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岸和田市の雨漏り修理で屋根の腰上げにガルバリウム鋼板取付

岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！
いつも街の屋根やさん岸和田店の現場ブログをご覧いただきありがとうございます(*^-^*)

今回は、岸和田市I様邸で行った雨漏り修理の様子をご紹介します。
I様邸の雨漏りの原因は「屋根の腰上げ」にあるとの見解で、腰上げ部分の幅12メートルにガルバリウム鋼板を取付けることになりました。

雨漏りでお困りの方は是非参考にしてくださいね！

【ガルバリウム鋼板について詳しくはこちら】
➡　屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットを徹底解説

【瓦屋根についてはこちら】
➡　4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう

岸和田市Ｉ様邸の雨漏り状況

岸和田市I様邸は築約55年、木造・平屋建ての住宅です。

雨漏りしているのは縁側の天井で、何度も雨漏りを繰り返して大変お困りでした。
「古い家なので、ひとつひとつ修理していかないと仕方ないんです」
と、お話されていました。

I様のお力になれるよう、雨漏りをきちんと止めないといけません！

【雨漏りについての関連記事】
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➡　確実な漏水箇所の特定のための散水検査

雨漏りの原因の可能性がある屋根

I様邸の縁側で発生した雨漏りの原因は「屋根の腰上げ」部分だという見解で、腰上げにガルバリウム鋼板を取付けるご提案をさせていただきました。

腰上げとは屋根の段差部分のことで、腰上げの上と下で勾配（こうばい）の異なる屋根があります。
腰上げには青海瓦（せいがいかわら）という装飾の瓦が葺かれていました。

I様邸は以前から雨漏りを繰り返し、その都度修理されていましたが、青海瓦部分にシーリングを充填している状態でした！
これでは内部に入った雨水が溜まってかえって悪影響を与えてしまいます。
また、腰上げ部分に吹き降りの雨が直接あたると雨漏りの原因になることがあるため、ガルバリウム鋼板を取付けて防水することになりました。

【勾配について詳しくはこちら】
➡　屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話

岸和田市Ｉ様邸の雨漏り修理の様子

I様邸は腰上げ部分から雨水が入っている可能性が高いので、端から端まで12mにガルバリウム鋼板を取付けて雨水の浸入を防ぎます。

雨漏りに関係している部分だけガルバリウム鋼板で覆うことも可能ですが、I様邸の腰上げにはシーリングがベタベタに充填されていましたし、以前から雨漏りに悩まされてこられたので、今後の雨漏りを防止するためにも端から端まで処置するご提案をさせていただきました。

【シーリングについての関連記事】
➡　屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

I様邸の屋根には腰上げの他にも問題がありました。

それは瓦に充填されたシーリングです。
以前屋根の修理をされた時に、瓦の四方にシーリングを充填して固定している状態でした！
シーリングで瓦を固定する工法のことを「ラバーロック」と言います。
瓦の下端をシーリングで埋めてしまうと、内部に雨水が溜まって雨漏りの原因になることがあるため、シーリングを一部撤去するご提案もさせていただきました。

【ラバーロックについて詳しくはこちら】
➡　地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット

I様邸は軒先瓦と腰上げの瓦の取り合いにもシーリングを充填していました。

腰上げにガルバリウム鋼板を取付ける際に、軒先瓦の下に差し込まないといけないので、シーリングを撤去することから始めました。
シーリングを切る時に葺き土も少し撤去し、軒先瓦の下に隙間を開け、ガルバリウム鋼板を差し込めるようにしました。

【軒先についての関連記事】
➡　狭小地に多い!軒先が短いお家で雨漏りが起こりやすい理由とは

板金職人が事前に現地を確認し、I様邸の腰上げの大きさに合わせてガルバリウム鋼板を加工して準備しました。

腰上げよりも上の屋根の軒先瓦の下にガルバリウム鋼板を差し込み、腰上げ部分で折り曲げて垂直に多い、更に折り曲げて下の屋根面に渡して固定します。

腰上げ部分の端から順番に、加工したガルバリウム鋼板に重ね代を設けて並べて固定します。

ガルバリウム鋼板は瓦に打ち付けるのではなく、鋼板の継ぎ目で鋼板同士をビス留めして繋げて固定します。
また、腰上げの上の屋根の軒先瓦の下に鋼板を差し込んで、下の屋根面ではシーリングで固定する方法を取ります。

ガルバリウム鋼板を継ぎ目でビス留めして繋げました。

上の屋根の軒先瓦の下の隙間にガルバリウム鋼板を差し込み固定しています。
ガルバリウム鋼板の差し込み代が短いと、上の屋根から流れてきた雨水が入ってしまうので、約12㎝ほどのみ込ませています。

腰上げに取り付けたガルバリウム鋼板は、腰上げの上の軒先瓦の隙間に差し込んで固定していますが、下の屋根面は上にのせている状態ですので、このままだと風に煽られてバタついてしまいます。

下の屋根面では、瓦の山状になった部分（一番高い部分）にシーリングを充填して固定しました。

腰上げの端から端までガルバリウム鋼板を取付けてきちんと覆いました！

これで上の屋根面から流れ落ちてきた雨水や、吹き降りの雨が内部に浸入することはありません。
腰上げの端から端まで覆ったので、見た目も違和感なく仕上がりました。

I様邸は、他にも雨漏り箇所があり、後日雨漏り修理を行なったので、現場ブログでご紹介させていただきますね(*^-^*)

【岸和田市I様邸の現地調査はこちら】
➡岸和田市で青海瓦と瓦のラバーロックが原因で雨漏りが発生！！

【施工事例はこちら】
➡　岸和田市の雨漏り修理で不具合箇所にガルバリウム鋼板を取付！

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