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岸和田市の防水前の下地処理！ケレン・アセトン拭きをご紹介！

岸和田市にお住いのA様より「ベランダの床がたわんでいるんです」というお問い合わせをいただき、床を一部修理してから防水工事を行うご提案をさせていただき、FRP防水を施すことになりました。

FRP防水とは繊維で強化したプラスチックを用いた防水の工法で、軽量で強度があり、熱や腐食に強いという特徴があります。

この記事では防水前の下地処理の様子をご紹介させていただきます。

【ＦＲＰ防水について詳しくはこちら】
➡　➡　防水性能No.1！FRP防水をおすすめできる5つの理由

たわんだ床を一部張替えました！

前回の現場ブログでたわんだ床の張替え工事の様子をご紹介しました。

ベランダの防水が劣化してひび割れが発生し、防水層の下に雨水が廻って床がたわんでいる状態でしたので、一部カットして張り替えています。

梯子をかけて工事を始めます！

防水工事は外部の工事なので、梯子を立てるスペースがあれば外から工事ができます。

梯子を立てるスペースがない場合は、お家の中を通らせていただき、ベランダまで行き来させていただくことになりますのでご了承ください。

防水前の下地調整の様子

たわんだ床を張替た翌日に防水工事を行いました。

まずは下地を処理（調整）していきます。
防水を施す前に、下地の状態を整えないとこの後施工する防水層が長持ちしません。
汚れが付着していたり古くなった塗膜がそのまま残っていると、防水層がしっかりと密着しないからです。

【関連記事】
➡　防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです

室外機は手すりの上にあげて安全に保管します！

ベランダには室外機を置いていることが多いですが、そのままでは防水工事の邪魔になります。

現場によって異なりますが、専用の架台で持ち上げたり、吊るしたりするなど床面から上げて作業します。A様邸は手すりの幅が広かったので、その上にのせて固定し、安全に保管しました。

ケレン（目粗し）・清掃の様子

電動グラインダーという工具を使用して防水面となるベランダをケレンしていきます。

ケレンとは、錆びや塗料などを落とす作業のことです。
既存のFRP防水の表面を研磨・ケレン・目粗しして最後にきれいに掃除します。

目粗しとは表面に細かい傷をつけることで、細かい凹凸をつけることでこの後施工する防水層がしっかりと密着します！

雨養生したシーリングも剥がします！

A様邸のベランダは床が一部たわんでいて、そのまま防水しても元に戻らない為、床を一部張替えました。
床を張替た翌日に防水工事を行う予定でしたので、雨に降られても大丈夫なように床の継ぎ目にシーリングを充填して処置していました。

雨養生（あめようじょう・雨から守るための処置）のシーリングも剥がして下地を調整します。

【関連記事】
➡　屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置「雨養生」
➡　屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

アセトンで拭き掃除します！

ケレン・清掃完了後、アセトンを染み込ませた布で拭き掃除します。

アセトン拭きは表層の油分を取り除いて掃除する工程です。
FRP樹脂は空気を遮断しないと硬化しないという性質があるのですが、その性質を加えるために樹脂の中にワックスを混ぜています。ワックスが樹脂の表面を覆い空気を遮断し、硬化させます。そのワックスを取り除かないと次に施工する防水層がしっかりと密着しないので、アセトン拭きが必要なのです。

床の継ぎ目をパテ処理しました！

たわんだ床を張替たので、床の継ぎ目が露になっている状態です。

そのままだと防水層が劣化した時に継ぎ目から雨漏りしてしまうので、パテという補修材を詰めて隙間を埋めました。

【雨漏りについて参考記事】
➡　雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
➡　確実な漏水箇所の特定のための散水検査

ベランダを防水する前に下地をきちんと処理することで、次に施工する防水層の寿命を延ばすことができます。

街の屋根やさん岸和田店はひとつひとつの工程を丁寧に行っていますので安心してお任せくださいね(*^-^*)

次はベランダのFRP防水の様子をご紹介します！

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