2026.10.30
こんにちは。街の屋根やさん岸和田店です。 毎日のように使う勝手口は、気づかないうちに傷みが進みやすい場所です。「扉がガタついてきた」「すき間風が気になる」「まわりの木が傷んでいるみたいで心配」と、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。 実は、扉だけを新しくしても、まわりの…

泉佐野市で築約70年の木造平屋にお住まいのI様より、勝手口の交換についてご相談をいただきました。
I様邸では勝手口が2か所破損しており、そのうち、ガラスを割られて侵入被害に遭った勝手口の交換をご希望されたことが工事のきっかけです。
また、奥側の勝手口では、扉だけでなく周囲の木製柱にも傷みが見られたため、木材の補強が必要な状態でした。
現場調査では、柱や鴨居、ドア枠まわりの状態も確認し、傷んだ木材を補強してから新しい勝手口の扉を取り付けることになりました。
工事費用は約31万円、工期は4日間です。





泉佐野市のI様邸より、「勝手口が壊れた!」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いしました。
現地では、まず2か所の勝手口の状態を確認しました。
勝手口とは、台所まわりなどから外へ出入りするための、家の裏口のことです。
毎日のように開け閉めする場所なので、扉やまわりの枠がこわれると、使いにくいだけでなく、防犯の面でも心配になります。
そこで今回は、2か所の勝手口について、扉のこわれ方はもちろん、まわりの木の部分や壁の様子まで、くわしく調べました。
勝手口の木製柱を確認すると、ドアとの間にすき間があり、柱の下部には腐食や欠けが見られました。
木材は、雨水や湿気の影響を受けることで、徐々に傷んでしまう場合があります。
傷みが進んだ木材は、強度が低下する可能性もあるため、表面だけでなく周囲の状態も確認しておくことが大切です。
勝手口の内側を調べると、ドア上部の漆喰(しっくい)が剥がれ、内部の下地が見えている箇所がありました。
漆喰とは、消石灰などを主原料とした塗り壁材です。
昔ながらの木造住宅の壁などに使われており、年月の経過や下地の状態、湿気などによって剥がれることがあります。
今回は、剥がれた部分だけでなく、周囲の壁面にも傷みがないか確認しました。
別の箇所の勝手口でも、ドアと木製柱の間にすき間ができていました。
柱の根元付近には木材の腐食や欠けも見られ、傷みの程度を確認する必要がありました。
このように柱の根元まで傷みが見られる場合は、扉だけでなく、ドアを支える周囲の木材の状態も確認することが大切です。
新しい扉を取り付けるため、既存の木材の傷み具合を確認したうえで、補修方法を検討しました。
勝手口のドア上部にある鴨居(かもい)にも、腐食やひび割れが見られました。
鴨居とは、出入口や窓の上部に取り付けられた横向きの木材です。
木材の傷みが進んでいる場合、新しい扉を取り付ける前に、周囲の下地を整える必要があります。
勝手口の内側を調査すると、扉の脇にある柱にも傷みが確認できました。
また、天井板がなく、屋根を支える垂木(たるき)が見える状態でした。
垂木とは、屋根の下地を支えるために並べられた木材のことです。
今回は、露出している垂木や周囲の木材についても、傷みがないか確認しました。
ドア枠の上側に施工されたモルタルには、ひび割れが確認できました。
モルタルとは、セメントと砂を水で練り混ぜて作る建築材料のことです。
このようなひび割れは、建築用語でクラックと呼ばれます。
モルタルのひび割れは、幅や深さ、発生している場所によって補修方法が異なります。
そのため、ひび割れた部分だけでなく、周辺の仕上げ材にも傷みがないかを確認しました。
現場調査で確認した勝手口の傷みや木材の状態をもとに、扉の交換と周囲の木材補強を含めた改修工事をご提案しました。
後日、お見積書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
新しい勝手口を取り付ける前に、まずは補強に使用する木材を加工します。
