和泉市のベランダ防水でウレタン防水(塗膜防水)をご提案しました!
和泉市で行ったベランダ防水工事の様子をご紹介します。
H様邸は木造・2階建ての住宅で、築40
年が過ぎていますが、ベランダのメンテナンスを一度もされたことがありませんでした。
床面にひび割れが発生して心配になり「雨漏りする前に」と街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただき、工事に至ります。
雨漏りについて詳しくご紹介した記事はこちら
雨漏りには早急な対応が必要です!➡
雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさん岸和田店にお任せください!
ベランダやバルコニー、陸屋根は外部に面しているので
必ず防水されていますが、
防水は永遠に続くわけではありません!
防水が傷んでくると、内部に雨漏りすることもありますので、定期的なメンテナンスが必要になります。
防水の工法はいくつかありますが、
H様邸では【ウレタン防水】のご提案をさせていただきました。
ウレタン防水をお勧めした理由は?
ウレタン防水は費用・性能ともにバランスが良く、広さや材質を問わず施工が可能ですので、お勧めさせていただきました。
また、他の防水工法よりも比較的低価格で工事することができます。
まずは、和泉市H様邸で行ったベランダ防水のビフォーアフターをご覧ください!
防水前のベランダです。ベランダは防水層の上に保護モルタルを敷いた形状でした。
防水層は保護モルタルで隠れて見えませんが、建ててから一度も防水されていないことから、防水層の劣化も進んでいると判断して、防水をし直すご提案をさせていただきました。
防水後のベランダです!ウレタン防水を施工して、新しい防水層を形成しました。
同じく防水層は
トップコート(表面に塗る保護塗料
)
により隠れて見えませんが、
以前よりも防水性が向上しています。
見た目がとても美しくなり、それだけでも嬉しいですが、雨漏りの心配がなくなりました。
それでは、トップコートの下に控えている防水層がどのようなものなのか、和泉市H様邸の事例を参考にご紹介させていただきますね!
ベランダの防水やウレタン防水をご検討されている方の参考になると嬉しいです(*^-^*)
ウレタン防水とは、塗膜防水(とまくぼうすい)のことです。
簡単にお伝えすると、塗料を塗って、その塗膜で防水層を形成する工事です。※防水層は雨水の浸入を防ぐ部分のことです
液体状のウレタン防水材(ウレタン樹脂
)を塗布して防水層を施工することができますので、下地との密着性が良く、段差がある箇所や複雑な部分にも対応できます。
ウレタン防水材は時間とともに硬化して柔軟性のあるゴム状に変わっていき、雨水をシャットアウトする防水層になります。柔軟性がありますので、地震の揺れ受けた時にある程度追従し、割れにくいという特徴があります。
ウレタン防水の最大の特徴は「継ぎ目のない防水層をつくることができる!」ということです。
塗装により防水層を形成しますので、段差や立ち上がり部分との取り合いにも継ぎ目が発生しません!継ぎ目部分は雨漏りの弱点になりやすいので、継ぎ目なく施工できるということはとてもいいことなのです。
ウレタン防水はいいところがたくさんあるけどデメリットはないの?
ウレタン防水は、職人が手作業で塗装して塗膜を均一に付けないといけないので、誰でも施工できるわけではありません。
塗膜が薄い部分ができると水たまりができたり、劣化するのが早くなる可能性があります。
また、耐用年数がやや短く、定期的なメンテナンスが必要です。
☆どんな防水工法にもメリットとデメリットがありますが、しかるべき工法で防水しないとその性能を発揮させることができません!
街の屋根やさん岸和田店では、毎日防水工事ばかり行っている防水専門の職人が責任をもって作業させていただきます。
どの職人も豊富な知識と
数々の現場経験がありますので、安心してお任せくださいね。
防水工事について詳しくご紹介した記事がありますので良かったらご覧下さいね!
つづいて和泉市H様邸のベランダのウレタン防水の様子をお伝えしていきます!
和泉市H様邸の基本情報
■築年数・・約40年
■建物の形状・・木造・2階建て
☆建ててから一度もベランダのメンテナンスをされたことがなく、床面などにひび割れが発生して心配になり、防水のご相談をいただきました!
■ご提案した防水工法・・ウレタン防水
和泉市H様邸は築40年が経過していますが、建ててから一度もベランダのメンテナンスをされたことが無く、
床面や立ち上がり壁などのひび割れが目立つようになり、防水をご検討されていました。
既存
の防水は防水層の上に保護モルタルを敷いた形状です。
床面などにひび割れが発生しても下に控えている防水層が傷んでいなければ雨漏りすることは無いのですが、
H様邸の築年数からすると、防水層も傷んでいる可能性が高かったので、新しく防水層を形成するご提案をさせていただきました。
防水の工法はウレタン防水です。上記でご説明しましたが、ウレタン防水は
費用・性能ともにバランスが良く、広さや材質を問わず施工が可能ですので、お勧めさせていただきました。
ベランダ防水で必ず行うのが「ケレン・清掃」です。
ケレンとは、塗装工事前に行う下地を整える作業のことです。
主に鉄部の錆を落とす意味合いで使われることが多いのですが、基本的に
「下地処理」「素地調整」と同じ
作業です。
防水面となるベランダに汚れや古い塗膜が付いたままだと、新規の防水が素地にしっかりと密着しないので、事前にきれいに整えないといけません。
☆ケレン作業は、防水層を長持ちさせるための重要な工程です!
