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泉佐野市の雨樋から雨水が漏れて金属音が鳴り響くというご相談です！

皆さまこんにちは！

街の屋根やさん岸和田店の小南です。

晴れて青空が広がっていると気持ちがいいですね。

でも、曇り空の雰囲気も割と好きなんです・・・。

さて、今回は「雨樋・あまどい」についてお話したいと思います。

雨樋は建物に当たり前のように付いているので、あまり関心がないかもしれません。

ですが、雨樋は建物にとって重要な役割を担っているのです。

この記事では泉佐野市の雨樋の不具合の事例を交えて「雨樋の重要性」についてお伝えします。

雨樋（あまどい）って目立たないけどどんな役割があるの？

●●● 雨樋は屋根に落ちてきた雨水を集めて地下に排出させるための設備です ●●●

屋根には傾斜があり、雨水が軒先（屋根の下の方）の方向に自然と流れていきます。

1. 雨樋が無いと、雨水が直接流れ落ち、外壁を濡らしたり、下の屋根を傷めたり、地面を削ってしまいます。

2. また、跳ね返りの水で土台に水が廻って湿気がこもり、白蟻の被害に遭ったり、建物の耐久性に影響を与えることも！

3. 更に、雨水が庇や屋根に落ちて大きな音をたてて、近所の方にご迷惑をかけてしまいます。

雨樋は、「大切なお住まいを雨水から守って長持ちさせる」という重要な役割を担っているので、

不具合が生じたまま放置すると、結果的にお住いに悪影響を与えることになってしまいます。

雨樋の名称

● 雨樋は様々な部材を組み合わせて、建物の形状に合わせて取付けられています。

雨樋は形が決まっている為、思うように曲げることができません。ですので、向きを変える部品や接続部品、樋を繋いで施工されています。

その中の一部をご紹介します。

軒樋（のきどい）	軒先に横方向に取り付けられた樋	屋根か流れてきた雨水を受ける樋
竪樋（たてどい）	外壁に縦方向に取り付けられた樋	軒樋から流れてきた雨水を地下に送る樋
じょうご（あんこう・集水器とも言います）	軒樋の落ち口（竪樋との接続部分）に取り付ける桝	軒樋から流れてきた雨水を集めて竪樋または呼び樋に送るための桝
呼び樋（よびとい）	軒樋と竪樋とを繋げる短い樋	軒樋から流れてきた雨水を竪樋に送る横引の樋
エルボ	雨樋の向きを変えるための部品	L字型の部品で建物の形状に合わせて施工する際に使用する

下記のリンクより雨樋についてもっと詳しくご紹介しています！

↓↓↓↓

【お住いのダメージに直結！雨樋工事でお家を雨水から守りましょう】

雨樋工事の施工事例をご紹介！

↓↓↓↓

【雨樋の詰まりを解消した泉佐野市の雨樋掃除の施工事例】

【雨樋の外れを解消した忠岡町の雨樋の固定の施工事例】

泉佐野市T様邸の雨樋の不具合を解消した事例

☆ それでは実際に街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただいた泉佐野市のT様邸の事例をお伝えしていきたいと思います。

「2階の屋根の雨樋から水が漏れて、大きな金属音がするんです。近所の人も気になっているかもしれないので、音を和らげるシートみたいなものを敷いてもらえますか？見た目はどんな感じになっても大丈夫です」

