岸和田市の工場で発生した雨漏り修理の様子をご紹介します。

工場の屋根と外壁には波型スレートを張っています。
波型スレートとは、文字通り波を打った形状のスレートです。

雨漏りの原因の可能性がある箇所は、外壁に取り付けられている電気のメーター周りと出入り口の上の庇（ひさし）、そして屋根に渡している電気の引込線のカバーです。それらをコーキングで防水していく内容になります。


　

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岸和田市の工場の雨漏り状況

岸和田市の工場で発生した雨漏り箇所は、工場の出入り口の横の天井です。

強い雨が降った時に天井から雨水がポタポタと落ちてきて、雨漏りに気づかれたそうです。
雨水が落ちてきたのがちょうど照明器具の上だったので、蛍光灯を外して対処されていました。

右の写真を見ていただくと、雨漏りが発生している位置関係が分かります。
雨漏り箇所よりも上で雨漏りの原因がありますので、怪しい箇所をコーキングで防水していきます。

岸和田市の倉庫で発生した雨漏り修理の様子

電気メーターの防水

雨漏り箇所の真上の外壁には電気のメーターが取り付けられています。

メーターをビス留めしている箇所から雨水が浸入しないように上部にコーキングを充填しているのですが、端まで達しておらず、ビスが見えている状態でした！そのため、外壁を伝ってきた雨水がビスを伝って内部に入っている可能性があったのです。

雨水の浸入を防ぐために、既存のコーキングを撤去して新しいコーキングを充填させていただきます。

電気メーターの上に充填されている既存のコーキングを撤去した後、取り合いにマスキングテープを貼りました。

マスキングテープを貼っておくと、コーキングを充填した後、きれいに仕上げることができます。
また、周囲にコーキングが付着するのを防ぐこともできます。

マスキングテープを貼った後、コーキングを充填していきました。

コーキングを充填した後、ヘラで押さえて奥まできちんと充填しました。

外壁が波打っていますので、へこんでいる箇所から雨水が入らないように形状に沿ってコーキングをなでつけて充填しています。
以前は電気メーターの上部の端まで充填されていませんでしたが、この工事で上部から側面にかけてコーキングを充填したので防水性が向上しています！

庇の防水

続いて庇の防水を行いました。

庇は窓の上や開口部の上に取り付ける小さな屋根のことです。
外壁に開口をあけて設置されていますので、取り合い部分をきちんと防水しないと雨漏りしてしまいます！

庇の取り合いに充填されていたコーキングが劣化して、割れて隙間があいていたので、既存のコーキングを撤去して打ち替えていきます。

電気の引込線のカバーの防水

こちらの工場は屋根に電気の引込線を這わせて工場内に繋げています。

電気の引込線を保護するために塩ビ（プラスチック）のカバーを取り付けているのですが、ズレて隙間があいていました！
この様子から、電気の引込線を伝った雨水がカバーの内部に流れ込んでいる可能性がありました。

工場内に引き込んだカバーが傷んで割れていると、そこから雨水が落ちてしまうので、雨漏りの原因がゼロではありません。
引込線とカバーの取り合いにコーキングを充填して隙間を塞ぐことになりました。

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