現場の寸法に合わせて木材を切り出し、電動かんなを使って表面の凹凸を削り、平らに整えました。
電動かんなとは、電気の力で刃を回転させ、木材の表面を削って滑らかにする工具です。
木材の表面を整えることで、補強材を組み合わせやすくなります。
電動かんなで大まかに整えた木材は、手かんなを使って細かな部分を仕上げます。
手かんなは、職人が手作業で木材を少しずつ削り、表面や角の形を整える工具です。
木材の凹凸を確認しながら加工することで、補強材同士を組み合わせやすくします。
続いて、のみとかなづちを使い、木材同士を組み合わせる部分を加工しました。
のみは木材に溝や切り欠きを作る刃物で、かなづちはのみの柄頭をたたいて木材を削るための道具です。
職人が少しずつ削りながら、補強材を組み合わせるための形を整えていきます。
電動かんなや手かんなで表面を整え、のみとかなづちで接合部分を加工し、補強用の木材がそろいました。
それぞれの木材を現場の寸法に合わせて加工することで、組み立て作業に進む準備が整いました。
現場の寸法に合わせて加工した木材を組み合わせ、既存の桁(けた)や梁(はり)の周囲に補強用の木材を取り付けました。
桁とは、建物の柱と柱の間に水平に渡して、屋根や床などを支える横向きの構造材のことです。
梁とは、、柱と柱の間に水平に架け渡し、建物の屋根や床などの重さを支える横向きの構造材のことです。
傷みが見られた部分を補強し、新しい勝手口を取り付けるための下地を整えていきます。
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組み合わせた木材の接合部分は、羽子板ボルトを使って固定しました。
羽子板ボルトとは、木材同士の接合部を補強するための金具です。
板状の金具を木材に取り付け、ボルトで締め付けることで、木材同士の接合部分を固定します。
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現場の寸法に合わせて加工した木材を組み合わせ、既存の桁や梁の周囲に補強用の木材を胴縁(どうぶち)を取り付けました。
傷みが見られた部分を補強し、新しい勝手口を取り付けるための下地を整えていきます。
胴縁は、柱などに横向きに取り付ける細長い木材で、今回は添木と組み合わせて固定しました。
添木は、傷んだ柱に沿わせて取り付ける補強用の木材です。
柱の根元部分を補強し、勝手口まわりの下地を整えました。
現場の寸法に合わせて加工した木材を組み立て、羽子板ボルトや添木、胴縁を使って固定しました。
これで、新しいドアを取り付けるための下地が整いました。
完成後には見えなくなる部分ですが、勝手口交換を行ううえで大切な工程です。
木材の補強を終えた鴨居まわりには、モルタルを塗って壁面を補修しました。
モルタルで壁面を整え、新しい勝手口を取り付ける工程へと進みます。
木材の補強と壁面の補修を終え、新しい勝手口の扉を取り付けました。
これで、泉佐野市I様邸の勝手口交換工事が完了です。
今回の工事では、築約70年の木造住宅で、傷んだ勝手口まわりの木材を加工・補強し、新しい扉を取り付けました。
古い木造住宅では、勝手口の扉だけでなく、周囲の柱や鴨居にも傷みが見られることがあります。
勝手口の交換を検討する際は、扉だけでなく、ドア枠や周囲の木材の状態も確認してもらいましょう。
「勝手口の扉が壊れた」「ドア枠や柱の木材が傷んでいる」「古い勝手口を新しくしたい」などのお困りごとはありませんか?
街の屋根やさん岸和田店では、勝手口の交換だけでなく、周囲の木材補修や住宅のリフォームにも対応しています。
ご相談・現場調査・お見積りは無料です。
気になることがございましたら、お気軽に街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね。
【勝手口改修工事】
工期 4日間
工事価格 約31万円(税込)
(化粧柱撤去工、⼊替⽤柱・受梁材、既存建具撤去工、同上施工費、諸経費含む)
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