岸和田市の傾いた玄関庇のポーチ柱をステンレス製の柱受けに交換！ | 岸和田、和泉市で屋根の補修・リフォームなら街の屋根やさん

HOME
現場ブログ
岸和田市の傾いた玄関庇のポーチ柱をステンレス製の柱受けに交換！

岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！街の屋根やさん岸和田店の小南です(*^-^*)

皆さまのお家の玄関庇（げんかんひさし）はどのような形状ですか？
玄関庇とは、玄関ポーチの上に設置された小さな屋根のことです。

今回の現場ブログでは、岸和田市で傾いた玄関庇の修理を行なったので、その様子をご紹介したいと思います。
まずは、庇の役割りについて一緒に見ていきましょう！

庇について

上記でもご説明しましたが、庇とは玄関や窓周り、出入り口の上に設置される小さな屋根のことです。

屋根や軒と同じように思われる方も多いかと思いますが、場所によって呼び方が異なります。

屋根・・建物の一番上に設置される部分
軒・・外壁よりも突き出た屋根の裏面のこと
庇・・屋根とは別に、窓の上や開口部の上に独立して設置されている部分

庇の役割りについて 1．夏場の暑い日差しを防ぐ・・夏は直射日光がお部屋の中に入るのを防ぎ、冬の日差しは室内にとりこむことができます
2．雨水が吹き込むのを防ぐ・・窓を開けていても雨水がお部屋の中に入りにくくなります
3．外壁の汚れを防ぐ・・外壁につく嫌な雨だれ汚れを防ぐことができます

庇の材質について 庇の材質は主に4種類あります。

1．木製や金属・・木材で骨組みを設置し、瓦を葺いたり銅板や鋼板を加工して葺きます

2．ポリカーボネート・・強度と柔軟性があるパネルで、透明度が高いので庇の下が明るくなります

3．アルミニウム・・強度があって軽い為、庇ぞ素材としてよく使われています

4．ガラス・・耐久性が高くデザイン性もありますが重量があるのが難点です

庇の役割りや材質について不明な点がありましたらきちんとご説明させていただきますのでいつでもご相談くださいね(*^-^*)

【庇についての関連記事】
➡　お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

それでは、岸和田市K様邸で行った玄関庇の修理の様子をご覧ください！

岸和田市K様邸の傾いた玄関庇の現地調査について

「玄関の屋根が傾いてきて落ちないかと心配で・・」
岸和田市にお住いのK様よりご相談をいただきました。

K様邸は木造・2階建ての住宅で、玄関庇は瓦葺きでした。

玄関庇とは、玄関ポーチに設置する小さな屋根のことです。
玄関庇が無いと雨が降った日に、玄関のかぎを開ける際など濡れてしまいます。

K様邸の玄関庇を確認すると、その異変がすぐ分かりました。
向かって左側に斜めに傾いていることが分かります！

玄関庇の軒先には雨水を受けて排出させる雨樋を取付けていますので、
雨水が流れるように僅かに斜めに勾配（こうばい）を付けているのですが、K様邸は庇自体が片方に傾いている状態でした。

【勾配についての関連記事】
➡　屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話

では何故、K様邸の玄関庇は傾いてしまったのでしょうか・・？

K様邸の玄関庇が傾いてしまった原因は？

K様邸の玄関庇が傾いてしまった原因は「ポーチ柱」にありました。
ポーチ柱とは庇を支える柱のことです。
K様邸のポーチ柱は木製で、タイルの土間に直接埋め込まれている形状でした。

土間には雨水が直接あたるので、木製の柱に雨水が染み込んで傷んでしまうことがあるのです。K様邸の柱の周りを確認すると、タイルの土間が上下に動いている状態でした！玄関のポーチ柱が地面に沈んだことにより、玄関庇が下がって傾いた可能性がありました。

岸和田市K様邸の玄関庇修理のご提案内容と工程について

玄関庇の修理のご提案は、ジャッキで庇を持ち上げて、ポーチ柱を一部カットして、水に強くて錆びにくいステンレスの柱受けに交換する内容です。柱の一部を交換する際に、土間のタイルの撤去と復旧も行います。

