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岸和田市の増築した建物の外壁のひび割れから雨漏りが発生！

岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！街の屋根やさん岸和田店の小南です。
今日はとても冷え込んでいるので体調にお気をつけ下さいね。

さて今回は、岸和田市K様邸の雨漏り修理の現地調査と修理の内容についてご紹介させていただきます。
外壁に発生したひび割れが原因で雨漏りしていました。
雨漏りについても記述していますので雨漏りで心配されている方は参考にして下さいね(*^-^*)

●雨漏りは天井から発生すると思っていませんか？
●雨水は屋根から入ってくると思っていませんか？
●お部屋の壁に雨染みはありませんか？
●お部屋の壁が濡れていることはありませんか？
●お部屋の中がかび臭くありませんか？

雨水は必ずしも屋根から入るという訳ではありません！
窓周りや外壁、ベランダなど、お住いのあらゆる箇所から浸入するのです・・・！

この記事のポイントは？？ ●雨漏りを放置し続けるとどうなるの？
●外壁から雨水が入った事例について
●外壁が原因の雨漏りの修理方法について（T様邸の事例を参考にご紹介します）
●外壁に発生したひび割れについて
●雨樋の詰まりは雨漏りの原因に！

上記の内容を分かりやすくご紹介させていただきます！

☆まずは「雨漏りを放置するとどうなるのか」について一緒に見ていきましょう(*^-^*)

繰り返す雨漏りを放置すると・・・

「雨漏りしてるけど、いつかは止まるかな？」
と、雨漏りをそのままにしている方はいませんか？

雨漏りを放置すると大切なお住いに様々なダメージを与えてしまいます！

雨漏りは大切なお住まいに様々な悪影響を与えてしまいます！雨漏りを放置すると被害が拡大します！
①内装を傷める・・お部屋の中に雨水が浸入すると、クロスや天井板などが濡れて、雨染みがで美観性を損ねてしまいます。
②建物の強度が低下する・・柱や梁などの木造部分が何度も濡れ続けると腐食して建物の強度が低下してしまいます。
③白蟻被害・・雨漏りを放置していると湿度が上昇して白蟻がつく可能性があります。
④健康被害・・雨漏りで湿気がこもるとカビが発生します。カビが放出する胞子を吸い込むことでアレルギーやぜん息を引き起こすことがあります。
④漏電・・雨漏りで配電盤などの電気が流れている箇所が濡れると漏電する危険性があります。漏電が原因で感電したり火災が発生することも・・！

雨漏りはその時の風向きや雨の量によって発生する時と、しない時があるかもしれません。また、「雨の量が多い時だけ雨漏りする」というご相談をよくいただくのですが、実は雨の量が多い時だけに発生する雨漏りは初期段階なのです。少ない雨でも雨漏りするようになると症状が進んでいる可能性があります。

どちらにしても、雨漏りに気づいたら早めの対処が必要です！

【雨漏りについての関連記事】
➡　雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
➡　確実な漏水箇所の特定のための散水検査

岸和田市T様邸で発生した雨漏りについて

T様邸は以前、街の屋根やさん岸和田店で台風被害に遭った屋根の修理をしていただいたことがあり、今回は雨漏りのご相談でご連絡をいただきました。

同じお客様から何度もお声かけいただくと、元気なお顔が見られてとても嬉しいです(*^-^*)

今回ご相談をいただいたのは「増築部の壁に発生した雨漏り」についてです。

写真の黄色い部分が増築部です。
T様は現在遠方にお住いされているので、ここは空き家になっています。
お正月に家の様子を見に帰省された時に雨漏りに気づかれたとのことでした。

雨漏りしている内部の様子（向かって右側の壁）

雨漏りしている増築部の内部の様子を確認すると、雨水で壁が濡れていました！

壁には合板を張っていましたが、雨漏りを繰り返したことで腐食してカビが生えている状態です！
手で触ってみると、合板が水を吸いこんでまだ濡れていたほどです。

定期的に帰省して様子を見に行かれていたそうですが、気づいた時には雨漏りが進行して手を付けられない状態だったそうです。遠方にお住いされているので、雨が降るたびに心配だと思います。

雨漏りしている内部の様子（向かって左側の壁）

左側の壁は更に雨漏りの影響を受けていました。

黄色い矢印部分に見えている木の板は、増築部の外壁のモルタルを塗るための下地なのですが、雨漏りの影響で腐食してボロボロになっていたのです。
モルタルを塗るための下地なので、腐食すると耐久性が低下してしまいます・・・！
大きな地震が発生したり台風が上陸すると、外壁のモルタルに亀裂が生じて崩れてしまう危険性がありました。

増築部の耐久性を維持するためには、外部からモルタル壁を撤去し、下地を交換してからモルタルを塗って壁を復旧するか、内部からしっかりと補強しないといけません。
今回は内部から補強して、内装を改修することになりました。
雨漏りに早く気づけていれば、このような修理は必要なく、費用も抑えられたでしょう。

このことから、雨漏りには早め早めの対処が必要だということが分かります。

雨漏りしている内部の様子（向かって左側の奥の壁）

奥の壁にも雨水が浸入し、合板に雨染みが残っていました。
合板が濡れたことで表面の板が膨らんできています。

ここで心配なのが「コンセント」です。
雨水が入ってきている箇所にコンセントが配置されていました。
コンセントは電気が漏れないように絶縁処理（電気を通しにくい物質で覆うこと）されていますが、劣化したり傷つくことで漏電を引き起こします。
また、水は電気を通しやすいので水を伝って電気が漏れ出して漏電することがあるため危険です！