というご相談内容です。

● 2階の屋根のじょうごの辺り（青い点線部）から雨水が漏れて、

下の屋根に落ちて大きな音が鳴るということです。

「音が大きくて気になるので、近所の人も迷惑なんじゃないかと・・・」

と、心配されていました。

お話をお聞きすると、「バラバラ！」と、金属音が鳴り響くそうです。

下屋（下の屋根）が「金属屋根」または、「板金仕上げの庇」がある場合は、

けたたましい金属音がなりますが、T様邸は瓦屋根なので、おかしいな、と思い下屋を確認しました。

● 下屋の中で金属音が鳴る箇所は一つしかありません。

それは「壁際水切り・かべきわみずきり」です。

壁際水切りは、外壁を伝ってきた雨水が内部に入り込むのを防ぐ部材のことです。

樋から漏れた雨水が呼び樋を伝い、ちょうど壁際水切りの上に落ちている可能性がありました。

● 雨樋が詰まると、雨水がきちんと排出されなくなるので、溢れてしまいます。

じょうごや呼び樋、エルボ部分は詰まりやすいので確認すると、詰まりはありませんでした。

T様邸は以前、樋が詰まったことがあるのか、呼び樋をカットして中が確認できるように

なっていたので、調査がスムーズに進みましたが、目視で確認できない場合は、

樋を叩いて音を聞き、実際に水を流して確認します。

● 軒樋を持ち上げて勾配を調整しました。

雨樋の詰まりはありませんでしたが、軒樋が少し下がっていたので下から持ち上げて調整しました。

軒樋は、一見水平に見えますが、じょうご（落ち口）のほうに雨水が流れるように少し勾配を付けています。

その勾配が狂うと雨水が逆流して樋から雨水が溢れてしまいます。この部分が雨音の原因の可能性もあるので、きちんと対処しました。

● 樋の継ぎ目にシーリングを充填して隙間を塞ぎました。

雨樋が詰まっていないので、次に雨音の原因の可能性があるのは「継ぎ目」です。

雨樋の継ぎ目から雨水が漏れて、下の壁際水切りに直接落ちている可能性があるため、隙間を塞いで処置しました。

特に、じょうごは軒樋から流れてきた雨水が集中するので流れが悪いと雨水が溢れてしまいます。

● 呼び樋とエルボの継ぎ目にもシーリングを充填しました。

雨樋の継ぎ目は、雨樋が外れないように専用の接着剤で固定されていますが、揺れや風を受け続けているうちに、接続部分が緩んで雨水が漏れることがあります。

エルボはL字型なので、詰まりやすい部分です。この部分が詰まると、雨水の流れが悪くなり、雨水が滞在して傷んでいる箇所から漏れる可能性が高くなります。

● 樋の継ぎ目の防水完了です！

「雨音を和らげるためにシートのようなものを貼ってほしい」というご相談でしたが、

雨音の原因を解消しないとこの先ずっと続いてしまいます。

樋を交換するとなると費用がかさんでしまうため、

原因の可能性がある部分を簡易的に処置させていただきました。

T様は雨音に悩まされていたので、万が一樋から雨水が漏れた時に対処できるように、

壁際水切りの上に人工芝を貼ることになりました。

● 下屋の壁際水切りの上に人工芝を貼る前に、外壁に生じているひび割れを補修しました。

ひび割れにシーリングを充填して防水します。

ご相談内容には含まれていませんでしたが、同時に作業できる範囲でしたので、処置させていただきました。

● シーリングをヘラで押さえてひび割れの奥まできちんと充填しました。

外壁のひび割れから雨水が浸入し、雨漏りすることもあるので、放置せず補修しなければいけません。

● 続いて、シーリングを用いて壁際水切りの上に人工芝を貼りました。

以前にも、別のお客様から庇の上に落ちる雨音のご相談があり、ゴムのシートを貼ったことがあるのですが、音があまり変わらず、その時に人工芝を貼ると音が和らいだ、という経緯があり、この方法を取らせていただきました。

（見た目にご了承して頂けた場合のみ施工可能）

☆ T様のお困りごとである「雨による金属音」を解消するべく、樋を補修し、音を緩和させる工事を行いました。

工事後、雨が降った時に確認していただきましたが、「雨音がしなくなって漏れている様子もない」という嬉しいご報告をいただきました。

工事後のT様の声

「雨が降るたびに音が気になっていたので、直してもらえて良かったです。ありがとうございました」

雨の日もT様が安心してお過ごしいただけるようになり本当に良かったです。

また、何かお困りごとがありましたらいつでもお声かけくださいね！

最後に・・

◆ 雨樋は雨が降った時に機能する部分なので、普段はあまり気にすることが無いかもしれません。

ですが、雨樋は数々のダメージからお住いを守る重要な部分です！

「雨樋が割れている」

「雨樋から水が溢れる」

など、異変を感じたら、街の屋根やさん岸和田店に

ご相談くださいね。

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