屋根に草が生える原因は？

瓦葺きの屋根の棟には漆喰（しっくい）が使われることが多いのですが、その漆喰に植物の種が付着して、
雨により成長してしまうことがあります。
植物の種は、風で飛ばされてきたり、鳥の糞の中に混ざって運ばれてきます。

屋根に草が生えるとどうなるの？放置したらダメなの？

屋根に草が生えると見た目が悪くなりますし、瓦の内側に根を張るので、
雨が降ると雨水が根を伝って雨漏りする危険性があります！
「草が生えてるけど、そのうち枯れるかな」と放置せず、きちんと取り除きましょう！

漆喰が手間に出過ぎているとどうなるの？

棟の漆喰は基本的にのし瓦（四角くて平らな瓦）よりも3㎝ほど奥に控えて仕上げないといけません！
漆喰が手前に出過ぎていると、棟に落ちてきた雨水が直接あたるので、棟の内側に染み込む可能性があるのです。
街の屋根やさん岸和田店にいただいた雨漏りのご相談の中でも、棟の漆喰が手前に出ていたことが雨漏りの原因だった事例が
ありますので、漆喰工事を依頼する際には信頼のおける業者を選びましょう！

どうして凍て割れが起こるの？

瓦は土からつくられていますので、雨水などの水分が少なからず染み込んでしまいます。
瓦の内部に染み込んだ水分が冬の寒い時期に凍結し、その後溶けます。
その動きを繰り返すうちに、瓦の組織が体積の変化に耐えることができなくなり、割れてしまうのです。
水分は凍ると体積が膨張しますので、その時に瓦の外側に力が働くためです。