貝塚市にお住いの皆さまこんにちは！

この記事をご覧いただいている方の中に雨樋のことでお困りの方はおられますか？
雨樋とは屋根に落ちてきた雨水を地上や地下に排出させるための水路のような設備のことです。

雨樋はお家の外に設置されているので、普段はあまり気にかけることが無いかもしれませんが、
雨樋の機能が果たせなくなると大切なお住いを劣化させる原因になるのです・・・！

この記事のポイント！

①雨樋の役割りが知りたい方
②雨樋の破損や不具合でお困りの方
③雨樋の交換をご検討されている方
④雨樋工事の作業の様子が見たい方
⑤ガレージの雨樋のことでご検討されている方

にお勧めの「雨樋交換工事」について記載した記事です！
まずは雨樋の役割りなどについてご説明させていただきます。

雨樋とは？その役割は？？

雨樋は現在の建物には必ず設置されている住宅設備のひとつです。

屋根に落ちてきた雨水を受けて、地上又は地下に送るための水路のような設備になります。
雨樋は排水を目的として設置されていますが、建物が雨水の影響で受けるダメージを少なくするという重要な役割があります。


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雨樋の素材はどんなものがあるの？

雨樋の素材は「銅」「塩化ビニール」「他の合成樹脂」「ガルバリウム鋼板」「アルミニウム」「ステンレス」があります。
では、それぞれの特徴を一緒に見ていきましょう！

銅・・昔は多くの住宅で使用されてましたが、洋風の住宅が増えてお家の外観に合わなくなったり、効果なのであまり使われなくなりました。また、近年の酸性雨などの影響で穴があく事例が多発し、ているので注意しましょう。

塩化ビニール・・低価格で組み立ても簡単、そして種類が豊富なので建物の形状に合わせやすいという特徴があり、現在主流になっている素材です。

他の合成樹脂・・塩化ビニールよりも価格が高いですが、耐久性があります。見た目は塩化ビニールと見分けがつきませんが、樹脂の表面に紫外線に強い特殊な加工を施しています。

ガルバリウム鋼板・・屋根や外壁の仕上げとして人気がある素材です。錆に強くて耐久性があり、加工もしやすいです。金属製の雨樋の中では比較的手ごろな価格なので「屋根と揃えて統一感を出したい」という方にお勧めです。

他にもアルミニウムやステンレス素材がありますが、高価格で流通が少ないので、現段階ではあまり使用されていません。

雨樋が割れたり不具合を起こすとどうなるの？

■ご自宅の雨樋から雨水が溢れていませんか？
■雨樋が割れて雨水が漏れていませんか？
■雨樋から水が漏れて大きな音をたてていませんか？

雨樋に上記のような不具合があると、どうなるのでしょうか・・・。

雨樋は屋根に落ちてきた雨水を集めてスムーズに排出させるための設備で、建物が雨水によって受けるダメージを軽減する役割があります。
雨樋が割れると、そこから雨水が漏れて外壁の塗膜を傷めたり、傷んだ部分から雨水が浸入して雨漏りすることも・・・！
また、雨樋から雨水が溢れて地上に直接落ちると跳ね返りの水で外壁を汚したり、重要な基礎を傷める原因になります。

次に、実際に雨樋交換工事を行った事例をご紹介させていただきます。

貝塚市の貸しガレージで行った雨樋交換工事について

写真は壁の波板を張替えた後の様子です。
見た目はきれいになっていますが、雨樋が無いままだと雨水が直接流れ落ち、地面を削って水たまりができてしまいます！

この工事では軒樋を交換し、台風で飛ばされていた竪樋を復旧します。
既存の形状は竪樋は1箇所だけしか設けられていませんでしたが、屋根の大きさからすると、雨水を排出させる落ち口（竪樋）がもう1か所あった方が雨水がスムーズに流れると判断し、2カ所に設置するご提案をさせていただきました。

また、今までは雨水を地面に直接流していましたが、土の地面に水たまりができるので排水溝まで排水管を通して処置することになりました。


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貝塚市の貸しガレージの雨樋交換工事の様子

こちらのガレージで使用するのは既存と同じ塩化ビニール製の雨樋で、軒樋は半円型の形状です。

樋の形状は「半円型」「角型」「特殊型」があり、使用する形状によって受け金具や吊り金具の形状も合わせないといけません。
ガレージや倉庫、工場などは屋根の面積が広いので、軒樋に流れてくる雨水の量も多くなります。
そのため、軒樋のサイズが小さいと雨水を受けきれず溢れてしまう可能性があるので、屋根の面積に見合った大きさの軒樋を選定しないといけません。

既存のガレージには竪樋が1か所しかありませんでしたが、雨水をスムーズに排出させるために2箇所に設置しました。
雨水の落ち口となる竪樋を増やすことで雨水がきちんと排出され、雨水が溢れるのを防ぐことができます。

今までは、竪樋から雨水が直接流れ出ていましたが、地面に水たまりができるので、排水溝まで雨水をきちんと流すことになりました。
排水管を地面に這わせて竪樋に接続して、排水溝まで伸ばして設置しました。

勾配をつけるために、地面に穴を掘って排水管が斜めになるように角度をつけて設置しました。
排水管を地面に埋めることもできますが、大掛かりな工事になるとその分費用がかさんでしまうので、露出配管でいいとのご了承を得ています。

台風で飛ばされた雨樋を交換し、竪樋を増やし、排水管を設置することで排水もきちんと処理できるようになりました。
雨樋は同じ形状のものがあれば破損した部分だけを交換することができます。
また、定期的に塗装することで寿命を延ばすこともできますので、気になることがありましたらいつでもご相談くださいね。

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