忠岡町で耐震診断を行い補助金を利用して耐震改修工事を行います!
忠岡町にお住いの皆さまこんにちは!
皆さまは地震について何か対策を立てていますか?
「南海トラフ大地震」もいつ襲ってくるか分からないので不安ですよね・・。
「家が古いから、地震がきたら倒れそうで心配」
「屋根に土と瓦が載ってるので、屋根の重みで家が潰されそう」
など、心配なことはたくさんあると思います。
忠岡町にお住いのK様も、地震について様々な心配事や不安を抱えていて、今後安心して暮らせるようにと耐震改修工事をご検討されていました。
耐震改修工事とは、簡単にお伝えすると、大きな地震が発生した時に建物が倒れて逃げ場を失うのを防ぐために、
建物を補強する工事のことです。
昭和56年5月31日よりも前に建てられた建物の場合、自治体の補助金を利用できる場合があり、K様もその補助金を利用して耐震改修工事に伴う屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
既存の屋根は土が載った瓦葺きで、軽い屋根材に葺き替えることで屋根の軽量化を図り、建物の倒壊を防ぎます!
忠岡町K様邸の基本情報
■ 築年数・・約55年
■ 木造・2階建て
■ 屋根・・土葺きの瓦屋根
■ 補助金を利用して屋根の葺き替えなどの耐震改修工事を行います
☆屋根に土と瓦が載っていて、地震の時に家が倒れるのでは、と心配されて、今後安心して暮らせるようにと耐震改修のご相談をいただき、工事に至ります。
忠岡町K様邸の耐震診断を行いました
忠岡町にお住いのK様より耐震改修工事のご相談をいただき、耐震診断を行いました。
自治体の補助金を受ける際には必ず「耐震診断」を行い、それに基づき、建物を強くするための「耐震設計」をたてないといけません。
昭和56年5月31日よりも前に建てられた住宅の場合、耐震診断にかかる費用が一定額支給されます。また、耐震補強案で様々な基準(建物が倒壊しないという基準)を満たしていれば、耐震改修工事にかかる費用の一部を補助金で補うことができます。
街の屋根やさん岸和田店には「耐震診断資格者」と「一級建築士」の資格を持つスタッフが在籍していますので、耐震診断や耐震設計を行うことができます!
建物の図面があれば構造部分の状態を把握することができますが、K様邸は図面が無かったので実測しないといけません。
壁の中の構造部分は目に見えないので、専用の機械を使用して、筋交い(柱と柱の間に斜めに設置されている構造を補強するための部材)の有無などを調査しました。
他にも小屋裏で金物を使って補強されているか、屋根や壁はどのような仕上げになっているかなど建物の状態を確認しました。
耐震診断を行い、耐震設計に基づいて耐震改修工事を行うことになりました。
K様邸の屋根は土葺きの瓦屋根です。
軽い屋根材に葺き替えることで屋根の軽量化を図り、耐震診断の評点(建物が倒壊しないという基準の数値)を上げることになりました。
では、屋根が重いとどんなことが起こるのでしょうか。
屋根が重いとどんなことが起こるの?
使用している瓦にもよりますが、一般的な陶器瓦の1枚あたりの重量は約2.6㎏です。
一坪で換算すると、約145㎏になります。そこに一坪あたりで使用する葺き土の重量約80㎏を足すと、屋根にはトン単位の相当な重量がかかっていることになります。
では、屋根が重いと、地震が発生した時にどんなことが起こるのでしょうか。
屋根が重いと建物の重心(中心となる点)が上がり、地震の揺れが発生した時に大きく揺れてしまい、倒壊する危険性があります!屋根を軽くすることで、建物の重心が下がって安定するので、地震が発生した時に重い屋根よりも有利になるのです。
重い屋根よりも軽い屋根の方が地震の際に有利です!
揺れが発生した時に、頭が大きく重いこけしは倒れやすいですが、ダルマは頭が小さく安定しているので倒れにくですね。
それと同じで、屋根も軽い方が建物が安定しますので、揺れを受けた時に倒れにくくなるのです。
屋根の葺き替えについての記事はこちら
屋根のカバー工法についての記事はこちら
この記事では重い「土葺きの屋根」と軽い「カラーベスト」についてもお話させていただきます。
まずは、土葺きの屋根についてお伝えしますね!
土葺きの屋根ってどんな屋根?
土葺きの屋根とは、瓦を葺く際に下地に「葺き土」と呼ばれる土を敷いた屋根のことです。
写真は忠岡町K様邸で行った屋根葺き替え工事で、瓦をめくっている時の様子です。
瓦の下には大量の土が載っていますので、屋根にかかる負担が大きくなってしまいます!
葺き土の瓦屋根は、土により瓦を固定していますので、経年で土が乾燥して痩せてくると瓦が動いてしまったり、強風で飛ばされることがあり、地震や台風時に受ける被害も大きくなる危険性があります。
瓦屋根について詳しくご紹介した記事です
K様邸では「カラーベスト」という軽い屋根材に葺き替え、屋根の軽量化を図り、建物の重心を下げて安定させることになりました。
続いて、K様邸の屋根葺き替え工事で使用する「カラーベスト」についてご説明させていただきます。
カラーベストってどんな屋根材?
カラーベストとは、厚みが5mmほどの平らな屋根材のことです。
軽量なので屋根に負担をかけることがなく、デザインも豊富で、施工性も良好なので人気がある屋根材です。
カラーベストは「スレート」「化粧スレート」「コロニアル」とも呼ばれています。
1枚ずつ釘留めして葺きますので、地震が発生した時に瓦が落下する心配がほとんどありません。
また、屋根の重量を少なくすることができますので、地震にも強くなるというメリットもあります。
カラーベストについて詳しくご紹介した記事です
重い「土葺きの瓦屋根」と、瓦よりも軽い「カラーベスト」について、ご理解いただけましたでしょうか。
忠岡町K様邸は、耐震診断を行い、そのご報告をさせていただき、評点(建物が倒壊しないという基準の数値)を満たす補強案を3つご提案しました。
耐震改修にかかる費用面や改修後の強度的な問題も踏まえてご検討していただき、屋根の葺き替えと、外壁塗装、内部の耐震改修工事を行うことになりました。
忠岡町K様邸で行った工事の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい
カラーベスト葺きはこちら ➡ 忠岡町で屋根を葺き替えカラーベストの屋根に!地震に備えました
耐震診断・耐震改修・屋根の葺き替えなどをご検討されている方へ
「大きな地震が発生する前に何か対策をしたい」
「屋根が重いので葺き替えたい」
「耐震診断で建物全体の状態を確認してほしい」
など、地震に備えるためにご検討されている方はおられますか?
耐震診断は、耐震診断資格者が行わないといけません!
街の屋根やさん岸和田店は「耐震診断資格者」「一級建築士」が在籍しておりますので、安心してお任せくださいね。
街の屋根やさん岸和田店は、ご相談・点検・お見積りは無料ですので、ご相談が初めての方もお気軽にご相談ください。
※注 耐震診断には耐震診断費用がかかります
街の屋根やさん岸和田店のお住いの無料調査について
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