岸和田市の雨漏り/縁側の天井に広範囲にわたり雨染みが広がっていました | 岸和田、和泉市で屋根の補修・リフォームなら街の屋根やさん

HOME
現場ブログ
岸和田市の雨漏り/縁側の天井に広範囲にわたり雨染みが広がっていました

岸和田市の雨漏り調査の様子をご紹介します。

築100年近い住宅で、立派な日本瓦の住宅です。以前から縁側で雨漏りしており、一度修理をされてその時の雨漏りは止まったそうですが、今度は縁側の反対側に雨漏りが発生しました。

築年数が経った住宅の屋根は、雨漏り修理をしてその部分の雨漏りは止まっても、別のところからまた雨漏りすることがあります。屋根全体が経年劣化で傷んできているので、雨漏りのリスクが高まっている状態だからです。

至る所で雨漏りが発生し、長年雨漏りに悩まされた結果、屋根を葺き替えられた方もいらっしゃいます。

まずは、雨漏りの状況を確認しました。

縁側の天井の広範囲にわたり雨染みが広がっていました。

天井から出てきた雨水が柱を伝い、お部屋の障子まで染み込んでいました。

雨漏りしている縁側の上の屋根（下屋）を確認しました。

築100年近いということですが、漆喰の詰め替えなど、メンテナンスをされているということで思った以上にきれいな状態でした。ですが、やはり劣化が無いわけではなく、雨漏りしそうな部分がありました。

黄色い点線部分は瓦がズレたことにより隙間が開いてしまった状態です。

建てられてから何十年も経過している住宅の屋根は、土葺きという工法で葺かれている屋根が多く、釘をあまり使わず土を接着剤代わりにして瓦を葺いています。

土葺きの屋根は、土が健全で粘りがあるうちは瓦は留まっていますが、経年劣化で土が痩せたり流れたり、水が廻ったりすると（地震などの揺れを含む）土と瓦が離れてズレたり浮いたりしてきます。このズレが大きいと、瓦の間に隙間ができて、そこから雨が入って雨漏りの原因になります。

隙間が開いているのが分かりやすい部分に印（黄色い点線）を入れましたが、屋根全体がこのような状態になっていました。

こちらのお宅の屋根は、大屋根に雨樋が無く、屋根に落ちた雨水がそのまま下屋に落ちる形状です。

本来なら雨樋が雨を受けてくれるのですが、雨樋が無いため雨が瓦の上に落ちるので、激しい雨の時は跳ね返りの雨水が瓦の隙間から浸入してる可能性がありました。また、横降りや吹上げの雨の時も瓦の隙間から雨水が入っている状況です。

ご相談・現場調査・お見積もりは無料です！

【お電話はこちら(9時～19時)】
➡0120-169-747
【メールはこちら(24時間受付中)】
➡お問合せフォーム

【お問い合わせから工事までの流れ・金額について】
➡安心してお問い合わせ頂く為に、リフォームに関する小さな不安を解消！
【アフターフォローについて】
➡街の屋根やさん岸和田店の屋根工事やリフォームのアフターフォロー