岸和田市K様邸の増築部の雨漏りの原因は？

窓ガラスが外れていました！

雨漏りしている内部を確認した後、外部から雨漏りの調査を行いました。

「窓ガラスが外れてるんです」
とのお話で確認すると、増築部の出入り口の上に設置されている明かり取りのFIX窓（開け閉めできない窓）のガラスが外れている状態でした。
ガラスが落ちないように内側に傾けてシートで支えていましたが、地震や強風で道路側に落ちると危険です。
また、ガラスと開口部の間に隙間があいているので風を伴う雨の時に雨水が入ってしまいます。

ご相談の結果、窓ガラスを撤去してモルタルの外壁で塞ぐことになりました。

窓周りのひび割れについて

窓の周りにはひび割れが発生していました。

モルタルの外壁にはひび割れがつきものですが、ひび割れから雨水が入る可能性があるのできちんと補修しないといけません。
このひび割れはシーリングを充填して処置することになりました。

【関連記事】
屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

庇の取り合いに発生したひび割れ

増築部と玄関庇（玄関に設置する小さな屋根のこと）の取り合いに大きなひび割れが発生していました。

モルタルの下地が腐食している箇所はこのひび割れの下なので、ここから雨水が入った可能性があります！
この部分は、モルタルの外壁を撤去して設置しなおすので、耐久性・防水性共に向上した状態となります。

玄関庇と外壁の取り合いにもひび割れが発生していました。

この部分は増築部の雨漏りとは別ですが、工事の際にシーリングを充填してきちんと防水させていただきます。
このようなひび割れは雨漏りの原因になりやすいので注意しましょう。

【関連記事】
➡　お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

増築部の取り合いに発生したひび割れ

向かって右側の外壁にもひび割れが発生していました。

本宅側と増築部の継ぎ目に大きなひび割れが見受けられます！
このひび割れの内側の壁にも雨水が大量に入っていたので、雨漏りの原因だという見解です。

向かって左側と同様に、増築部の内部から壁を補強してから内装をきれいに改修する内容で工事を行うことになりました。

外壁に発生したひび割れ・・どうしたらいいの？

ここで、T様邸の雨漏りの原因だった「ひび割れ」について少しお話したいと思います。
ひび割れを放置すると雨漏りなどの二次被害を引き起こしてしまいます！

写真は、ベランダのモルタル壁が崩れてしまった事例です。

ひび割れから雨水が浸入し、目に見えない部分で雨漏りが進んで下地を腐食させ、ある日突然外壁が崩れてしまったのです。
このように、ひび割れから雨水が浸入すると雨漏りだけでなく、建物の強度を低下させることがありますので、
「小さなひび割れだから」と軽視せず、定期的に点検して必要なメンテナンスを行ないましょう。

【ひび割れが原因で外壁が落下した事例】
➡　和泉市の外壁に雨水が浸入！外壁が落下してしまいました！
➡　和泉市の外壁が崩れ落ちた原因は雨漏り！修理の様子をご紹介！

増築部の屋根の状況

T様邸の雨漏りの原因は外壁の可能性が高いのですが、屋根もきちんと調査しました。

増築部は金属屋根で、本宅側に雨水が流れるように勾配がつけられている片流れの屋根です。
錆などの劣化症状や破損もありませんでしたが、雨樋にゴミが詰まり、ボールなども落ちていたので工事の際に掃除することになりました。
※雨樋とは屋根に落ちてきた雨水を集めて排出させる設備のことです。

この雨樋は本宅側に面して設置されているので、オーバーフロー（液体が溢れること）を起こすと雨漏りのリスクが高くなってしまいます。

現在は本宅側との取り合いに雨漏りしていませんが、雨樋の両側に雨水が滞在し、その部分が傷んでいると壁側に雨漏りしてしまいます。
雨樋も雨漏りの原因の可能性がゼロではないので、きちんと処置させていただくことになりました。

雨樋が詰まるとどうなるの？

雨樋が詰まるとどうなるの？ 雨樋が詰まると雨水の流れが悪くなりオーバーフローを起こしてしまいます。
そして、雨樋が詰まって雨水が溢れた時に外壁などが傷んでいるとそこから雨水が浸入して雨漏りしてしまいます！また、雨樋が詰まると雨水が溢れて大きな音をたてたり、外壁を汚したり劣化を進める原因になってしまうこともあります。
「外に設置されているし、雨水が漏れても問題ない」と思わずに雨樋の不具合を見つけたらきちんと修理しましょう。

【関連記事】
➡　雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください

岸和田市T様邸の雨漏り修理の内容について

岸和田市T様邸の雨漏り修理の方法は？ ①増築部の壁に発生した壁の雨漏りを止めるために、モルタルの外壁を撤去して、防水性・耐久性を向上させた壁を設置
②外れた窓ガラスを撤去してモルタルの外壁で復旧
③復旧した外壁の塗装
④外壁のひび割れの補修
⑤雨樋の掃除

☆以上の内容で工事を行うことになりました！

岸和田市T様邸で行った工事の現場ブログ

雨樋掃除　➡　岸和田市の雨樋がオーバーフローで雨漏り！雨樋掃除で解消！
外壁のひび割れ補修　➡　岸和田市の雨漏りの原因は外壁のひび割れ！コーキング修理しました
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外壁のひび割れ補修の施工事例　➡　岸和田市の外壁のひび割れから雨水が浸入！ひび割れを補修しました！
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