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貝塚市のベランダの下端にクラックが！落下する前に補修しました

貝塚市にお住いのM様より「ベランダの下の天井部分にひび割れがあって、落ちそうですごく心配なんです」というご相談をいただきました。現地調査後、お見積書をお預けしてクラック（ひび割れ）補修工事を行いましたので、その様子をご紹介します。

外壁のクラックで心配されている方、同じような事例でお困りの方は是非参考にしてくださいね！

それでは貝塚市M様邸で行ったクラック補修工事の様子をご覧ください(^-^)/

貝塚市M様邸のクラック補修工事について

写真はご相談をいただいた箇所です。

M様邸にはベランダがあり、外壁よりも突き出た部分の天井に大きなクラックが発生していました・・・！
この部分はお家の横に位置しており、道路側から見えないので、気づいた時にはこのような状態になっていたそうです。

「台風の季節もくるし、がさーっと落ちてきてお隣に迷惑をかけないか心配なんです」
M様邸の外壁はモルタルの塗り壁で、重量があるので落下すると大変危険です！

お見積書をお預けして、工事のご依頼をいただきましたので、早速工事に取り掛かりました。

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足場を設置します！

M様邸はお隣の住宅が接近していてハシゴを安全にたてるスペースがありませんでした。
また、修理の範囲が広いこともあり、作業性も踏まえて部分的に足場を設置しすることになりました。

お隣の方に事前に工事の旨をお伝えし、狭いスペースに足場を設置させていただきます。

屋根工事や高所での作業では足場が必要になることがあります。
足場を設置したタイミングで、できるメンテナンスを同時に済ませておくと足場の費用が抑えられます！

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M様邸のクラックの状況は？

ご相談をいただいたのは、外壁よりも突き出したベランダの下端です。

写真を見ての通り幅の広いクラックが端から端まではしっている状況です。
外壁側にもクラックがあり、このまま放置し続けると黄色い点線部分の幅でモルタルが落下する危険性がありました！

どうしてクラックが発生したの？
この上にはベランダがあるのですが、ベランダから雨水が浸入したことでモルタルの密着性が低下して剥離した可能性があります。
ベランダを同時に防水すると、防水性が向上しますのでより良い工事となりますが、ご予算を踏まえてクラックを補修する工事のみ行うことになりました。

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ベランダの側面にも縦割れが発生していました！

M様邸はベランダの下端だけでなく、側面に縦割れも発生していました！

よく見ると、ベランダの下端に発生したクラックと縦割れが繋がっています。このように、クラックが繋がっている場合、広い面積で落下する危険性があるので注意が必要です。

これらのクラックは「エポキシ樹脂モルタル」という強度のある補修材を用いてしっかりと補修させていただきます。

クラックをグラインダーでカットします！

それではクラック補修の様子を順番にご紹介させていただきます。

まずはグラインダーという電動工具でクラックをカットしていきます。
これを「クラックUカット」といい、クラックの幅を広げる作業になります。

この後行う補修作業で、補修材をクラックの奥まで充填するために幅を広げないといけません。
また、クラックの幅が広いと補修材を十分充填することができるので、エポキシ樹脂モルタル充填工では必ず行う工程です。

ベランダの下端に発生したクラックをカットして、幅を広げました！

写真を見ると驚きますよね・・・。
ですが、ここに強度のあるエポキシ樹脂モルタルを詰めると、以前よりも耐久性が向上しますのでご安心ください。

プライマーを塗布します！

クラックをカットした後、断面にプライマーを塗布しました。

プライマーは、この後充填するエポキシ樹脂モルタルをしっかりと密着させる役割があるため欠かせない工程です。

今回はアイカ工業の断面補修用防錆プライマーを使用しました。
この後使用するエポキシ樹脂モルタルもアイカ工業の製品なので、相性がよくお勧めです。

エポキシ樹脂モルタルを充填します！

エポキシ樹脂モルタルはエポキシ樹脂系の補修材の総称のことで、あらゆる会社が製造・販売しています。

今回はアイカ工業のエポキシ樹脂モルタルを使用！
主材と硬化剤に分かれているので、使う分だけ混ぜ合わせていきます。

エポキシ樹脂モルタルは軽量で高い強度があり、乾くのも早いので天井や壁の修復時にも活躍し、水が含まれないので乾燥による収縮がなく、コンクリートやモルタルにしっかりと密着してくれます。

エポキシ樹脂モルタルは主剤と硬化剤を混ぜ合わせた時点で硬化が始まります。

クラックの奥までしっかりと詰めないと中に空洞ができてしまうので、押さえバッカーという道具を使ってしっかりと充填しました。

既存の壁と表面が揃うように整えて完了です！
エポキシ樹脂モルタルはグレーの色なので、補修箇所がとても目立ってしまいます。そのため、外壁を塗装するタイミングでクラックを補修される方が多いですが、M様邸のように緊急性がある場合は、補修箇所周辺のみを塗装して仕上げることも可能です。

M様邸は人の目に触れない箇所なので、塗装工事は行わず、これで完了となります。

クラック補修のビフォーアフター

補修前

大きなクラックが発生しており、モルタルが落下する危険性がありました。M様も大変心配されていたので速やかに工事に取り掛かりました。

補修後

エポキシ樹脂モルタルをしっかりと詰めてクラックを補修しました。
外壁側に発生していた小さなクラックも補修したので、これ以上広がる心配はありません。

コーナー部分・補修前

コーナー部分にも縦割れが発生しており、広い面積でモルタルが落下する危険性がありました。

コーナー部分・補修後

コーナー部分もエポキシ樹脂モルタルを詰めて補修したので剥がれ落ちる心配がなくなりました。

M様邸はベランダの笠木（かさぎ）にもクラックが発生していたので、この工事で補修しています。
雨水がベランダから入るとまた別の箇所でクラックが発生する可能性があるので、できる範囲で防水処置するご提案をさせていただきました。

工事の様子は次の現場ブログでご紹介させていただきますね(*^-^*)

【貝塚市M様邸の現場ブログ】
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