦のことで、屋根の広い面にびっしりと並べて敷くことで、雨や風から家を守り、防水効果もあります。
まず瓦のサイズを正確に測り、適切な交換用瓦を選びました。
割れた瓦を慎重に取り外して葺き土を盛り、新しい平瓦を設置する際は、角度や位置をしっかり合わせることが大切です。
ずれると隙間ができて雨漏りの原因になってしまいます。
特に注意したのが谷樋周辺の瓦です。
ここは複数の屋根面から雨水が集まり、風の影響も受けやすいため、他の部分より負担が大きく破損しやすい箇所です。
慎重に瓦の交換作業を行い、1階屋根の修理が無事完了しました。
お客様からは「
屋根がきれいになって雨漏りの心配もなくなり、安心しました」と喜びのお言葉をいただきました。
阪南市のY様邸の2階瓦屋根は台風により深刻な被害を受けていました。
瓦のひび割れや破損、飛散した箇所が多数あり、雨水の侵入を防ぐため応急的にブルーシートで覆っていました。
ブルーシートを外すと、予想以上に広い範囲で平瓦が破損していることがわかりました。
めくれた瓦や割れた瓦が点在し、台風の威力の大きさを実感させられました。熟練の職人が周囲の瓦を傷つけないよう一枚ずつ丁寧に取り外し、下地の状態も確認しました。
阪南市のY様邸で棟と平瓦の取り合い部分の漆喰を詰め替え
棟部分と平瓦の接合部分に、真っ白な新しい漆喰を丁寧に詰め直し、美しく清潔感のある仕上がりとなりました。
阪南市で台風被害にあったY様邸の破損した平瓦を入れ替え
次にY様邸の被害にあった平瓦を新しく入れ替えるために葺き土を盛る作業です。
葺き土は水と混ぜて適度な硬さに練り上げますが、この品質と技術が屋根の耐久性を左右します。
葺き土は施工時は粘土状ですが、年月とともに乾燥して砂のようになり、固定力が弱まってしまいます。
葺き土の準備が整ったら、経験豊富な職人が平瓦を一枚ずつ慎重に設置します。
瓦の重なり幅を均等に保ち、雨水がスムーズに流れるよう勾配を意識しながら、適度な力加減で施工することが重要です。
屋根の腰上げ部分も台風で瓦が破損していたため、同様に修理しました。
腰上げとは?
腰上げとは屋根の一部を高く持ち上げる工法で、雨漏りしやすい重要な箇所です。
破損した瓦を慎重に除去し、下地を確認後、新しい葺き土と瓦で元通りに復旧しました。
こうして2階瓦屋根の修理工事が無事完了し、安心して暮らせる住まいに戻りました。
阪南市のY様邸では、台風被害の調査で銅製の雨樋の経年劣化が判明したため、耐久性と経済性に優れた塩ビ製雨樋への交換工事を行うことになりました。
まず熟練の作業員が安全帯を着用し、足場を確認しながら梯子で高所に上り、古い銅製雨樋を丁寧に取り外しました。
高所作業は危険を伴うため、安全管理を徹底して進めます。
次に新しい塩ビ製雨樋を建物の軒の長さに合わせて正確に採寸し、必要な長さに加工しました。
その後、屋根の軒先部分に雨樋を支える固定金具を適切な間隔で取り付けます。
固定金具は通常60cm程度の間隔で設置し、ステンレス製や亜鉛メッキ鋼板製のものを使用することで、雨樋の重量と風圧にしっかり耐えられる強度を確保します。
固定金具の取り付け後は、角度や高さを丁寧に微調整して雨水が効率よく流れるよう勾配をつけました。
この細かな調整作業が雨樋の機能性と長期間の安定性を左右する重要なポイントです。
加工した塩ビ製雨樋を慎重に設置し、固定金具の緩みがないか、勾配が適切か、継手部分に隙間がないかなど、多くの項目を詳しく点検しました。
さらに台風などの強風対策として、腐食に強く柔軟性のある銅線で雨樋をしっかり固定しました。
銅線は風による揺れを吸収しながら雨樋を守る優れた固定材です。
台風被害を経験されたY様邸では、このような追加の風対策が特に大切になります。
こうして軒樋の銅線固定まで完了し、雨樋交換工事が無事終わりました。
新しい塩ビ製雨樋は機能性と美観を兼ね備え、台風などの悪天候にも十分耐えられる仕様です。
Y様にもご満足いただき、今後15~20年程度は安心してお使いいただくことができます。
阪南市Y様邸の屋根と外壁の境界部分には、台風により運ばれてきた砂や落ち葉などが大量に堆積していました。
このような汚れを放置すると排水機能が阻害され、雨水がスムーズに流れなくなり、雨漏りの原因となってしまう可能性があります。
そこで工事完了後、この境界部分を丁寧に清掃し、堆積物をきれいに取り除きました。
屋根や雨樋の修理だけでなく、こうした細部まで丁寧に清掃を行うことで、建物全体を清潔な状態に回復することができます。
お客様に気持ちよく修理完了をお迎えいただけるよう、最後まで心を込めて作業させていただきました。
台風被害を受けた阪南市Y様邸の和室では、サッシを新しいものに交換することになりました。
搬入された最新の高性能サッシは断熱性や気密性に優れており、交換により快適性も大きく向上します。
新品のサッシを見て、Y様も安心されたご様子でした。
台風被害を受けた阪南市Y様邸で和室のサッシを入れ替え
阪南市Y様邸で和室のサッシを入れ替えるため、まず古い窓枠を電動ドライバーで取り外します。
今回は「斫り(はつり)工法」と呼ばれる方法を採用しました。
斫りと工法とは?
