2026.09.19
泉佐野市にお住いの皆様、こんにちは。街の屋根やさん岸和田店です。泉佐野市で雨漏りにお困りの方はいらっしゃいませんか。 「天井にシミが出てきた」「台風のあとから雨の音がする」そんなとき、どうしたらいいのか不安になりますよね。 このページでは、泉佐野市で行った雨漏り修理の事例を、まと…

阪南市にお住まいのN様より、「キッチンの天井から雨漏り」とご相談いただきました。
キッチンの天井には雨染みがあり、天井裏を確認すると木材部分にも雨水が入り込んだ跡がありました。
屋根を調査してもらったところ、雨漏りが確認された箇所の瓦にズレや浮きがあり、棟瓦にもズレが見られるとのことでした。
また、谷樋周辺にも傷みが確認できたとのことでした。
そこで、屋根全体を葺き替えるのではなく、雨漏りが確認された1面を中心に部分的な葺き替えを行い、谷樋も補修することになりました。
今回の工事は、瓦屋根の部分葺き替えと谷樋補修で約85万円、工期は2日でした。





N様からご相談いただいたキッチンの天井には大きな雨染み☔がありました。
雨水が入り込んだ状態が続くと、天井材や木材などにさらに傷みが広がる可能性があります。そのため、雨染みなどが見られた場合は、早めに状態を確認することが大切です。
雨漏りが確認されたキッチン上の屋根を調査すると、野地板(のじいた)が傷んでおり、踏むと沈む箇所がありました。
野地板(のじいた)とは?
野地板は、屋根材の下にある板状の下地材です。瓦などの屋根材や防水シートを支える役割があります。
また、瓦にはズレや浮きが見られ、瓦の下にも隙間が確認できました。
棟瓦にもズレがあり、瓦の下には雨水が入り込んだ形跡も確認されました。
これらの状態から、瓦のズレや棟、谷樋周辺などが雨漏りにつながった可能性があると考え、部分的な葺き替えを行うことになりました。
今回は費用面も考慮し、雨漏りが確認された1面(黄色い点線で囲った部分)を中心に葺き替えを行います。
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まずは、既存の棟瓦と平瓦(ひらがわら)を丁寧に撤去しました。
瓦を取り外していくと、瓦の下にある葺き土(ふきつち)が雨水で濡れている状態が確認できました。
葺き土とは?
葺き土は、昔の瓦屋根で瓦を固定するためなどに使われていた粘土状の土です。瓦の下に敷かれているため、雨水が入り込むと濡れた状態になることがあります。
なお、今回は既存の棟瓦とのし瓦を再利用します。
そのため、撤去の際には古いコーキング材も丁寧に取り除き、再利用できる状態に整えました。
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谷樋周辺の瓦を取り除いて確認すると、周辺の葺き土が濡れている状態でした。
さらに、雨水が入り込んだと考えられる箇所には、葺き土が流れたような跡も確認できました。
谷樋は、屋根と屋根の境目にある雨水が集まりやすい部分です。
そのため、今回の雨漏り修理では、瓦の葺き替えだけでなく、雨水が集まりやすい谷樋周辺も補修することになりました。
瓦を撤去した後、瓦の下にある葺き土と桟木を取りはずしました。
葺き土とは、昔の瓦屋根で瓦を固定するためなどに使われていた粘土状の土です。
今回の屋根では、谷樋周辺の葺き土が濡れている状態が確認されていたため、傷みが見られた部分を撤去しました。
また、瓦を固定するために使われていた桟木も取りはずしました。
このように、瓦だけでなく、その下にある葺き土や桟木なども確認しながら、傷みが見られた部分を撤去していきます。
この後、新しい野地板を施工し、防水シート(ルーフィング)と新しい桟木を取り付けて、瓦を葺くための下地を整えていきます。
