
2025.10.09
こんにちは。街の屋根やさん岸和田店です。 阪南市にお住まいのY様邸より「台風で家と工場が被害にあって困っているんです」とのご相談をいただきました。 現場調査にお伺いし、工場を見せていただくと、屋根の小波スレートが剥がれている状態でした。外を見ると、竪樋が地面に落ちていたり、軒樋が…

こんにちは。
街の屋根やさん岸和田店です。
台風で屋根が損傷してお困りではありませんか?
先日、阪南市のY様より「家と工場が台風被害を受けた」とのご相談をいただきました。
現場調査にお伺いしたところ、現場調査では、瓦の割れや剥がれ、工場屋根の損傷、雨樋の脱落など、台風の深刻な被害を確認しました。
Y様邸では、劣化が進んだ銅製雨樋を耐久性に優れた塩ビ製雨樋に交換することになりました。
作業員が安全に配慮しながら、古い雨樋を撤去し、新しい軒樋を適切な長さに加工して設置しました。
固定金具でしっかりと雨樋を固定し、強風対策として銅線による追加固定も行い強風に備えました。
さらに、屋根と壁の間に溜まった砂やゴミも丁寧に清掃し、完璧な仕上がりを実現しました。
雨樋のことでお悩みのお客様は、街の屋根やさん岸和田店にご相談下さいね。
銅製の雨樋とは?
銅製雨樋は、純銅または銅合金で作られた高級な雨樋材料です。耐久性が非常に高く、適切にメンテナンスすれば50年以上使用できますが、価格が高く、経年により緑青(ろくしょう)が発生し、重量もあるため、現在では限定的に使用されています。
緑青(ろくしょう)とは、銅や青銅(どうぞう)などの表面に自然にできる「青緑色のさび」のこと。
阪南市Y様には、2種類の素材の雨樋がありました。
銅製雨樋と新しく設置する塩ビ製雨樋を比較すると・・・
一番の違いは、材質による違い。
銅製雨樋は重厚感がありますが、長年の使用により緑青が発生し、一部に腐食も見られました。
一方、塩ビ製雨樋は軽量で取り扱いやすく、加工も容易で、現場での調整が簡単に行えます。
材質の違いにより、耐久年数、価格、メンテナンス性が大きく異なります。
塩ビ製は15-20年程度の耐久性ですが、銅製は50年以上持つ反面、初期費用が約3-5倍高くなってしまいます。
現在の住宅では、コストパフォーマンスを重視して塩ビ製が主流となっています。
阪南市Y様邸での雨樋交換工事において、塩ビ製雨樋を建物の軒の長さに合わせて正確に採寸し、必要な長さに加工を行いました。
その後、屋根の軒先部分に雨樋を支える固定金具を適切な間隔で取り付けてから、加工した塩ビ製雨樋を慎重に設置します。
作業員が取り付けた固定金具の状態を入念に確認している様子で、金具の固定金合や角度調整を確認しています。
阪南市Y様邸での工事において、作業員が軒樋の固定金具を丁寧に調整している場面です。
固定金具の角度や高さを微調整することで、雨水が効率的に流れるように勾配を確保します。
この細かな調整作業が、雨樋の機能性と長期間の安定性を左右する重要な工程となります。
軒樋とは?
軒樋(のきどい)とは、屋根の軒先に水平に設置される雨樋の一部で、屋根から流れ落ちる雨水を受け取り、竪樋(たてどい)へと導く役割を果たします。
建物を雨水による被害から守る重要な設備で、適切な勾配をつけて設置することが必要です。
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