岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！

皆さまのお家の玄関庇はどんな形状ですか？

庇とは、窓や玄関、開口部の上に設置されている雨除けや日除けの役割りがある小さな屋根のことです。
普段は当たり前のように使っていますが、もし玄関庇がないと玄関に雨水が吹き込んだり、雨の日の出入りがとても不便です。
また、玄関に日差しが直接あたって内部の温度を上げてしまいます。

今回の現場ブログでは、古くなった玄関庇の修理の様子をご紹介します。

「玄関の庇が傷んでボロボロになっている」
「玄関庇の木部が落ちそうになっている」
など、玄関庇の劣化が気になっている方は是非参考にしてくださいね！


玄関庇については下記のリンクでも詳しくご紹介しています
➡　お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

岸和田市S様邸の玄関庇の劣化状況

S様邸の玄関庇の仕上には、カラー鋼板を張っていましたが、経年で錆つき、穴が開いている状態でした！


カラー鋼板ってなに？
カラー鋼板とは、表面を塗装して意匠性・防水性を加えた鋼板のことです。
表面の塗膜が傷んで剥がれてくると、鉄部が空気と水に触れて酸化し、錆が発生するので、定期的な塗り替えが必要です。
錆が発生すると次第に広がり、穴があいてしまうので、早め早めのメンテナンスを心がけましょう！

S様邸の玄関庇は錆が進行して穴が開いていたので、この工事で錆に強いガルバリウム鋼板に交換することになりました。


ガルバリウム鋼板は錆びに強くて耐久性のある鋼板です！
➡　屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットを徹底解説

岸和田市S様邸の玄関庇修理のご提案内容

岸和田市S様邸玄関庇修理工事の様子

それでは、岸和田市S様邸の玄関庇の修理の様子をご紹介します。

まずは錆びついたカラー鋼板を撤去しました。
玄関庇の下地は屋根と同じく「杉のバラ板」でした。既存の下地（杉のバラ板）はそのまま残して、
上に構造用合板という強度のある合板を張って新しい下地を設置します。

続いて玄関庇の上に構造用合板を張って新しい下地を設置し、ルーフィングを敷いて防水しました。


下地が丈夫になると、上に葺くガルバリウム鋼板をしっかりと固定することができます。
ルーフィングとは、耐久性のある防水シートのことで、住宅の屋根の葺き替えでも使用されています。

ルーフィングでしっかりと防水させていただいたので、以前のように玄関庇内部に雨水が廻る心配がなくなりました。
この上に錆に強いガルバリウム鋼板を葺くので、耐久性が向上します！


ルーフィングについて詳しくご紹介した記事です
➡　雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

玄関庇の修理完了後、天井を塗装して仕上げました。

天井に張ったケイカル板は水に強いですが、汚れやすいというデメリットがあるため、塗膜で保護しています。また、塗装することで雨水からも守られますので、長持ちします。

木部が朽ちてボロボロになっていた玄関庇が美しく生まれかわりました！

岸和田市S様邸の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい

現地調査　➡　岸和田市で雨漏りに悩まされて屋根を葺き替えることになりました

ベランダの撤去　➡　岸和田市の老朽化した鉄骨造のベランダを解体して撤去しました！

屋根の解体　➡　岸和田市の屋根の葺き替えで土と瓦を下ろして野地板を張りました

スレート葺き　➡　岸和田市の屋根の改質アスファルトルーフィング敷きとスレート葺き

壁際水切りの仕舞　➡　岸和田市の屋根葺き替えで壁際水切りの仕舞をしました！

塗装前の作業　➡　岸和田市の塗装前の高圧洗浄やケレン、養生の様子をご紹介！

外壁塗装　➡　岸和田市のモルタル外壁を日本ペイントのパーフェクトトップで塗装

付帯部の塗装　➡　岸和田市で行った付帯部のケレンと塗装の様子をご紹介！

アルミテラスの設置　➡　岸和田市の老朽化した鉄製のベランダを撤去しアルミテラスを設置！

玄関庇修理の施工事例はこちら　➡　岸和田市の劣化した玄関庇の修理でガルバリウム鋼板を葺きました！

屋根葺き替えの施工事例　➡　岸和田市の屋根葺き替えの施工事例！スレートに葺き替えました！

玄関庇の修理をご検討されている方へ