岸和田市にお住いの皆さまこんにちは！

皆さまのお家の雨樋（あまどい）はどのような素材ですか？
雨樋は屋根に落ちてきた雨水を集めて地上や地下にスムーズに排出させるための水路のような設備で、建物にとってなくてはならない存在です。

雨樋の素材は意外と多く、「銅製」「塩化ビニール」「ガルバリウム鋼板」「ステンレス」「アルミニウム」「合成樹脂」があります。

岸和田市にお住いのS様より「雨樋に穴が開いて雨水が漏れるんです」というご相談をいただき、
銅製の雨樋の調査を行ったので、この現場ブログで「銅製の雨樋の穴あき」についてお伝えしたいと思います。

ご自宅の雨樋が銅製で、穴が開いてお困りの方は是非参考にしてくださいね！


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岸和田市S様邸の銅製の雨樋の調査について

岸和田市S様邸は昔ながらの木造・2階建ての日本家屋で、銅製の雨樋が取り付けられていました。

昔の住宅では、S様邸のように銅製の雨樋を使用していることがあります。
銅製の雨樋は、表面が緑青（ろくしょう）という錆びで覆われることで耐久性が向上するとされて、昔は多く使われていました。
現在でも、神社や仏閣などでは銅製の雨樋を使っていますが、経年で穴が開く事例が増えてきたこともあり、一般住宅ではほとんど採用されなくなりました。

銅製の雨樋に穴が開く原因について 

銅製の雨樋（銅板）に穴があく原因は「酸性雨」という説もありますが、瓦の成分や釉薬（ゆうやく）が、雨水と一緒に流れ落ちることで酸化被膜（緑青）が形成されなくなり穴が開くという見解もあります。酸化被膜が形成されなくなる現象のことを「エロージョン現象」と言います。

また、屋根面と雨樋との間には落差があるので、雨水が同じ箇所を何度も打ち付け、その時の衝撃で銅板が摩耗して穴が開くとも言われています。

岸和田市S様邸の雨樋修理のご提案内容

雨樋から雨水が溢れるというご相談もありました！

軒樋の勾配については、樋を交換すると正常に戻りますので、雨水が溢れることはありません。


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屋根を点検すると草が生えていることが分かりました！

S様邸の屋根を点検すると、数カ所で草が生えていることが分かりました。

土葺きの瓦屋根は瓦を葺く際に土や漆喰を使用しています。
草は土と水と太陽光があると育ちますので、屋根にも草が生える事例が多く発生しています。

植物の種は、風で飛ばされてきたり、鳥が運んできます。

草が成長すると、屋根の中で根を張り、雨が降った時に雨水が根を伝って内部に雨漏りする危険性がありますので、屋根に生えた草は放置しないようにしましょう！

「草を抜くだけなら」と、ご自身で屋根の上に上がると大変危険ですし、根が張っていると抜いた時に漆喰や土を傷めることがありますので、
点検や処置は街の屋根やさん岸和田店にお任せくださいね！

雨樋工事をご検討されている方へ