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岸和田市で雨漏りに悩まされて屋根を葺き替えることになりました

岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！

皆さまの中に「屋根の葺き替え」をご検討されている方はおられますか？
屋根の葺き替えとは、今ある屋根材を撤去して新しい屋根材に葺き替えることです。

昔建てられた住宅の屋根は、「葺き土」と呼ばれる土を下地に敷いて瓦を葺いていることが多く、屋根に相当な重量があります。
屋根が重いと建物の重心が高くなりますので、地震の揺れが発生した時に振り子のように大きく揺れてしまうので、不利になります。
南海トラフ大地震などの巨大地震がいつ襲ってくるか分からないので「できる限り備えたい」という方も多いのではないでしょうか。

岸和田市にお住いのS様は2年ほど前から雨漏りに悩まされていて、屋根自体も老朽化していたので葺き替えをご検討されていました。
今回の現場ブログでは、S様邸の瓦屋根の現地調査の様子をご紹介しますので、瓦屋根の葺き替えをご検討されている方は是非参考にしてくださいね！

岸和田市S様邸の瓦屋根の現地調査の様子

岸和田市S様邸の基本情報

■木造・2階建て

■築年数・・50年

■屋根・・土葺きの瓦屋根

☆2年前から雨漏りしていて、屋根の老朽化も進んでいました。雨漏りを止めて安心して暮らせるようにスレート葺きの屋根に葺き替えることになりました。

※スレートとは・・薄型・軽量の板状の屋根材のこと

S様邸は木造・2階建てで、土葺きの瓦屋根です。

2年前から雨漏りが発生している状態で、雨漏り修理もご検討されたそうですが、屋根の老朽化が進んでいると感じて葺き替えようとご検討されていました。

屋根の葺き替えでは「金属屋根」「瓦屋根」「スレート屋根」など、使用する屋根材をお選びいただけますが、様々な角度から検討し、費用面や耐震面を考慮してスレート葺きの屋根に葺き替えることになりました。
下地の土を下ろして軽量なスレートに葺き替えるので、地震が発生した時にも建物が倒壊しにくくなります。

屋根の葺き替えについてはこちら
➡　屋根葺き替えで不安を解消しませんか?

スレートについてはこちら
➡　スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法

まずはどこから雨水が入っているか確認しました

S様邸の屋根の状況を確認すると、雨漏りの原因がすぐに分かりました。
それは「瓦のズレ」です。

屋根面の瓦が大きくズレて隙間があいている状態です！

屋根面は雨水が流れる経路になっていますので、隙間があくと雨水が流れ込んでしまいます！また、軒先（屋根の流れの一番低いところ）に近いところで瓦がズレると入る雨水の量が多くなってしまいます。
※屋根の高い位置に落ちてきた雨水が軒先に集まるため

屋根全体を隅々調査します！

S様邸の屋根は全体的に瓦がズレていました！

土葺きの屋根は下地に粘り気のある土を敷いて瓦を密着させて固定しているのですが、経年で土が乾燥してくると瓦との間に隙間ができて固定力が弱くなってしまいます。そうすると、瓦がズレやすくなるのです・・。

瓦がズレて隙間が生じ、瓦の内側に雨水が入ると、雨漏りしていなくても下地の野地板を傷めて屋根全体の耐久性が低下してしまいます。

袖瓦も大きくズレて隙間があいていました！

袖瓦とは、屋根の流れ方向の一番端の瓦のことです。

S様邸は袖瓦の下は軒天（外壁より突き出た屋根の裏面のこと）になっていますので、瓦がズレても部屋内に雨漏りすることは少ないですが、瓦の固定力が低下したままだと強風や地震の揺れで瓦が落下する危険性があります。

S様邸の屋根は葺き土が乾燥して痩せてきている状態で、瓦がズレて全体的に波打っている状態でした。

また、屋根の上を歩くとふわふわと動いて頼りない部分があったので、下地の野地板も傷んでいる可能性があります。
傷んだ下地の野地板を再利用して葺き替えても屋根自体の耐久性を維持できないので、丈夫で強度のある構造用合板の野地板を設置して屋根を葺き替えるご提案をさせていただきました。

