和泉市の雨樋修理で竪樋を増設して勾配調整も行いました!
和泉市にお住いされているK様より「雨樋から雨水が漏れてるんです」
というご相談をいただき、雨樋修理を行ないました。
お隣の方に「雨樋から雨水が溢れていますよ」と教えていただき、雨の日に確認すると、
軒樋(横に渡した雨樋
)
から雨水がバシャバシャと漏れていたそうです。
竪樋の増設や軒樋の延長、勾配調整などを行ったK様邸の工事の様子をご覧ください。
ビフォーアフター
工事基本情報
- 使用材料
- 軒樋・竪樋・集水器他・つかみ金具・受け金具・銅線・シーリング
- 工事費用
- 樋修理及び勾配調整費・・約14万円(税込) 足場費用・・24万円(税込)
- 建坪
- 約15坪
和泉市にお住いの皆さまの中で「雨樋の不具合」でお困りの方はおられますか?
雨樋は屋根に落ちてきた雨水を受けて、地上や地下に適切に排出させるための設備のことです。
現在建てられている建物には雨樋が必ず設置されていますので、当たり前にあることからあまり気にかけることが無いかもしれません。
ですが、雨樋が割れたり詰まることがあるとそこから雨水が漏れて大切なお住いに色んな悪影響を及ぼしてしまいます・・!
雨樋に不具合が生じると、建物の劣化を早めてしまいます!外部のことですので、
修理を先送りにされる方が多いですが、大切なお住いを守るためにも早めに修理しましょう。
雨樋についてもっと知りたい方はこちらから➡
雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください
それでは、和泉市で行った雨樋修理の様子を施工事例でご紹介します。
和泉市K様邸の基本情報
●建物詳細・・木造・2階建て
●築年数・・約42年
●屋根・・土葺きの瓦屋根
●外壁・・モルタルの塗り壁
☆雨樋から雨水が溢れているというご相談をいただき、雨樋修理を行ないました。
「お隣の方に雨樋から雨水が漏れていますよ」と教えていただき、雨の日に確認すると、
2階の軒樋(横向きの雨樋
)の端から雨水が漏れていたそうです。
また、反対側の軒樋の端からも
以前から漏れている
とのことで、きちんと確認させていただきました。
写真の向かって右側が、お隣の方に教えてもらった箇所で、左側が以前から雨水が漏れていた箇所になります。
向かって右側の軒樋の様子です。
雨樋は各住宅によって取付け方が様々です。
K様邸の雨樋を全体的に確認すると、竪樋(たてとい・縦向きの雨樋
)
の数が少ないという印象を受けました。
軒樋には屋根から流れてきた雨水を受ける役割がありますが、順番に竪樋に流していかないと雨水の量が多い日には雨水が溢れてしまいます!
軒樋から雨水が漏れる原因は他にもあります。
それは「勾配の狂い」です。
軒樋は見た感じ
水平に見えますが、雨水が竪樋の方に流れるように僅かに勾配を付けて設置されています。
設置された当初は勾配がきちんと保たれて雨水が適切に排出されますが、長い年月をかけて強風に吹かれたり、
雨水を受けているとその勾配が少しづつ狂うことがあるのです。そうなると、雨水の流れが悪くなり溢れてしまいます。
勾配について詳しくはこちら➡
屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話
更に気をつけないといけないのが「雨樋の詰まり」です。
雨樋が詰まると雨水がきちんと排出されなくなり溢れてしまいます。
K様邸の雨樋は破損や詰まりがなかったので、問題を根本的に解決するために竪樋を1か所増設し、勾配調整を行うご提案をさせていただきました。
向かって左側の軒樋は以前から雨水がポタポタと漏れていたそうで、エアコンの室外機の上にタオルを敷いて処置されていました。
確認すると、屋根の形状が原因で雨水が漏れていたことが分かりました。
K様邸の屋根は瓦葺きで
「巴瓦・ともえかわら」という役物瓦が軒樋を設置する箇所に干渉しているので、
軒樋を端まで取付けることができない状況でした。
そのコーナー部分に落ちてくる雨水を受ける
ことができずに漏れている状態です!
