貝塚市の外壁を日本ペイントのパフェクトシリーズで塗装!
貝塚市にお住いのK様より屋根と外壁塗装のご相談をいただき、外装リフォームを行いました。
築28年を過ぎ、初めての塗装で「そろそろ塗装しないといけないかな・・」とご相談をいただきました。
屋根はカラーベスト葺き、外壁はサイディング(
外装板)を張った仕上げです。
経年で塗膜が劣化してサイディング
が雨
水を吸い込み、
濡れたり乾いたりを繰り返して反ってきていたので、塗装前にきちんと補修しています。
既存と同じように色分け塗装して、ナチュラルでおしゃれな外観になりました!
ビフォーアフター
工事基本情報
- 使用材料
- 日本ペイント・・パーフェクトフィラー、パーフェクトトップ、防塵塗料、トップコート
- 工事費用
- 足場費用・・約26万円 外壁塗装・・約136万円(それぞれ税込み)
K様邸の外h機は外装板を張った仕上げで、表面の塗膜が傷んで全体的に色褪せている状態です。
外装板は釘で固定されているのですが、経年で釘が緩んで抜けてきている箇所がありました。また、サイディング
が反って継ぎ目
に隙間があいている箇所があったので塗装前にきちんと補修させていただきます。※サイディングとは・・建物の外壁に張る仕上げの板材のこと
K様邸の
サイディン
グ
は「窯業系・ようぎょうけい」で、主原料がセメントと繊維質です。材料に吸水性があるので、
表面を塗装して防水機能をもたせています。
そのため、表面の塗膜が傷んでくると防水性が低下して雨水を吸い込む
ようになるのです。そうすると、サイディ
ングが水分を含み、天気のいい日に乾燥します
。その一連の動きを何度も繰り返すうちに次第に反ってきてしまうのです・・・!
サイディングの反りは塗装では修復できないので、塗装前にビス留めして反りを戻さなくてはいけません。
ですが、サイディングの反りがひどくなるとビス留めする際に割れてしまうので、早めの対処をお勧めします。
屋根・外壁塗装では職人が作業するための足場が必要です。足場の周りにはメッシュシートを取付けるので、工事期間中は外部から建物が見えにくい状態になります。また、足場を設置している間は防犯面を踏まえて窓は必ず施錠していただくことをお伝えしています。
【足場に関するおススメの
参考記事】➡
一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
足場を設置した後、外壁をくまなく点検し、サイディングが浮いてきている
箇所をすべて補修しました。既存のサイディングは釘留めされていましたが、今度は抜けにくいビスでしっかりと締め付けて固定しています。ビスで固定した箇所から雨水が入らないようにシーリングを充填してきちんと防水しました。【シーリングについておススメの
記事】
➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
上記に掲載している写真だけでなく、サイディングが浮いてきている箇所は全て補修しました。サイディングの浮きを補修しないまま塗装すると、目違いを起こした箇所から雨水が入ってしまいます。
屋根や外壁塗装は美観性を向上させるためだけでなく、建物の防水性を維持するための目的がありますので、塗装前の補修も重要です。
サイディングの反りを戻した後、屋根から順番に高圧洗浄しました。高圧洗浄とは高圧洗浄機を用いて汚れなどを洗い落とす作業のことです。屋根や外壁は毎日外気に晒されているので、次第に汚れや苔、カビなどが付着します。また、既存の塗膜がしっかりと密着しなくなり剥がれてきているケースもあります。そのまま塗装してしまうと、塗料に汚れが絡んでうまく密着せず早い段階で剥がれてくる可能性があるので、塗装工事では高圧洗浄が必須です。
高圧洗浄で濡れた外壁を乾かしてから各所の養生作業を行ないました。塗装工事での養生とは、塗装作業中に塗料などで汚れる可能性がある部分にシートをかけて保護することです。窓や玄関ドアは塗装しないので、塗装の際に塗料が垂れて付着するのを防がないといけません。また、建物の周囲にもシートを敷いて保護するのですが、人が歩行する箇所は滑ると危険なので、滑りにくくて破損しにくい専用のシートで養生しました。
必要な箇所を養生した後、塗装の工程に入ります。
屋根や外壁の塗装工事では一般的に、下塗り➡中塗り➡上塗りの順番で塗装します。
塗料はたくさんありますが、K様邸は日本ペイント(ニッペ)のパーフェクトシリーズで塗装することになりました。
下塗り塗料・日本ペイント(ニッペ)のパーフェクトフィラーとは?
