2026.10.29
こんにちは。街の屋根やさん岸和田店です。 台風のあとや、築年数がたってくると、「屋根の漆喰が剥がれているみたい」「どこまで直せばいいのかわからない」と、不安になりますよね。 和泉市のI様邸では、築70年の平屋の瓦屋根を点検し、冠瓦の脱落や平瓦の割れ、銅線の緩みなど、複数の傷みを確…

泉佐野市のI様より、勝手口の破損についてご相談をいただきました。
I様邸の屋根は、平成30年の台風後にも一度お見積もりをさせていただいたことがあり、今回、勝手口の点検と合わせて屋根も改めて確認することになりました。
I様邸は現在お住まいになっていない空き家の状態です。
そのため、I様からは「必要な箇所に絞って屋根を補修したい」とのご希望がありました。
屋根を点検すると、瓦の割れやズレ、棟の冠瓦の脱落、漆喰(しっくい)の傷みなど、複数の不具合が見つかりました。
そこで、それぞれの傷みの状態をご説明し、ご希望に合わせて必要な箇所を補修するプランをご提案しました。





泉佐野市のI様邸は、築約70年の木造平屋建てです。
屋根には、いぶし銀の和瓦が葺かれています。
いぶし銀の和瓦とは、焼き上げた瓦をいぶして、表面を銀色や灰色に仕上げた日本の伝統的な瓦のことです。
落ち着いた銀灰色の風合いが特徴で、一般的な塗装仕上げの屋根材とは異なり、塗装を必要としない瓦として使用されています。
長い年月を重ねた瓦屋根では、瓦のズレや割れ、漆喰の傷みなどが出てくることがあります。
漆喰とは、瓦屋根の棟などに使われている白い左官材料のことです。
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泉佐野市I様邸の屋根点検で、棟にある冠瓦が割れてしまい、内部の葺き土が見えている箇所を確認しました。
棟とは、屋根の面と面が合わさる山状の部分のことです。
冠瓦とは、棟の上部にかぶせる瓦で、内部の葺き土などを保護する役割があります。
葺き土とは、棟の瓦を支えるために、内部に詰められている土のことです。
葺き土がむき出しになっていると、雨水によって土が流れ出し、棟の内部が傷んでしまうおそれがあります。
そのまま放置すると、棟の崩れや雨漏りにつながる可能性もあるため、割れた冠瓦や周辺の瓦の状態を確認し、必要な補修を行うことが大切です。
I様邸の屋根点検では、棟の周辺にある瓦が欠けている箇所が確認できました。
瓦が欠ける原因には、長年の使用による傷みのほか、強風や飛来物の衝撃、地震の揺れ、凍害などがあります。
凍害とは、瓦にしみ込んだ水分が凍結して膨張し、その力によって瓦が割れたり欠けたりする現象です。
棟まわりの瓦が欠けると、内部の葺き土や漆喰が雨風にさらされやすくなります。
欠けている範囲や周辺の状態を確認し、傷みの程度に合わせた補修を検討することが大切です。
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点検をすると、隅棟の冠瓦が外れて落ちてしまい、内部のなんばん漆喰と葺き土がむき出しになっている箇所を確認しました。
隅棟とは、屋根の角から軒先に向かって斜めに下りていく棟のことです。
なんばん漆喰とは、屋根の棟部分などに使用される屋根用の材料です。
製品によって成分や特徴は異なり、棟内部の葺き土を保護するために使用されます。
今回の工事では、I様のご希望と屋根の状態を踏まえ、優先して補修が必要な箇所を中心に施工しました。
降り棟(くだりむね)の冠瓦が落ち、内部の葺き土となんばん漆喰が見えている箇所を確認しました。
降り棟とは、屋根のてっぺんにある大棟から、屋根の角に沿って軒先へ向かって下りていく棟のことです。
降り棟の冠瓦が外れた部分では、内部の葺き土やなんばん漆喰が露出していました。
さらに、反対側の降り棟でも冠瓦が落ちている状態でした。
両側の降り棟に傷みが見られたため、それぞれの状態を確認し、必要な補修を行うことになりました。
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点検では、袖瓦を固定している銅線にも傷みが見られました。
袖瓦とは、屋根の側面にあたるケラバ部分に取り付けられている瓦のことです。
銅線とは、銅で作られた細い金属の線のことです。
屋根の端にある袖瓦は風の影響を受けやすく、固定している銅線も長年の使用によって劣化することがあります。
そのため、銅線の状態だけでなく、袖瓦がしっかり固定されているかも確認することが大切です。
