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岸和田市でベランダにFRP防水を施工！ガラスマットを重ね敷き！

岸和田市でベランダのFRP防水工事を行いました。

ベランダの床が劣化して下地に雨水が廻り一部床がたわんでしまい街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。たわんだ床を張替て下地を処理した後、FRP防水を施工していきます！

床の張替えや下地処理の様子は下記のリンクよりご覧になって下さい。

床の修理　➡　岸和田市の防水工事でベランダのたわんだ床を一部張り替え！
下地処理　➡　岸和田市の防水前の下地処理！ケレン・アセトン拭きをご紹介！

FRP防水とは？？

ベランダやバルコニー、陸屋根は外部に設置されているので、必ず防水処置されています。その防水工法にはいくつかの種類がありますが、A様邸は既存と同じFRP防水でメンテナンスすることになりました。

ではFRP防水とはどんな防水なのでしょうか・・・。

FRP防水とはガラス繊維で補強したプラスチックで防水層をつくる工法のことです。

ガラスマットを敷き、ポリエステル樹脂を塗装して染み込ませて固めると頑丈な防水層ができます。
FRP防水は強度があり耐久性にも優れているので人気のある防水工法です。

【ＦＲＰ防水について詳しくはこちら】
➡　➡　防水性能No.1！FRP防水をおすすめできる5つの理由

ガラスマットを敷きます！

ロール状になったガラスマットを広げ、カットして使用します。

ガラスマットはガラス繊維をシート状にしたもので、そのままでは柔らかく破れますが、ポリエステル樹脂を染み込ませることで繊維が固まり強度のある防水層になります。

ポリエステル樹脂を塗装します！

防水面となるベランダにガラスマットを敷き、ポリエステル樹脂をたっぷりと染み込ませたローラーで塗装していきます。

ガラス繊維の隙間にポリエステル樹脂が浸透するようにローラーを往復させて塗装作業を進めます。

硬いローラーで脱泡します！

ポリエステル樹脂を塗装している過程で「脱泡」の作業を間に挟みます。

脱泡とは空気を抜く作業のことです。
ガラス繊維には隙間がたくさんあり、ポリエステル樹脂を塗装すると中に空気が溜まります。その空気を抜かないと空気がある状態で固まってしまい、防水性を確保できないので硬いローラーで空気を抜かないといけません！

ガラスマットを重ね敷きします！

防水層に厚みがある方が防水性の高い防水層を形成できるので、ガラスマットを重ね敷きします。

ガラスマットを敷き、ポリエステル樹脂を塗装しつつ脱泡し、同じ工程を繰り返して固めていきます。

FRP防水層施工完了です！

ガラスマットを重ね敷きして乾燥させました！

強度のあるFRP防水層の施工完了です！FRP防水は透明ですが、雨水の浸入を防ぐ防水性の高い防水層が施工されています。防水層は紫外線に晒されると劣化する原因になりますので、保護するためにトップコートを塗装しないといけません。

トップコートを塗装します！

トップコートは一番上に塗る塗料のことです。

今回は2回塗り重ねていくので、表記では「トップコートの中塗り」とさせていただきました。

立ち上がり壁から床面にかけて丁寧に塗装します。

トップコート乾燥後に表面を研磨しました

トップコートの中塗り完了後、乾燥させるとガラス繊維の毛羽立ちがあったので、研磨して整えました。

表面を平滑にすることで劣化を抑え、見た目もきれいに仕上がります。

トップコートを上塗りします！

最後にもう一度トップコートを塗装しました。

トップコートには防水性がないのですが、薄い塗膜よりも厚みがある方が性能を発揮させることができます。
防水層を紫外線から守り長持ちさせるために2回にわけて塗装しました！また、重ね塗りすることで塗りムラを無くし美観性を向上させることもできます。

ベランダ防水完了です！

トップコートを乾燥させ、ベランダ防水完了です！

見た目も美しいですが、以前よりも防水性が向上しています。

「すごくきれいになって嬉しいです。床もしっかりしたので安心しました」
A様が安心してベランダをお使いいただけるようになり本当に良かったです！また何かお困りのことがありましたらいつでも駆け付けますのでお気軽にご相談くださいね(*^-^*)

【岸和田市A様邸の現場ブログ】
現地調査　➡　岸和田市のFRP防水の床がボコボコしているとのご相談です！
床の修理　➡　岸和田市の防水工事でベランダのたわんだ床を一部張り替え！
下地処理　➡　岸和田市の防水前の下地処理！ケレン・アセトン拭きをご紹介！

施工事例　➡　岸和田市で行ったFRP防水工事の施工手順は？ガラスマットを使用！