岸和田市西之内町で土葺き瓦屋根の谷樋修理工事をしました。

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施工事例
岸和田市西之内町で土葺き瓦屋根の谷樋修理工事をしました。

工事のきっかけ

岸和田市西之内町にある当社から歩いて３分ほどのところにお住いのＭ様。ご来店いただき「昨日の雨で玄関に雨漏りしている」とのこと。屋根に上って見てみると、銅製の谷樋に穴が開いています。全体的な谷樋の入替えも提案しましたが、今回は漏水箇所だけの修理工事になりました。

岸和田市雨漏り修理

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨漏り修理

施工期間: 1日

使用材料: 銅板　防水材

築年数: 築40年

保証年数: 5年※補修箇所に対してのみ

工事費用: 約3.9万円

建坪: 50坪

谷樋の穴が開いた部分に合わせて新しい銅板をカットしています。

漏水箇所の形状によって切り出す形は違います。専門の職人が長年の経験をもとにカットしていきます。

切り出した銅板の端を曲げ加工して、捨てコーキングを打っています。

新しい銅板の下には防水材が全面的にゆきわたるイメージです。

端を曲げるのはより防水性を高めるためです。

防水材を塗った銅板を瓦の下に差し込んでいます。

一般的に谷樋の板金は瓦の下までもぐり込んでいます。同じように新しい銅板も瓦の下まで突っ込みます。

うまく銅板が納まりました。これで雨水が谷樋の下に漏れることはありません。

納まった新しい銅板のフチを再度防水コーキングしています。

こうすることで、より雨漏り修理の確実性を高めます。ヘラを使って防水材が必要以上に雨水の抵抗を受けないように撫でつけます。

新しい防水材と既存の谷樋の間に水が雨水が溜まるようでは、またそれが劣化の原因になってしまいます。

一見なんでもない工程に思えますが、水が留まらずなだらかに水下に流れ落ちるように注意と技術が必要な作業です。

これで玄関上の漏水箇所の修理が完了しました。

全体的に劣化の見られる谷樋ですが、施主様と相談したうえで今回は玄関の雨漏りをとめる部分的な応急処置にとどめました。

念のため大きな平屋の谷樋部分をチェックして回ると、特に傷んでいる部分が他にも5個所ほど見つかり、修理しました。

漏水箇所の修理完了です。穴の修理以外にも谷樋と軒樋の重なり部分にも念のため銅板を曲げて差し込んでいます。

玄関以外の谷樋もチェックしてまわりました。目にみえないほどの小さなヒビ割れからも雨漏りすることがあります。

玄関以外にも5箇所の修理をしました。大きな屋根でしたが歩きやすい平屋ということもあり、これだけの確認と修理ができました。

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