屋根の角にあたる隅棟で、冠瓦と冠瓦のあいだにすき間が開いている箇所を確認しました。
冠瓦は、棟内部の葺き土や漆喰を雨風から守る役割があります。
冠瓦のあいだにすき間ができると、内部に雨水が入り込むおそれがあるため、周辺の瓦も含めて状態を確認する必要があります。
すき間が開く原因としては、長年の使用による傷みのほか、強風や地震の揺れによって瓦がずれてしまったことなどが考えられます。
冠瓦のすき間だけでなく、周辺の瓦や棟内部の状態も確認し、傷みの程度に合わせた補修を検討することが大切です。
屋根の点検中に、平瓦が割れている箇所を見つけました。
平瓦とは、屋根の面にずらりと並べて葺いていく瓦のことで、降ってきた雨水を軒先へ流す大切な役割を担っています。
瓦が割れたままだと、その部分から雨水が入り込むおそれがあります。
瓦を固定している銅線に緩みが見られました。
銅線は瓦が動かないように留めるための部材で、長年の使用などによって緩むことがあります。
銅線が緩んでいると瓦が動きやすくなるため、固定状態を確認して必要な箇所を締め直すことが大切です。
I様邸の屋根には、銅製の谷樋が取り付けられていました。
谷樋とは、屋根と屋根が合わさる谷の部分に設けられ、集まった雨水を流し落とすための部材です。
今回の点検では、銅製の谷樋に穴が開いている箇所を確認しました。
銅製の谷樋は、長年の使用によって腐食や穴あきが生じることがあります。
穴から雨水が入り込むと、屋根内部の木材などを傷めるおそれがあるため、穴の位置や周辺の状態を確認して補修方法を検討しました。
I様から、屋根の上に設置されているアンテナについても、現在使用していないため、撤去・処分してほしいとのご希望がありました。
そのため、今回の屋根補修工事に合わせて、アンテナの撤去・処分も行うことになりました。
屋根全体を確認すると、ほかにも漆喰の剥がれや劣化が見られる箇所がありました。
I様には、それぞれの傷みについてご説明し、漆喰の詰め直しや瓦のコーキング補修など、必要な箇所を中心とした修繕をご提案しました。
I様邸の瓦屋根修繕工事は、棟にある割れた冠瓦の取り外しから始めました。
割れた冠瓦をそのままにしておくと、内部の葺き土や漆喰が雨風にさらされやすくなります。
傷んだ冠瓦を取り外し、内部や周辺の状態を確認しながら、必要な箇所を補修していきます。
棟に取り付けられた冠瓦の先端に漆喰を詰めて補修しました。
今回は、I様のご希望に合わせて、傷みが確認された箇所を中心に補修を進めています。
屋根全体を葺き替えるのではなく、必要な部分に絞って修繕する工事となりました。
棟と鬼瓦のあいだに漆喰を詰めて補修しました。
鬼瓦(おにがわら)とは、棟の端に取り付ける大きな飾り瓦のことです。
屋根の装飾として使われ、古くから魔除けや厄除けの意味も込められています。
今回は、屋根の外から見える部分に白色の漆喰を使用しました。
棟と鬼瓦の継ぎ目は、雨水が入り込むおそれがある部分です。
傷みの状態を確認し、漆喰を詰めて仕上げました。
I様邸の瓦屋根では、棟を留めている銅線に緩みが見られたため、締め直して固定しました。
また、屋根の端に取り付けられている袖瓦についても、固定している銅線を締め直しました。
長年の使用によって緩んでいた銅線を整え、瓦の固定状態を確認しました。
三つ又棟にある鬼瓦との継ぎ目にも、漆喰を詰めて補修しました。
三つ又棟(みつまたむね)とは、三方向から伸びてきた棟が一か所で合わさる部分のことです。
屋根の形状によって見られる棟の一つです。
泉佐野市I様邸の瓦屋根修繕工事が完了しました。
今回は、空き家の瓦屋根を全面的に葺き替えるのではなく、I様のご希望に合わせて、傷みが確認された箇所を中心に部分補修しました。
割れた瓦のコーキング補修や棟まわりの漆喰詰め、銅線の締め直し、谷樋の穴あき補修などを行いました。
また、屋根上にあった不要なアンテナの撤去・処分も実施しました。
空き家の屋根は、全体を葺き替えるだけでなく、傷みの程度やご希望に合わせて必要な箇所を補修する方法もあります。
長期間そのままにしておくと、傷みが進んでしまうこともあるため、定期的に専門業者に点検を依頼することが大切です。
空き家の瓦屋根の点検や部分補修をご検討中の方は、街の屋根やさん岸和田店までお気軽にご相談くださいね!(^^)!
【屋根補修工事】
工期 2日間
工事価格 約89万円(税込)
(平部ずれ瓦コーキング工、⻤⽡際コーキング棟取合い漆喰⼯他、諸経費含む)
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