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熊取町のベランダ防水で雨水が廻った床下地を交換しました！

熊取町にお住いのS様より雨漏りのご相談をいただき、雨漏り調査を行うと、雨漏りしている増築部の上のベランダに雨漏りの原因がある可能性が高いことが分かったのでベランダを防水することになりました。

この記事ではベランダを防水するための下地設置の様子をご紹介させていただきます。

ベランダは外部に設置されているので必ず防水されています。
防水の工法にはいくつかありますが、S様邸のベランダの既存の防水は『シート防水（塩ビシート・密着工法）』でした。

シート防水ってどんな防水？
シート防水は、防水性のあるシートを敷いて防水する工法のことです。
使用されるシートは【塩ビシート（塩化ビニール）】【ゴムシート】があり、施工方法は専用の接着剤によりシートを貼り付ける密着工法、そして機械を用いて固定する工法があります。

【シート防水について詳しくはこちら】
➡　シート防水が施工された屋上（陸屋根）のメンテナンス方法

S様邸はこの工事で耐久性のあるFRP防水（繊維で強化したプラスチックを用いて防水する工法）を施すご提案をさせていただきました。

FRP防水を施すために下地を設置するのですが、S様邸のベランダの床は一部雨水が廻ってたわんでいる箇所があったので、めくって張り替えることになりました。写真は下地と一緒に防水シートを撤去している様子です。

下地が健全であれば、新しい下地を上張りすることができ、その場合は既存の下地の撤去と処分費用が抑えられます。

【FRP防水について詳しくはこちら】
➡　屋上、ベランダ・バルコニー、どこでもFRP防水が最強である5つの理由

たわんでいた床を剥がすとやはり雨水が廻った形跡がありました！

下地に水が廻って腐食していたので剥がす際にボロボロになっています。
シート防水は表面のシートで雨水の浸入を防いでいるのですが、シートが劣化したり継ぎ目から雨水が入るとたちまち雨漏りしてしまいます。

【雨漏りについての関連記事】
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雨水が廻って傷んでいた床は、下地をすべて撤去して張り替えることになりました。

写真は傷んだ下地を撤去した様子です。下には増築部の天井裏が見えています。入る雨水の量が少ないと、お部屋の中まで雨水が達しないことがありますが、S様邸のように下地を腐食させたり、目に見えない部分で雨漏りが進行する危険性があるので、床がたわんだり、お部屋の中がかび臭かったりするなど異変を感じたら街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。

下地を支える根太も少し傷んでいたので、耐久性を考慮して新しい角材の下地を添えてきちんと補強しました。

下地が新しくなってもしっかりと支えられないと意味がありません。街の屋根やさん岸和田店は点検して必要な箇所はきちんと補強していますのでご安心くださいね。

雨水が染みこんで傷んだ下地を撤去して新しい下地を設置しました。

S様邸のベランダの床は合板下地があり、その上に防水を施すための下地があります。
この工事では防水及び防水下地を撤去し、傷んだ部分の床は床の下地も交換しました。

どんなに性能のいい防水を施しても、床の下地がたわんで動くと防水層も動くので長持ちしないですし割れてしまいます！

ベランダのドレンも交換して防水性を向上させます！

ドレンとは排水口のことで、ベランダに落ちてきた雨水を排出させる役割があります。
すなわち、雨水はドレンに向かって流れてくるので普段から雨漏りのリスクが高いと言えます。
S様邸はドレン付近の下のお部屋の天井で雨漏りしていますので、雨漏りを止めるためにドレンも交換させていただきました。

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床の傷んだ部分を交換した後、全体的に合板下地を設置していきます。

この下地は防水を施すための下地です。
S様は床のたわみをとても気にされていたので、強度のある構造用合板を使用しました。

構造用合板とは、屋根の野地板（下地）や耐力壁（水平方向の揺れに耐える壁）としても使用される丈夫な合板です。

ベランダを防水する際には、必ず壁まで立ち上げて防水します。
防水層を床面から壁の立ち上がりにかけて継ぎ目なく施工することで、お皿のような形状になり防水性が向上します。

床面に続いて壁の立ち上がりにも構造用合板で下地を設置しました。
下地の段階では継ぎ目があり、そこから雨水が浸入してしまいますが、この上に継ぎ目のない防水層を形成しますので、雨水から守ることができます。
また、防水する前に下地の継ぎ目にシーリングを充填するので、雨漏りのリスクが高い部分（継ぎ目）は防水が二重になります。

S様邸のベランダは、外部から入れるように外階段があります。
S様は階段の上の踊り場から雨漏りしていると思われて、以前ご自身でモルタルを塗装して上に波板を被せて防水されていました。

確かに踊り場部分も雨漏りの原因の可能性があるので、きちんと防水しないといけません！

健全な防水を施すために、モルタルを取り払ってから合板下地を設置することになりました。

踊り場のモルタルを剥がし、防水・防水下地を撤去した後、構造用合板で新しい下地を設置しました。
この上にFRP防水を施工していきます！

S様は、この踊り場に波板を張るなど防水されていたので、外部からベランダに上がっていませんでした。この工事で踊り場も防水するので、安心してお使いいただけるようになります。

次はベランダ防水の様子を工程ごとに分けて分かりやすくご紹介させていただきます。
ベランダ防水をご検討されている方は是非参考にしてくださいね。

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ベランダ防水をご検討されている方へ

ベランダは外部に設置されているので定期的にメンテナンス・防水しないと雨漏りに繋がることがあります！

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