軒樋を端まで延長するために、
巴瓦の丸い役物部分をカットして、軒樋を延長するご提案をさせていただきました。
K様邸は今後、雨樋のことで心配なく過ごすことができるようにと、お住い全体の雨樋の勾配を調整して雨水が適切に流れるようにメンテナンスすることになりました。
足場を全周に設置して雨樋修理着工です!
2階部分に設置されている雨樋の工事は高所での作業になりますので、足場が必要になることがほとんどです。
足場を設置する費用は、運搬、
組み立て・解体までを含むと
約15万円~25万円かかります。※現場によって異なります
工事のたびに足場を設置していると足場の費用が何度もかかることになりますので、足場を設置した時にまとめて工事を行うことをお勧めします。
足場についての記事はこちら➡
一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
K様邸は、2階の軒樋に流れてくる雨水を処理しきれず溢れている状態でしたので、
雨水をスムーズに排出させるために竪樋を1箇所増設しました。
これにより、雨の量が多い日も雨水が溢れることなく排出されます。竪樋はつかみ金具という金具を外壁に打ち付けてしっかりと固定しています。
以前から雨水がポタポタと漏れていた軒樋のコーーなー部分の問題を解消するために、屋根の巴瓦をカットして軒樋を延長します。※巴瓦をカットしても雨漏りしたり屋根に問題が起こることはありません
巴瓦をカットすることで、今まで取付けられなかった軒樋を取付けることができるようになります。
この部分はお家の裏側ですし、巴瓦をカットしも下からはほとんど見えません。
見た目にも影響が出ないので、雨樋の雨漏りを解消するためにこの方法でご提案させていただきました。
棟巴をカットして軒樋を延長しました。
手前に見えている軒樋に繋げるとより症状が改善されるのですが、屋根の形状から軒樋に段差があるため叶いませんでした。
ですが、隙間から漏れていた雨水を受けることができるようになったので、今までの雨漏りを防ぐことができます。
続いて、軒樋の勾配調整を行いました。
軒樋の勾配調整は簡単そうに見えて実は繊細な作業です。
勾配を付けすぎると雨水が飛び出しますし、緩すぎると雨水が溜まってしまいます。
街の屋根やさん岸和田店で行う
雨樋工事は数多くの現場経験と技術がある
熟練の板金職人が行いますので安心してお任せくださいね!
次に、軒樋の補強を行いました。軒樋は受け金具で受けて固定されていますが、強風を受けた時に外れて飛ばされることがあります。
近年大型の台風がいつ上陸してもおかしくないという異常気象に見舞われていますので、被害を最小限に抑えるために、
銅線を通して軒樋を固定させていただきました。
コーナー部分には受け金具を取り付けることができないので、下がってきやすい部分です。
樋の勾配が狂うのを防ぐために、コーナー部分の樋に銅線を通して上から引っ張って補強しています。
雨樋修理完了後、樋の中に水を流して流れを確認すると適切に排出されました。
足場を撤去してすべての工事完了です!
これで、お隣の方に迷惑をお掛けすることが無くなり、K様も安心してお過ごしいただけますね!
「お隣の人に、雨樋のことを聞いて迷惑をかけているのではと心配していたんです。工事前の打ち合わせでも丁寧に説明していただき、工事後は見えない部分の工事の写真もいただき、とても分かりやすかったです。ありがとうございました」K様が安心して過ごせるようになり本当に良かったです。
また、何かお困りのことがありましたらいつでもご相談くださいね(*^-^*)
和泉市K様邸の雨樋修理の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい
雨樋が割れたり詰まることがあると、そこから雨水が溢れて室内に雨漏りしたり、お住いの劣化を早めてしまいます。
「外のことだし、また今度にしよう」と修理を先送りにすると、被害が拡大して
思わぬ修繕費用がかかることも・・・!
大切なお住いを劣化から守るためにも、雨樋の異変に気づいたら街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。
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初めてご相談する方もお気軽にお声かけくださいね。
ご相談の方法はいくつかあります(*^-^*)
お電話でのご相談(9時~19時まで受け付け中!) 0120-169-747(フリーダイヤル)
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