泉大津市のカーポートの波板張替えの費用をご紹介！

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施工事例
泉大津市のカーポートの波板張替えの費用をご紹介！

工事のきっかけ

泉大津市にお住いのT様より「カーポートの波板が風でバタバタして飛ばされそうで怖いので張替えたいんです」というご相談をいただき、塩ビ製の波板をポリカ波板に張り替えました。

既存の波板は塩ビ製で古くなり茶色く変色し、太陽の熱の影響で変形して隙間があいていました。
同じ塩ビ製の波板に張り替えることもできますが、より長持ちするようにポリカ波板に張り替えています。

波板を張替えて明るい屋根になり、T様にもお喜びいただけました。

泉大津市波板工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 波板工事

施工期間: 1日

使用材料: ポリカ波板（9尺を9枚使用）色・・ブロンズ　ポリカフック（25mm）色・・ブロンズ

築年数: 約42年

保証年数: 2年

工事費用: 約9.7万円（税込）

建坪: 約16坪

泉大津市T様邸のカーポートの波板張替えの現地調査について

泉大津市にお住いのT様よりカーポートの波板張替えのご相談をいただき現地調査にお伺いしました。

カーポートのすぐ隣のお部屋はお父様の寝室になっていて、風が吹くたびに波板がバタバタと音を立てるので気になっていたそうです。また、波板が茶色く変色していて見た目も悪くなってきたのですべて張り替えたいとのご希望でした。

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T様邸のカーポートの状況

波板の変色

T様邸のカーポートの波板は塩ビ製（塩化ビニール製）です。

塩ビ製の波板は安価で扱いやすいことから、波板の定番でした。ですが、紫外線の影響で変色したり硬化して脆くなって割れやすくなるので、長期に渡っての使用には不向きかもしれません。

T様邸の波板も経年で古くなり茶色く変色して美観性を損ねていました。

波板の変形

カーポートの屋根を上から確認すると、波板が変形している様子がよく分かりました。

波板の幅は規格のサイズがあり決まっているので、施工する本体の大きさに合わせて並べて張ります。波板同士の継ぎ目部分が変形して大きく隙間があいている状態でした。

波板の間に隙間ができると雨漏りしたり、風を受けやすくなって飛ばされる可能性があります。

波板フックの劣化

波板を固定しているフックを確認すると数カ所で割れていました。

本体の形状や素材によって波板を固定する部材が異なります。T様邸のカーポートはアルミ製で、波板を固定しているのは塩ビ製の波板フックでした。

上記でご説明したように、塩ビ素材は紫外線などの影響で非常に脆くなるので割れやすくなります。

波板を固定しているフックにはパッキンが付いているのですが、そのパッキンが痩せてくると波板が風でバタついてしまいますし、波板をしっかりと固定することができなくなって飛ばされる原因になります。

雨樋（あまどい）が詰まっていました

カーポートの屋根に落ちてきた雨水を受けるために軒先の溝が雨樋の役割を果たしています。

雨樋を確認すると、泥などが蓄積し、詰まって水が溜まっていました。

T様邸のカーポートの雨樋は波板で半分ほど隠れているので普段は掃除ができません。波板をめくるときれいに掃除することができますので、張り替え工事の時にきちんと対応させていただきました。

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カーポートの波板張替え工事の様子

波板をめくります

それではカーポートの波板張替え工事の様子を順番にご紹介させていただきます。

まずは端から順番に波板をめくる作業から始めます。
波板を固定しているフックを外すと波板をめくることができます。

T様邸の波板は古くなり、めくる時にボロボロに割れてしまいました・・・！

塩ビ製の波板は経年で硬化して物がぶつかったり強風で割れてしまうことがあります。
数年前の大型の台風では強風で波板がすべて飛ばされてしまった住宅がたくさんありました。

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雨樋を掃除しました

波板をめくった後、雨樋をきれいに掃除しました。

カーポートやテラスの雨樋はその形状から常日頃掃除ができないことがあるので、波板やパネルを張り替えるタイミングで雨樋を掃除することをお勧めします。業者に波板張替え工事を依頼する時は雨樋についても確認しましょう。

Ｔ様邸で使用するポリカ波板について

T様邸の工事で使用するのはポリカ波板です。

ポリカ波板とはポリカーボネート製の波板のことです。
ポリカーボネートはプラスチック素材の中でも耐衝撃性（衝撃に強い）に優れています。また、耐候性も良好なので、塩ビ波板よりも長持ちします。更に、透明度が高くて紫外線を通さないという特徴もあります。

波板を固定するフックについて

波板を固定するフックもポリカ素材のフックなので、以前よりも割れにくくなり安心です。

波板フックには長さがいくつかあり、本体の形状に合った長さのフックを使用しないと波板をしっかりと固定することができません。フックが短すぎても本体に引っ掛けることができないので、ご自身で波板を張替える時にはお気をつけ下さいね。

端から順番にポリカ波板を張ります

T様邸のカーポートは規格サイズの波板をそのまま張ることができました。

9尺（2730mm）の波板を9枚並べて端から順番に固定していきます。
波板の山の部分に下穴をあけて波板フックを通して本体に引っ掛けて固定します。

波板を張る時の注意点

波板は本体の大きさに合わせて並べて張るのですが、気をつけないといけないのが継ぎ目となる部分です。

継ぎ目（波板が重なる部分）は、波板の山が「2.5山・二つと半分以上」重なるようにしないと雨漏りしてしまいます。また、ポリカ波板には表と裏が指定されている製品があり、逆向きに張ると早く劣化してしまうので注意が必要です。

波板の表裏については、波板の端に貼っているシールを確認していただくと記載されています。