こんにちは♪
街の屋根やさん岸和田店です(^^)/

前回「屋根瓦がズレてしまって落下しないか不安」とのお問い合わせを受けて、現場調査にお伺いしたT様邸の工事🔨の様子をお伝えします。

最近は風🌀の強い日も多く、瓦のズレや破損が心配になる季節ですね💦
「うちは大丈夫かな？一回見てもらいたいな・・・」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
ちょっとした違和感でも、早めに対応することで安心に繋がります！！
どんなことでもまずはお問い合わせくださいね☎

まずは足場の設置

屋根や外壁工事の際は、安全に作業するために必ず足場の設置を行います。
今回のT様邸でも無事に足場の設置が完了しました。工事の日はとてもお天気☀がいい日でした。早速修繕していきます！

瓦がズレた原因は！？

瓦がズレてしまっていた原因は、瓦を固定するビス（釘）が取れてしまっていた事によるものでした。
黄色い点線で囲った部分には、本来「ビス」と呼ばれるネジのようなものが取り付けられているはずですが、すべて外れてしまっていたようです。
瓦はこのビスで屋根にしっかりと固定されることで、風や地震でもズレにくくなります。
しかしビスが取れてしまうと、瓦が動いたりズレたりして、最悪の場合は強風で飛ばされ、近隣のお宅に落ちる危険もあります。
ビスが外れる原因は様々考えられますが、経年劣化（長年の使用による傷み）風の揺れ、金属のサビ、屋根の温度変化による木材の収縮などで起こります。

瓦をビス（釘）で固定

瓦専用の瓦補強ビスというネジ使って瓦を止めていきます。普通のビスとは違い太さや長さが瓦用に設計されており、サビにくい材質（ステンレスなど）が使われていて、強く締めても瓦が割れにくいようになっています。
☝昔の瓦屋根は、葺き土を敷いて「のせてあるだけ」で、重さで安定していましたが、最近は台風や地震が増えてきているため、ただのせているだけでは危険です。瓦補強ビスでしっかり固定しておけば、万が一の災害でも瓦が飛ばされにくくなり、安全性が高まります。
葺き土とは・・・瓦屋根を葺く際に、瓦と野地板（のじいた）の間に入れる土（主に粘土質の土）のこと

写真左下にある「ケラバ」（屋根の端部分）と呼ばれる部分は風の影響を最も受けやすい場所の一つです。また瓦がズレてしまうことがないようにしっかりケラバ部分の木材にビスを打ち込んでいきます。しっかり固定し、今後の台風や強風でも安心してお過ごしいただけるように修繕しました。

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コーキング材を補填

ビスを打ち込んだら、コーキング材（シーリング材）を補填します。ビスを屋根に打つと、瓦の表面に小さな穴があくことになります。
そこから雨水☔が入ると、下地の木が腐ったり雨漏りにつながってしまいます。

その為、ビスを打ったあとは雨水☔の侵入を防いだり、ビスのサビを防ぐ為にコーキング材をしっかりと塗って仕上げます。

カバー工法で軒天修繕

穴が開いてしまった軒天の修繕も行いました。、穴が空いていた部分の古い軒天材を撤去し、新しい軒天材に張り替えました。

今回の修繕工事では、ズレてしまった瓦を一枚一枚丁寧に確認し、専用の「瓦補強ビス」でしっかりと固定しました。
さらに、傷んで穴が空いていた軒天（のきてん）も補修し、安全で安心できる状態に整えました。

「ちょっと瓦がズレてるかも？」と感じたことがきっかけで、実は屋根の下地や軒天にまで傷みが広がっていることもあるんです。「こんな小さなこと相談してもいいのかな…？」と迷われる前に、気になることがあれば、どうぞお気軽にご連絡くださいね。

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屋根瓦の事でお悩みの方は街の屋根やさん岸和田店へご相談下さい

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貝塚市にて屋根瓦がズレたT様邸で現場調査その際応急処置対応

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貝塚市にて足場を組んでから袖瓦の固定工事を行ったT様の声