斫り工法とは、コンクリートやモルタルなどを削って取り除く作業で、外壁や内壁を一部壊して施工するため大掛かりな工事となりますが、新築と同じようにサッシを完全に入れ替えることができます。
古いサッシを取り外した後、新しいサッシ枠を取り付けます。
水平器でミリ単位の精度で水平・垂直を調整することが非常に重要です。
水平器とは?水平器とは、物がまっすぐになっているかを確認するための道具。
少しでも傾きがあると開閉がスムーズにできなかったり、隙間から雨漏りする恐れがあります。
熟練の職人が慎重に位置を調整し、ビスでしっかり固定しました。
新しいサッシ枠の取り付けが完了すると、まるで新築のような美しい仕上がりになりました。
正確な施工により開閉もスムーズで、気密性も大幅に向上し、お客様からは「和室の雰囲気が明るくなった」と大変喜んでいただけました。
阪南市Y様邸でサッシ入れ替えのため斫った箇所を修復
次に、窓枠を取り外す際にはつった外壁の
焼杉板を修復します。
焼杉板とは?焼き杉板とは、杉の板の表面を焼いた日本の伝統的な外壁材です。
まず欠損部分をメジャーでミリ単位まで正確に計測し、その寸法に合わせて加工した焼杉板を取り付けました。
この木材が新しいサッシを支える重要な下地となるため、強度と精度が求められます。
阪南市Y様邸の和室のサッシと外壁の隙間から雨水が侵入しないよう防水処理を行います。
まず養生テープを隙間の周囲に丁寧に貼り、シーリング材が不要な場所に付着しないよう保護しました。
その後、専用のシーリング材を隙間なく均一に充填します。
熟練の職人が一定の力加減でシーリングガンを操作し、美しく機能的な仕上がりを実現しました。
シーリング完了後は養生テープを取り外します。
阪南市Y様邸のサッシ入れ替えで斫ったサッシの下の部分を修復
最後に外壁の下側部分にも加工した木材を一つずつ丁寧に固定し、水平を確認しながらビスや釘で確実に取り付けました。
すべての木材の固定が完了し、サッシ取り付け工事が無事完了しました。
台風被害から始まった工事でしたが、新しいサッシと確実な防水処理により、以前よりも安心して暮らしていただけるお住まいに生まれ変わりました。
また、斫り工法で行ったサッシの入れ替えなので、「
和室が新築のようになった」と、お客様にお喜びいただけました
!(^^)!
阪南市Y様邸の和室の壁に開口部をあけ、新しい押し入れを設置させていただきました。
まず、熟練の大工職人が壁の寸法を正確に測定し、開口部を丁寧に開けていきます。
開口後、押し入れのサイズに合わせて板材を加工し、しっかりと固定して仕上げました。
これで、Y様邸の和室の押し入れ作成が完了しました。
工事完了後、Y様からは「
これで和室の収納スペースが充実し、大切な物を安全に保管できるようになりました」という嬉しいお言葉をいただきました。
阪南市のY様邸の門長屋の外壁に漆喰(しっくい)を塗る準備
阪南市のY様邸では、台風の影響で門長屋の外壁の漆喰(しっくい)にひび割れや剥がれが発生していました。
門長屋の外壁の漆喰は塗り替え時期が来ていたので、漆喰の塗り替えを行うことになりました。
今回は伝統的な白色漆喰を使用し、熟練した職人の手で丁寧に塗り替え工事を行いました。
末状の白色漆喰を、職人が水を加えて丁度良い硬さを見極めながら丁寧に練り上げます。
この練り作業が仕上がりの美しさを左右する重要なポイントです。
台風被害にあった阪南市Y様邸の外壁ににっくいを塗るため、熟練した左官職人が、
角コテと
中塗りコテを使い分けながら、梯子で安全に作業を進めます。
角コテとは?角コテとは、角のある部分をきれいに仕上げるためのコテのこと。
中塗りコテとは?中塗りコテとは仕上げの前の“中間の塗り”をするための道具。
塗装しない部分はブルーシートでしっかり養生し、周囲に漆喰がつかないようにし、コテを使って均一な厚みで漆喰を塗り重ねていきます。
台風被害にあった阪南市Y様邸の門長屋の反対側の外壁に漆喰を塗る
台風被害にあった阪南市Y様邸の門長屋の反対側の外壁に漆喰を塗ります。
職人が
手板に練りあがった白色の漆喰を適量とります。
手板とは?手板とは、材料を一時的にのせて持ち運ぶための板のこと。
左官職人が手板の漆喰をコテに取り、外壁に漆喰を塗り広げていきます。
均一な厚みで、ひび割れがわからなくなりましたね。
台風被害を受けた阪南市Y様邸の門長屋の外壁の漆喰塗り替え完了
台風被害を受けた阪南市Y様邸の門長屋の外壁の漆喰の塗り替えが完了しました。
真っ白な漆喰壁が完成し、台風で傷んでいた外壁が新築のような輝きを取り戻しました。
