和泉市にお住いの皆さまこんにちは！

皆さまは「軒天」のことをご存じですか？
外壁よりも突き出した屋根のことを軒といい、その裏面が軒の天井で「軒天」と言います。

軒天は、普段はあまり気にかけない部分かもしれませんが、意味があって設けられています。

軒天ってどの部分のこと？どんな役割があるの？

軒天とは、外壁よりも突き出た屋根の裏面のことです。

軒天の役割り

1．美観性・・軒天がないと屋根の構造部分がむき出しになり、見た目が悪くなります

2．火事の延焼を防ぐ・・軒天がないと、火事で窓から火が出た時に屋根裏まで一気に燃え広がり屋根が焼け落ちてしまいます

3．屋根裏の換気・・軒天に有孔ボード（穴が開いたボード）や軒裏換気口を設けることで屋根裏の結露を防ぐことができます

4．雨風の浸入を防ぐ・・軒天を設置することで雨風が屋根内部に吹き込むのを防ぐことができます

☆建物の形状によって軒天を設けていない場合もありますが、軒天が傷むと雨水が浸入して屋根や外壁を傷め、建物にダメージを与えてしまうので、定期的な点検・必要なメンテナンスを行ないましょう。


軒天についてはこちらのリンクでも詳しくご紹介しています！
➡　軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります

和泉市N様邸の軒天の簡易補修の様子

「軒天にひび割れがあって落ちてきそうで怖いんです」とのご相談をいただき早速現地調査にお伺いしました。

軒天の仕上は各住宅によって様々（化粧合板・ケイカル板など）で、N様邸はモルタルを塗った仕上げでした。
そのモルタルにクラック（ひび割れ）が発生している状態です！

下から見てもそのクラックの大きさが確認できました。
クラックに雨水が浸入すると、モルタルが剥離して落下する危険性があります。

N様邸は2軒長屋で、お隣や同じ形状の周囲の家も、軒天にクラックが発生して落ちたことがあり、板金を張って修理していたので「私の家も同じことになるかも・・・」と不安になり、早めの修理をご希望されていました。

●ベランダが設置されている方の軒天にもクラックが発生して、モルタルが一部剥離していました。

モルタルが剥離しているのは軒先付近で、雨水が集まる箇所です。そのため、その影響をまともに受けたのでしょう。

軒先についてご紹介した記事です
➡　狭小地に多い!軒先が短いお家で雨漏りが起こりやすい理由とは

モルタルが剥離した部分はベランダの波板があったので、直接地面まで落下せずにすんだ可能性がありますが、N様にお話しすると「いつ剥がれたか分からない」ということでした。

同じ形状の周囲の住宅でも軒天の修理を行なっていて、モルタルが落下しないように板金を取付けていましたが、N様邸はシーリングでクラックを応急補修することになりました。
シーリングを充填すれば、モルタルの落下や雨水の浸入を防ぐことができますので、現状が悪化することがありません。

和泉市N様邸のご提案内容

和泉市N様邸の軒天の応急補修の様子

ベランダの波板屋根の上のモルタルが剥離していた部分にもシーリングを充填して補修しました。

モルタルが欠損したままだと雨水がどんどん浸入して建物の構造部分を傷めてしまうので、雨水が入らないようにきちんと処置させていただきました。

軒天の応急補修完了です！！

透明なシーリングを使用したので補修箇所があまり目立っていません。
クラックをシーリングで補修すると、どうしても補修箇所が目立ってしまうので、外壁などひび割れが多数ある場合は塗装を兼ねて工事を行うと美しく仕上がるのでお勧めです。

【和泉市N様邸の工事の施工事例はこちら】

1. ➡　和泉市の軒天のひび割れをシーリングで応急補修しました！

街の屋根やさん岸和田店は、お住いの無料点検のご相談も承っておりますので、気になることがありましたらお声かけくださいね。

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軒天の修理をご検討されている方へ