下塗では日本ペイントのパーフェクトフィラーを使用します。
下塗の役割りは下地となる
塗装面の状態を整えて、上塗り塗料を密着させることです。
パーフェクトフィラーは弾性の塗料(弾力がある塗料
)
なので、厚膜に仕上げることができ、小さな傷や細かい
ひび割れを埋める効果があります。
また、水性系の塗料なので油性の塗料よりも臭いが少ないことも特徴のひとつです。
まずは軒天(のきてん)から塗装していきます。塗装する順番は作業する職人によって異なります。どこから塗装しても問題ありませんが、塗料が垂れることがあるので高い箇所から塗装するのが一般的です。軒天は外壁よりも突き出した屋根の裏面のことで、屋根や外壁と同様に劣化していきます。軒天も劣化から守り美観性を保つために
塗装でのメンテナンスが必要です。
パーフェクトフィラーで外壁を下塗りしていきます。
きれいに見えても、外壁の表面には小さな傷が付いているので、凹凸を埋める効果があるフィラーを塗装して塗装面の状態を整えました。
続いてパーフェクトトップで中塗り・上塗りしていきます。
日本ペイントのパーフェクトトップ
は耐候性に優れた塗料です。雨による自浄作用があるので、雨だれ汚れが付くにくくきれいな状態を保てます。また塗膜の劣化の原因である「ラジカル」を抑える
「ラジカル制御」
という技術により「チョーキング」を起こしにくくなります。チョーキングとは・・外壁を触った時に手の平が白くなる現象のこと
下塗で塗装面を調整した後、パーフェクトトップで中塗り・上塗りしていきます。K様邸は「ND-372」番の色を採用しました。
パーフェクトトップには色がたくさんあるので、建物の外観
に合わせてお好みでお選びいただけます。また、既存の色とガラッと替え、イメージチェンジすることもできますよ~(^-^)/
中塗りで塗装した塗膜を乾燥させてから同じ塗料を用いて上塗りしていきます。中塗りと上塗りを分けて塗装することで、塗膜が二重になり厚膜に仕上げることができます。パーフェクトトップはあらゆる面で性能に優れていますが、塗膜が薄いとその性能を活かすことができません・・・!中塗りと上塗り、2段階に分けて塗装し、塗りムラのない美しい外壁に仕上げることができました!
屋根・外壁塗装をする場合「付帯部」も一緒に塗装することをお勧めしています。付帯部とは屋根や外壁以外の部分のことです。
外壁が塗装できれいになった時に、雨戸などの付帯している部分が劣化した
ままだとそこが目立ってしまい、全体的な美観性を損ねてしまいます。写真は雨戸シャッターを塗装
している様子です。
【K様邸の付帯部の塗装について詳しくはこちら】付帯部の塗装 ➡ 貝塚市で基礎巾木を大同塗料の防塵塗料「ボージンコート」で塗装!
付帯部を塗装し、塗り残しなどないか確認した後、足場を解体・撤去しました。既存の外壁と同じように塗り分けましたが、色をガラッと変えたのでイメージチェンジすることができました。ナチュラルでおしゃれな外観となり、K様にもお喜びいただけました(^-^)/♪♪K様邸はカラーベストの屋根塗装もされたのでビフォーアフターをご覧ください!
屋根や外壁の色褪せや雨だれ汚れ、また、外壁のひび割れなどが気になっている方はおられますか?
大切なお住いを雨水から守り寿命を延ばすためには定期的な塗り替えが必要です!
街の屋根やさん岸和田店は塗装工事のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談くださいね(^-^)/
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0120-169-747