また、既存の野地板を撤去して張り替えると「撤去・処分費」がかかってきますので、既存の下地の上に新しい下地を設置する内容です。

S様邸の屋根葺き替えで使用する屋根材は「スレート」です。

スレートとは、厚みが約5mmほどの板状の屋根材のことで、「カラーベスト」「コロニアル」とも呼ばれています。
セメントと繊維質が主原料ですので、雨水から守るために10年～15年に一度の間隔で塗り替えをしないといけないのですが、
他の屋根材に比べると費用面で低価格で施工でき、万が一メンテナンスが必要になった時も対処しやすいという利点があります。

また、屋根の軽量化を図ることができますので、地震に強い屋根になります。

その他の工事・外壁塗装

屋根の葺き替えでは建物の周囲に足場を設置します。

「足場を設置するなら」と、外壁塗装のご相談もいただき、塗装することになりました。

外壁も雨漏りなどの被害を防ぐために定期的な塗り替えが必要です。また、塗装することで美観性を維持することができます。

足場を設置するタイミングで足場が必要な工事を行うと、足場の費用が一度で済みますので、屋根工事をご検討されている方は、まずはお住い全体をきちんと点検して、必要なメンテナンスがないか確認しましょう。

足場についての記事はこちら
➡　一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事

その他の工事・玄関庇の修理

S様邸の玄関庇は経年で劣化が進んで天井板が剥がれて木部も腐食していました。

外壁を塗装してきれいになった時に、傷んだ玄関庇がそのままだととても目立ってしまいます！

工事の際に、庇の屋根をガルバリウム鋼板という耐久性のある鋼板に張り替えて傷んだ木部も交換することになりました。

その他の工事・ベランダの入替

S様が屋根と共に心配されていたのがベランダです。

S様邸のベランダは鉄製で、経年で錆が発生して穴があき、耐久性が低下している状態でした。

「見た目も悪いし倒れないか心配なので撤去してほしい」とのご希望で、ベランダを撤去してアルミ製のテラス屋根を設置することになりました。

※ベランダの下で洗濯物を干しているので、屋根は必要だということでテラス屋根をご提案させていただきました。

岸和田市S様邸の工事のご提案内容

岸和田市S様邸の工事のご提案内容

■屋根の葺き替え（瓦からスレートに）

■外壁塗装

■玄関庇の修理

■ベランダを撤去してテラス屋根に入替

以上の内容で工事を行いました！
次は工事着工の様子からご紹介させていただきます。

お楽しみに～(*^-^*)

岸和田市S様邸で行った工事の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい

ベランダの撤去　➡　岸和田市の老朽化した鉄骨造のベランダを解体して撤去しました！

屋根の解体　➡　岸和田市の屋根の葺き替えで土と瓦を下ろして野地板を張りました

スレート葺き　➡　岸和田市の屋根の改質アスファルトルーフィング敷きとスレート葺き

壁際水切りの仕舞　➡　岸和田市の屋根葺き替えで壁際水切りの仕舞をしました！

玄関庇の修理　➡　岸和田市の玄関庇を修理！ガルバリウム鋼板で仕上げました！

塗装前の作業　➡　岸和田市の塗装前の高圧洗浄やケレン、養生の様子をご紹介！

外壁塗装　➡　岸和田市のモルタル外壁を日本ペイントのパーフェクトトップで塗装

付帯部の塗装　➡　岸和田市で行った付帯部のケレンと塗装の様子をご紹介！

アルミテラスの設置　➡　岸和田市の老朽化した鉄製のベランダを撤去しアルミテラスを設置！

屋根葺き替えの施工事例　➡　岸和田市の屋根葺き替えの施工事例！スレートに葺き替えました！

屋根の葺き替えをご検討されている方へ

「台風や地震が怖いから瓦が飛ばないように葺き替えたいな」

「地震の時に建物が倒れないように屋根を葺き替えて軽くしたい」

「屋根が傷んできたので葺き替えたい」

等、屋根の葺き替えをご検討されている方は街の屋根やさん岸和田店にご相談ください！
建物の構造に詳しい担当の者がお伺いして、皆さまの大切なお住まいが長持ちするようにより良いご提案をさせていただきます。