漆喰は乾燥後に硬化し、海に近い阪南市でも風雨からしっかりと建物を守ります。
「
こんなにきれいになるなんて思っていませんでした!」とY様にも大変お喜びいただけました。
これで安心して暮らしていただけます
(*^^*)
阪南市で台風被害にあったY様邸の門長屋の屋根の袖瓦を積み直し
阪南市で台風被害を受けたY様邸の門長屋の屋根の袖瓦の修理をご紹介します。
袖瓦が破損したまま放置すると、雨漏りの原因になります。
大切なお住まいを守るため、熟練した瓦職人が丁寧に修理を行いました。
まず破損した袖瓦を慎重に撤去します。
周囲の瓦を傷つけないよう、細心の注意を払います。
葺き土や下地の状態もしっかりチェックし、問題がないことを確認してから、新しい袖瓦を一枚ずつ積み上げていきます。
袖瓦を屋根の勾配に気を付けながら積み重ねていきます。
全て積み終えたら、袖瓦の積み替えは完了です。
職人の技術で、美しく安心できる仕上がりになりました。
台風被害にあったY様邸の門長屋の屋根の漆喰(しっくい)詰め替えの準備
台風被害を受けた阪南市Y様邸の門長屋で台風による漆喰(しっくい)の剥がれを修復しました。
漆喰が剥がれると、剥がれた隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因となってしまいます。
今回は外観の美しさを保つため、白色の漆喰を使用しました。
瓦職人が粉末状の漆喰を丁寧に水で練り上げ、適度な硬さに調整します。
この準備作業が仕上がりの美しさと耐久性を大きく左右する重要な工程です。
準備が整い、熟練の職人による漆喰詰め替え作業を開始します。
大切なお住まいを雨漏りからしっかりお守りします。
阪南市で台風被害にあった門長屋の屋根の漆喰(しっくい)詰め替え
阪南市Y様邸の門長屋で、台風により剥がれた棟と平瓦の取り合い部分の漆喰(しっくい)詰め替え工事を行いました。
漆喰が剥がれると隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因となってしまいます。
まず、剥がれかけている既存の漆喰を中途半端に残さず完全に除去し、下地を丁寧に清掃します。
この下地処理が新しい漆喰の密着性を高め、長持ちさせる大切なポイントです。
熟練の瓦職人がコテを使い、丁寧に漆喰を充填していきます。
隙間なくしっかり詰めることで雨水の侵入を防ぎますが、量が多すぎても雨漏りの原因になってしまいます。
職人の確かな技術で適切な量を見極めながら作業を進めます。
阪南市で台風被害にあった門長屋の屋根の漆喰(しっくい)詰め替えが完了
阪南市で台風被害にあった門長屋の屋根の漆喰(しっくい)詰め替えが完了しました。
真っ白な漆喰が美しく仕上がり、お住まいの美観を保ちながら、雨漏りからしっかりお守りします。
台風被害にあった阪南市Y様邸の鬼瓦と棟の取り合いの漆喰を詰め替え
阪南市Y様邸の門長屋、最後の工程は鬼瓦と棟の取り合い部分の漆喰詰め替えです。
この箇所も雨水の侵入を防ぐ重要なポイントになります。
既存の漆喰を丁寧に剥がし、下地を清掃してから新しい漆喰をしっかりと充填していきます。
阪南市Y様邸の門長屋、台風による屋根修復工事がすべて完了いたしました。漆喰の詰め替えにより、大切なお住まいをしっかりとお守りできる状態に。
熟練の職人が細部まで丁寧に作業を進め、鬼瓦と棟の取り合い部分の漆喰詰め替えが完了しました。
隙間なく美しく仕上がり、これで雨水の侵入を心配することなく、安心して雨の日をお過ごしいただけます。
台風被害にあった阪南市Y様邸の門長屋の屋根工事が完了しました。
これで、阪南市Y様邸の台風被害箇所の修理がすべて完了しました。
お客様より「外壁も綺麗になり、屋根も元通りになって良かった、これで雨が降っても安心ですね。」とのお喜びの声をいただきました。
台風や自然災害による屋根の被害は、早めの対応が大切です。
放置していると、雨漏りなどお二次災害が起こってしまいます。
漆喰の剥がれや瓦のズレなど、屋根のことで気になることがございましたら、お気軽に街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。
台風被害による各所修理工事
工期 22日間
工事価格 約379万円(税込)
(既存軒樋撤去工,作業用仮設足場組払い工,塩ビ製軒樋調整工,既存サッシ撤去・搬出工,荷揚げ費,同上産廃処分費,運搬費,諸経費含む)
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