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岸和田市のFRP防水の床がボコボコしているとのご相談です！

岸和田市にお住いのA様より「ベランダの床がひび割れていて、ボコボコしているところもあるので修理してもらいたいです」というご相談をいただきベランダ防水工事を行うことになりました。
今回の現場ブログでは現地調査の様子をご紹介します。

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ベランダは外部に設置されているため、必ず防水が施されています。
その防水が傷むと雨漏りしてしまうことがあるので、定期的なメンテナンスが必要です。

A様よりご相談をいただき、ベランダの状況を確認するため現地調査にお伺いしました！

FRP防水が施されたベランダでした！

ベランダを確認させていただくと、FRP防水が施されていました。

床が一部ボコボコになってきたとのことで、室内用のビニールのマットを敷いて応急処置されていました。
私たちが調査に伺うと、すぐにめくってくれて調査がしやすかったです。

防水の工法は各住宅によって異なりますが、A様邸で施工されていたFRP防水とはどんな防水の工法なのでしょうか・・・。

FRP防水ってどんな防水のこと？

FRP防水とは、繊維強化プラスチックで防水層を築く工法のことです。

液体状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜたものとガラス繊維などの補強材を組み合わせて一体化した塗膜防水（とまくぼうすい）です。
軽量で強度があり、熱や腐食にも強くて長持ちします。また、硬化するのが早いので施工性も良好です。

どんな素材にもデメリットがあるのですが、FRP防水は強がだありますが伸縮性が少ないので広範囲で施工するとひび割れやすくなります。また、紫外線から守るためにトップコートを塗装して保護しているのですが、トップコートが傷むと防水層の劣化も進んでしまいます。
※トップコートとは一番上に塗る塗料のことです

【FRP防水について詳しくはこちら】
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A様邸のベランダはトップコートが剥がれていました！

ご相談をいただいたA様邸のベランダは表面のトップコートが剥がれてきていました！
トップコートが剥がれたことで、下に控えている防水層のガラス繊維が見えています。

写真のようにトップコートが剥がれると防水層が直接紫外線に晒されるので劣化し、そのまま放置すると雨漏りしてしまいます・・・！

A様邸は幸い、雨漏りまで発展してませんでした。

下地が傷んでたわんでいました！

「床がボコボコしてるんです」
お話の通り、床を踏むとたわんでいる箇所がありました！

防水層の下には合板で下地が設置されているのですが、防水層が傷んで下地に雨水が廻り、下地が腐食している可能性がありました。
このまま防水を施しても床は元に戻らないので、たわんでいる部分の床をカットして張り替えてから防水するご提案をさせていただきました。

トップコートが全体的に剥がれてきていました！

ベランダ全体を確認すると、トップコートが傷んで剥がれてきていました。

トップコートにも寿命があり、一般的に5年に一度は塗り替えをお勧めしています。定期的に塗り替えを行なっていると防水層が保護されるので長持ちしますし、雨漏りからも守ることができます。

A様邸はトップコートの寿命を迎えていますし、下地も傷んでしまったので下地を交換して新たに防水を施さないといけません。

ドレンは再利用します！

ベランダにはドレン（排水口）が設置されています。

雨漏りしていると道連の改修が必要ですがA様邸は雨漏りしていないですし、ドレンも不具合を起こしていないようでしたのでそのまま再利用できると判断しました。

A様邸のベランダ防水のご提案内容

A様邸のベランダ防水のご提案内容は以下となります。

1．たわんでいる下地の交換
2．FRP防水の施工
3．トップコートの塗装

以上の内容で工事を行うことになりました。
工事が始まりましたら現場ブログでご紹介させていただきます。

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