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岸和田市の玄関で発生した雨漏りの応急処置！シーリングで防水！

岸和田市A様邸で行った雨漏りの応急処置の様子をご紹介します。

A様邸は長屋で、2階の和室の天井と玄関の天井に雨漏りしていました。
2階の和室の雨漏りの原因は屋根にあったので、先に修理が完了しています。
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今回の現場ブログでは玄関の雨漏り修理の様子をご紹介します。

岸和田市A様邸の玄関の雨漏り修理について

岸和田市A様邸の基本情報 ■建物詳細・・木造2階建ての長屋
■築年数・・約53年
■屋根・・土葺き・釉薬瓦
■雨漏り箇所・・2階の和室（修理済）と玄関の天井

☆雨漏り箇所の上にはベランダがあり、防水が傷んでいたので防水するご提案をさせていただきましたが「応急的な処置でいいです」とのことで、シーリングを用いて補修することになりました！

雨漏りしている玄関

雨漏りしているのは玄関の天井です。

雨が降るとポタポタと雨水が落ちてくるそうです。
雨漏りを繰り返して天井板に水が廻って波打っていました。

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雨漏りしている玄関の上のベランダ

雨漏りしている玄関の上にはベランダがあります。

A様邸は長屋で、2軒を繋げてお住いされているのでベランダも繋がっています。
それぞれ防水の工法が異なり「塗膜防水」と「塩ビシート防水」が施されていました。

雨漏りしているのは塩ビシート防水が施されたベランダです。

塗膜防水とは・・塗膜によって防水層を形成する工法
塩ビシート防水とは・・塩ビの防水シートを敷き込んで防水する工法

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雨漏り箇所の上のベランダは塩ビシート防水で、防水の要である塩ビのシートが傷んで剥がれてきている状態でした！

こちらのベランダは雨水を通さない塩ビのシートで防水されている為、剥がれてくると取り合い部分から雨水が浸入してしまいます！

ベランダの鉄製の手すりの劣化も進んでいました。

鉄製の手すりは、中が空洞になっているのですが、どこからか雨水が入り込んで内側から雨漏りすることがあります。
手すりの交換もご検討されていましたが、予算もあるので今回は見送り、雨水が入る可能性がある支柱の根元にシーリングを充填して補修することになりました。

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立ち上がり壁と塩ビシートの取り合い部分も割れている状態でした！
吹き降りの雨の時には、外壁を伝ってきた雨水が浸入する可能性があります。

外壁に発生したひび割れを甘く見てはいけません。知らない間に雨水が浸入して下地の木部を腐食させ、壁が落下した事例もあります。

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岸和田市A様邸の玄関で発生した雨漏りの応急処置について

今回は、雨水が入りそうな箇所にシーリングを充填して防水する内容で工事のご依頼をいただきました。
丸印と矢印部分を重点的にシーリングで防水していきます。

岸和田市A様邸の雨漏りの応急処置の内容 1．鉄製の手すりの支柱の根元
2．ふたつのベランダの防水の取り合い
3．立ち上がり壁の取り合い
4．木製の窓枠周り

☆雨水が入りそうな箇所にシーリングを充填して防水する内容です。

鉄製手すりの支柱の根元の防水

鉄製の手すりの支柱との取り合いから雨水が入る可能性があったので、シーリングを充填して防水しました。

雨水が入るのを防ぐためのシーリングですので、厚めに充填してしっかりと防水しています。

A様邸は長屋で塗膜防水と塩ビシート防水のベランダが繋がっています。

塩ビシートが傷んで剥がれてきていたので、ふたつの防水の取り合いから雨水が入る可能性がありました。
ふたつのベランダの床面の取り合いにもシーリングを充填しています。

立ち上がり壁と塩ビシート防水の取り合い部分に発生していたひび割れにもシーリングを充填しました。

これで、外壁を伝ってきた雨水が内部に浸入するのを防ぐことができます。

シーリングは、乾くとゴム状になり隙間を塞ぐことができます。雨漏り修理や屋根工事、防水工事には欠かせません。

ベランダに面した掃き出し窓の窓枠は木製で、周囲を防水しているシーリングが傷んでいました。

雨水は窓周りなどの開口部からも浸入します。特に木製の窓枠の場合、木部が傷むと雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
窓枠周りにもシーリングを充填してしっかりと防水しました。

A様邸の玄関で発生した雨漏り修理はあくまでも応急的な処置になります。

今後安心してお過ごしいただくためにはやはりベランダを防水しないといけません。そのことをお伝えし、今後のメンテナンスのご参考にしていただきました。

岸和田市A様邸の雨漏りの現地調査はこちら
➡　岸和田市の雨漏りのご相談で雨漏り調査を行いました！

【玄関で発生した雨漏り調査の様子はこちら】
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