岸和田市K様邸の玄関庇修理の工程について1．ポーチ柱の周りのタイルを割って撤去します
2．ジャッキで玄関庇を持ち上げます
3．ポーチ柱の根元をカットしてステンレス製の柱受けを取付け
4．ジャッキを下ろして土間にコンクリートを流し込んで柱を固定
5．タイルを貼って完成！

岸和田市K様邸の玄関庇修理の様子

それでは玄関庇修理の様子を順番に見ていきましょう！

玄関庇のポーチ柱はタイル張りの土間に埋め込まれていますので、交換する際にタイルを撤去して土間を掘り下げないといけません。

まずは柱周りのタイルを割って撤去しました。

続いてジャッキ（持ち上げる工具）をかませて玄関庇を持ち上げました。

玄関庇は外壁にも固定されていますが、軒先側は柱で支えています。
作業中に庇が下がってくるといけないですし、斜めに傾いた庇を水平に調整しないといけないので、ジャッキで持ち上げた状態で作業を進めました。

ジャッキで玄関庇をしっかりと支えていますので、柱をカットしても大丈夫です。

雨水の影響を受けやすい柱の根元を一部カットしました。
カットする際には、新しく取付けるステンレス製の柱受けの高さを踏まえてカットしないといけません。柱を短く切りすぎると、柱受けを取付けた後に玄関庇が下がってしまいます！

ポーチ柱の根元をカットしてから、ステンレス製の柱受けを取り付けました。

ステンレスは錆びに強いですが、その上の木製の柱はやはり雨水の影響を受けてしまうので、防腐剤を塗布して対処しました。
左下に見えているのはカットした柱ですが、腐食していることが分かります。

ステンレス製の柱受けを取付けて、木部を防腐処理した後、玄関庇が水平になるように柱を固定していきます。

そのまま柱を固定すると、経年でまた下がってきてしまうので、土台を入れてからコンクリートを流し込みました。

続いてタイルを貼り、工事完了です！

既存のタイルと同じものがもう製造されていなかったので、似たタイルで復旧しました。

「玄関ポーチのタイルが汚れて生きているので貼り替えたい」というご相談も承っておりますので、ご検討されている方はお気軽にご相談くださいね。

【関連記事】
➡　季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版

岸和田市K様邸の玄関庇修理のビフォーアフター

「玄関の屋根が傾いていて、落ちてこないか心配なんです」というご相談をいただき、現地調査にお伺いすると、見てすぐに分かるほど傾ている状態でした。

「瓦が落ちてきそうなので、できれば早く修理してほしい」というご希望で、早急に修理に取り掛かりました。

ポーチ柱を一部交換して庇を水平に保った状態で固定しました！

庇を水平に戻すだけでも修理できますが、今後の耐久性を考慮して水に強いステンレス製の柱受けに交換したので安心です。

「真っすぐになったわ～！」と、K様にも安心していただけて良かったです(*^-^*)

【岸和田市K様邸の施工事例】
➡　岸和田市の玄関庇の柱が腐食！ステンレス製の柱受けに交換！

庇の修理も街の屋根やさん岸和田店にお任せください！

庇はお家に初めから設置されていますので普段はあまり気にかけることが少ないかもしれません。ですが、庇に不具合が生じると雨漏りの原因になることがありますので、注意が必要です。

街の屋根やさん岸和田店は、工事を行うことで耐久性が向上するように寄居ご提案をさせていただいておりますので安心してお任せくださいね！

【街の屋根やさん岸和田店の無料点検をご利用ください！】
➡➡　街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消！

ご相談・点検・お見積りは無料です！
玄関庇のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください(*^-^*)

お電話でのご相談（9時～19時まで受け付け中！）　0120-169-747（フリーダイヤル）

メールでのご相談（24時間受付中！）　お話が苦手な方はこちらから

オンラインでのご提案（コロナウィルスが心配な方へ・・！）　オンラインで無料点検！