新しい野地板を施工した後、その上に防水シート(ルーフィング)を敷きました。
さらに、瓦を施工するための桟木を取り付けています。
新しい桟木が緑色をしているのは、防腐処理が施されているためです。
また今回は、屋根1面のみを部分的に葺き替えるため、新しい瓦と既存の瓦では色合いが変わります。
そのため、お家の外から見えやすい袖瓦は、景観を考慮して既存のものを残しました。
今回の雨漏り修理では、雨水が集まりやすい谷樋も補修しました。
谷樋周辺の葺き土が濡れていたことから、既存の谷樋を確認したうえで、撤去せずにその上から新しい板金を重ねるカバー工法で補修しました。
今回は必要な範囲を補修しています。
瓦屋根の雨漏り修理では、瓦だけでなく、谷樋や瓦との取り合い部分も確認することが大切です。
以前の瓦は青色の釉薬瓦でしたが、現在は同じ色・種類の瓦を入手しにくいことから、今回はいぶし瓦を採用しました。
いぶし瓦は、銀色の落ち着いた風合いが特徴の粘土瓦です。
瓦を葺く際には、水糸を使って位置を確認しながら、引掛桟瓦葺きで一枚ずつ施工していきます。
引掛桟瓦葺きは、瓦の裏側にあるツメを桟木に引っ掛けて固定する施工方法です。
今回は、既存の屋根との色合いも考慮しながら、部分葺き替えを進めました。
軒先部分には、瓦の形状によって「雀口(すずめぐち)」と呼ばれる三角形の隙間ができることがあります。
雀口とは?
瓦屋根の軒先にできる三角形の隙間のことです。瓦屋根の施工方法によって生じることがあります。
今回も軒先に隙間が確認されたため、軒先面戸を取り付けて塞ぎました。
軒先面戸は、雀口から鳥や小動物が入り込むことを防いだり、雨水が吹き込むのを抑えたりする役割があります。
谷樋周辺は屋根に降った雨水が集まるため、瓦との取り合い部分も丁寧に施工します。
今回は、瓦の側面に漆喰(しっくい)を施工して隙間を整えました。
また、谷樋に面する部分には、通常の平瓦ではなく袖瓦を使用しています。
部分葺き替えを行った後、棟の積み直しを行います。
棟部分も水糸を使って位置を確認しながら、水平を整えて施工しました。
まずは側面を整えながら漆喰(しっくい)を施工し、その上にのし瓦を重ねていきます。
のし瓦とは?
棟を形成するために、横方向へ重ねて施工する瓦のことです。
最後に半月型の棟瓦を戻し、瓦と瓦の隙間や屋根の突出部など、雨水が入り込みやすい部分にはシーリング材を充填しました。
シーリング材とは、瓦や外壁などの隙間を埋め、雨水が入り込むのを抑えるために使われる材料です。
既存の棟瓦とのし瓦を再利用しながら、今回の部分葺き替えに合わせて棟も整えています。
今回は、阪南市のN様邸で行った瓦屋根の雨漏り修理をご紹介しました。
雨漏りが確認された屋根1面を部分的に葺き替え、野地板・防水シート・桟木を新しく施工しました。さらに、雨水が集まりやすい谷樋をカバー工法で補修し、棟瓦も積み直しました。
瓦屋根の雨漏りは、瓦のズレだけでなく、谷樋や棟、瓦の下にある野地板など、複数の箇所を確認する必要があります。
「天井に雨染みができた」「雨が降ると天井が気になる」「瓦屋根の状態を一度見てほしい」など、屋根や雨漏りについて気になることがありましたら、まずは現地で状態を確認することをおすすめします。
街の屋根やさん岸和田店では、ご相談・現場調査・お見積り無料で承っています。
南大阪地域で、瓦屋根の雨漏り修理や部分葺き替え、谷樋の補修などをご検討の方は、お気軽に街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね。
阪南市N様より、お客様の声をいただきました。
➡阪南市で雨漏りの影響で屋根の一部を葺き替えたN様の声をご紹介
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