続いて、立ち上がり壁と床面の取り合いなど、雨漏りの弱点になりやすい箇所を防水
します。
写真は防水する箇所にプライマーを塗布している様子です。
プライマーは接着効果がある塗料で、この後に充填するシーリングをよりしっかりと密着させるためのものです。
※シーリングは隙間を埋めたり防水する際に使用する充填剤のことです
ベランダの床面や立ち上がり壁に発生したひび割れにもシーリングを充填して補修
しました。
防水する前にひび割れを
補修しておくと、万が一防水層が傷んだ時に雨水が内部に浸入するリスクを低減することができます。
☆
ベランダを防水する前に、素地をきれいに整えて、ひび割れなどの
防水性が低下している部分を補修することが大切です!
カチオンフィラーを塗布して健全な下地を設置します!
続いて「カチオンフィラー」
という下地調整材を塗布して新しい下地を設置していきます。
カチオンフィラーとは薄塗で施工できる下地調整材のことです。
接着性が高いので、下地と一体化し、肉痩せが少ないので
ひび割れることなく塗膜をつくることができます!
この工事で立ち上がり壁から床面にかけて防水しますので、立ち上がり壁・床面共に
新しい下地を形成しました。
カチオンフィラーを乾燥させてからプライマーを塗布します!
カチオンフィラーを乾燥させてから、プライマーを塗布しました。
先ほどお伝えしましたが、プライマーは接着効果がある塗料で、この上に施工する防水層をしっかりと密着させる役割があります!
プライマーを塗布する過程で塗りムラがあったり、薄塗りだったりすると、その部分の密着性を確保できず、防水層が剥がれやすく
なってしまいますので、ローラーを往復させて丁寧に塗布しました。
ベランダの立ち上がり壁から床面にかけてプライマーを丁寧に塗布した後、いよいよ防水層を形成していきます!
ウレタン防水材(ウレタン樹脂
)を塗布して、その塗膜により防水層を形成します。
ウレタン防水は、塗装することで防水層を形成することができ、写真で見ると簡単そうに見えますが、
塗膜が均一になるように施工しないといけないので、誰でも施工できるという訳ではありません!
塗膜が薄い部分には水が溜まりますし、劣化する速度も速くなってしまいます。
「どんな職人が作業するか分からないので心配・・」という方がおられるかもしれません。
街の屋根やさん岸和田店は、熟練の防水専門の職人が作業しますし、作業中の様子もカメラで撮影していますので安心してお任せくださいね!
お客様に安心していただけるように・・
ウレタン防水は塗膜が均一になるように施工しないといけませんが、もう一つ注意しないといけない点があります。
それは【塗膜の厚み】です!防水性や耐久性などの性能を維持するためには塗膜に既定の厚みを付けないといけません!
基本的に塗膜の厚みは2㎜、そして国土交通省の仕様になると3㎜の厚みを確保しないといけないのです。
では、どうやって塗膜の厚みを確保するのでしょうか。それは「重ね塗り」です。初めに塗布した塗膜を乾燥させてからもう一度
塗り重ねることで塗膜が二重になって厚みを付けることができます。
H様邸でも、塗膜乾燥後にもう一度塗り重ねて、厚膜で丈夫な防水層を形成しました!
ウレタン防水材を塗布して防水層を形成し、乾燥させた後にトップコートを塗布します。
ウレタン樹脂は紫外線に弱いというデメリットがあるため、表面を塗装して保護しないといけません!
一番上に塗る塗料のことをトップコートと言います。
トップコートを塗って防水層が紫外線にあたるのを防ぎ、劣化を遅らせました。
トップコートを塗布して乾燥させると、ベランダのウレタン防水完了です!!
床面などにひび割れが発生し、心配だったベランダがしっかりと防水されて見た目も美しく仕上がりました。
ウレタン防水を施工したけど今後のメンテナンスはどうしたらいいの?ウレタン樹脂は紫外線に晒されると劣化が急速に進むため、トップコートが劣化する前に塗り替えのメンテナンスが必要です。
トップコートの塗り替えの目安は5年~6年に一度の間隔です。
トップコートをこまめに塗り替えてあげると防水層が守られて長持ちしますが、防水層の耐用年数は約10年が目安ですので、そのことを視野に入れて今後のメンテナンスを行ないましょう。
「ベランダにひび割れができて、そろそろ雨漏りするんじゃないかと心配だったので、工事してもらって
良かったです。ベランダ全体がきれいになったので、今後はこまめに掃除しようと思います」
H様に安心していただけて良かったです。
街の屋根やさんは屋根のことはもちろん、お住いのことなら何でもご相談を承っておりますので、心配なことがありましたらお気軽にご相談くださいね(*^-^*)
ベランダ防水やベランダのメンテナンスをご検討されている方へ
「ベランダのひび割れから雨漏りしそうで心配」「ベランダの防水を検討している」「ベランダを増設したい」など、ベランダのことで気になることがありましたら街の屋根やさん岸和田店の無料点検をご利用してみてはいかがですか?
ご連絡お待ちしております!
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