岸和田市にお住いされている方の中に雨漏りでお困りの方はおられますか？

雨の日に天井から雨水が落ちてくると心配になりますね・・・。
雨漏りは目に見えるところに出てくると見つけやすいですが、場合によっては目に見えない天井裏や壁の内側で進行していることがあります。
雨の日に天井裏から雨音がしたり、お部屋の中がカビ臭くなることがあれば雨漏りしている可能性もありますので、街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね！

岸和田市の工場で発生した雨漏りの現地調査について

雨漏り箇所の様子

雨漏り箇所を確認させていただきました。

雨漏りしているのは出入り口の横にある腰窓の上の天井です。
壁付の照明器具の上に雨水がポタポタと落ちてきたので、蛍光灯を外して対処されていました。

外部から調査を行いました！

雨漏りの原因を探るため、外部から調査を行いました。

雨漏りしているのは出入り口の横の腰窓の上の天井です。
雨漏り箇所よりも上で何かしらの不具合が生じて雨漏りしています！

雨漏りの原因の可能性がある箇所  

1．波型スレートの屋根
2．屋根から下りてきている配線カバー
3．出入り口の上の庇
4．電気メーター周り
5．波型スレートの外壁
6．雨樋（軒樋）

怪しい箇所を順番に確認していきました。では調査の様子を一緒に見ていきましょう！

1．波型スレートの屋根

2．屋根から下りてきている配線カバー

こちらの工場は屋根に電気の引込線を這わせて内部に取り込んでいます。

引込線を保護するためにジャバラのカバーを取り付けているのですが、ズレて配線との間に隙間があいていました。
配線との間の隙間から雨水が流れ込んでいる可能性があり、天井裏でカバーが割れていると雨漏りしてしまいます！

ここは雨漏りの原因の可能性があるため、配管カバーの取り合いにシーリングを充填して雨水の浸入を防ぐことになりました。

3．出入り口の上の庇

出入り口の上の庇付近からも雨水が入る可能性があったので確認しました。

庇とは、窓の上や開口部の上に取り付ける小さな屋根のことです。

庇は外壁に開口をあけて取付けられていますので、取り合い部分をきちんと雨仕舞（あまじまい）しないと雨水が入ってしまいます。
確認すると、外壁と庇の取り合いに充填されているコーキングが傷んで割れている状態でした！
劣化したコーキングを撤去してから打ち替えてしっかりと防水します。
※コーキングとは、防水する際や屋根修理の際に使用する充填剤のことです。


【コーキングについて詳しくはこちら】
➡　屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

【庇についての関連記事】
➡　お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

4．電気メーター周り

雨漏り箇所の上には電気のメーターが2つ取り付けられています。

電気メーターは波型スレートの外壁にビスで固定されているので、ビス頭から雨水が浸透しないようにメーターボックスの上にコーキングを充填していたのですが、コーキングが端まで充填されていないのでビスが見えている状態でした！

このままでは外壁を伝ってきた雨水がビス頭から浸透して雨漏りする可能性があるため、コーキングを幅広く充填して防水することになりました。

5．波型スレートの外壁

波型スレートの外壁に問題が無いか確認すると、雨漏り箇所の上のフックボルトが波型スレートにめり込んで割れていました！

フックボルトを締め付ける時に、締め付け過ぎた可能性があります。
割れた部分から雨水が入らないようにフックボルト周りにコーキングを充填して防水させていただきます。

6．雨樋（軒樋）

雨漏り箇所の上にある軒樋（のきとい・横方向の雨樋）が詰まると雨水がきちんと排出されなくなり、溢れて内部に雨漏りすることがあります！

軒樋が雨漏りの原因になっていないか確認すると、軒樋の中はきれいな状態でした。
軒樋は雨漏りの原因でないことが分かったので、今回は修理の中に含まれません。

後日、雨漏り修理を行ないましたので、次の現場ブログでご紹介させていただきます！


【雨樋についての関連記事】
➡　雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください


工場の雨漏り修理の現場ブログはこちら
➡　岸和田市の工場の雨漏り修理で怪しい箇所をコーキングで防水！

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