泉大津市の棟板金が外れて雨漏り発生！棟板金についてご紹介！ | 岸和田、和泉市で屋根の補修・リフォームなら街の屋根やさん

HOME
現場ブログ
泉大津市の棟板金が外れて雨漏り発生！棟板金についてご紹介！

泉大津市にお住いの皆さまこんにちは！街の屋根やさん岸和田店の小南です。

皆さまは、スレート屋根に取り付けられている「棟板金・むねばんきん」のことをご存じですか？
近年、大型の台風が頻繁に発生していつ上陸してもおかしくない状況下にあります。
そんな中、「台風で屋根の板金が飛ばされるかも・・・」と、心配されている方も多いのではないでしょうか。

今回の現場ブログでは、棟板金についてお話したいと思います。
棟板金が飛ばされて雨漏りしないか心配されている方は是非参考にしてくださいね。

棟（むね）ってなに？どこの部分のこと？

棟板金についてお話しする前にまずは「棟」についてご説明します。

棟とは、屋根の頂点の水平部分のことで、ふたつの屋根面の取り合い部分になります。

屋根面同士の取り合い部には隙間が生じますので、雨水が入らないように雨仕舞（あまじまい）しないといけません。

※雨仕舞とは雨水が内部に浸入しないように処置することです。
【雨仕舞についての関連記事】
➡　雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い

棟板金について

棟板金は、文字通り棟に取り付ける板金のことです。
スレート（カラーベスト・コロニアル）、金属屋根などに取り付けられています。
※スレートとは平らな板状の屋根材のことです。

棟板金の役割りは？1．雨水の浸入を防ぐ
2．屋根材の固定

【スレートについて詳しくはこちら】
➡　スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法

【金属屋根について詳しくはこちら】
➡　金属屋根（ガルバリウム）のチェックポイントとメンテナンス方法

棟板金は釘で固定されていますが、経年で緩んで抜けてくることがあります。そうなると、台風などの強風で板金が飛ばされる可能性がありますので、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

【棟板金工事についてはこちら】
➡　棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決！

棟板金が外れるとどうなるの？雨漏りは？

棟板金は棟の隙間を塞ぎ雨水の浸入を防ぐ役割があります。
その板金が外れると「雨漏りするかも・・・！」と心配される方が多いのではないでしょうか。

棟板金が外れるとどうなるの？雨漏りは？ スレートの下には防水紙が敷かれているため、棟板金が外れてもすぐには雨漏りしません。
ですが防水紙が破損したり傷んでいると内部に雨漏りしてしまうので、棟板金が外れることがあれば、雨の日に天井裏で雨音がしないか、
天井に雨染みができていないか確認しましょう。

また「雨漏りしていないから」と修理を先送りにすると、防水紙を固定している釘の隙間から雨水が浸透して
じわじわと雨漏りしますのできちんと修理することをお勧めします。

【防水紙について詳しくはこちら】
➡　雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

泉大津市S様邸の棟板金の不具合について

泉大津市にお住まいのS様より「電気屋さんが屋根に上った時に、板金が外れてるよって言われたので心配で・・・」というご相談をいただき現地調査にお伺いしたので、その様子を参考に「棟板金が飛散したらどうなるの？」「雨漏りは？」についてお話していきたいと思います。

泉大津市S様邸の基本情報■建物詳細・・木造・2階建て
■築年数・・約30年
■屋根・・スレート葺き

☆電気工事の方が屋根の上がった時に棟の板金が外れていることに気づき、心配されたS様よりご相談をいただきました！

S様邸の屋根に上がって確認すると、下り棟（軒先に向かって下りる棟）の板金とその下地の貫板（ぬきいた）が外れている状態でした！

S様邸の屋根は下からほとんど見えないので、板金の不具合に気づかなかったそうです。
部屋内に雨漏りすれば異変に気付くことができたかもしれませんが、雨漏りしていないとのことでした。

貫板の役割りや劣化症状について

S様邸は棟板金とともに下地の貫板も外れていました。

貫板の上には板金を被せていますので、雨水が直接あたりませんが、屋根面との隙間から少なからず雨水が浸透します。
経年で貫板が傷むと、板金を固定している釘が効かなくなり、強風で板金が飛ばされてしまいます！

S様邸の下り棟を確認すると、貫板を留め付けていた釘が屋根に残っている状態でしたので、貫板が腐食して耐久性が著しく低下していたことが分かります。

棟のかき合い部分を確認すると、継ぎ目に充填されているシーリングが傷んで割れてきている状態でした。

かき合いとは、複数の棟が合流する地点のことです。
継ぎ目が多く発生しますので、きちんと雨仕舞しないといけません。

室内の雨漏りについて

「雨漏りはしていないと思います」とのことでしたが、念のため室内を確認させていただきました。

すると、和室の天井にうっすらと雨漏りの形跡が・・・！
よく見ないと分からないくらいうすい雨染みでしたが、S様にご説明すると「わっ！ほんとだ！全然気づかなかった・・・」と大変驚かれていました。

このように天井などに雨漏りの形跡があれば雨漏りに気づくことができますが、出てこないこともあります。
雨が降った日に天井裏から雨音がしないか確認したり、普段は開けない押し入れの中も定期的にチェックしましょう。
また、お部屋の中にカビのニオイがすると、目に見えない所で雨漏りが進行している可能性もありますので参考にしてくださいね。

【雨漏りについて詳しくはこちら】
➡　雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

小屋裏の確認状況について

押入れの天袋にある点検口をあけて、室内に発生した雨漏りの原因が不具合を起こしている下り棟にあるのか確認しました。

和室の押入れの中の天井板を一部固定せず点検口になっていることがあります。
点検口があれば雨漏りなどの不具合を起こした時に、小屋裏を確認することができます。

小屋裏を確認すると、不具合を起こしていた下り棟の周辺から雨水が入った形跡がありました！
ちょうど下り棟の板金が飛ばされている箇所になります。

棟板金が外れた時期が不明なので、いつから雨漏りしていたかは特定できません。
棟板金が外れた直後に雨漏りしたか、月日とともにじわじわと雨漏りが進行していた可能性があります。

S様邸の棟板金工事のご提案内容

泉大津市S様邸の棟板金工事のご提案内容 1．部分足場の設置
2．下り棟の貫板と板金の取付
3．棟板金の色合わせ塗装
4．既存の棟板金の補強（釘からビスに交換）

☆S様邸の屋根は急こう配ですので、部分足場を設置する内容です。また、屋根と棟板金を緑色で塗装されていたので、修理箇所が目立たないように棟板金をすべて塗装するご提案をさせていただきました。

【泉大津市S様邸の棟板金修理工事はこちら】
現場ブログ　➡　泉大津市で棟板金修理工事を行い塗装して仕上げました！
施工事例　➡　泉大津市で棟板金が飛ばされ雨漏りが！棟板金交換工事を行いました！

最後に・・

棟は屋根の高い位置にありますので、普段から風の影響をまともに受けています。近年、台風が上陸していなくても突風や強風、竜巻が発生することがありますので、今一度屋根を点検してみませんか？

街の屋根やさん岸和田店はお住いの無料点検のご相談も承っております。

【まずは無料点検をご利用ください！】
➡➡　街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消！

ご相談・点検・お見積りは無料です！
しつこい営業や無理に工事を勧めることはありません。
ご相談が初めての方も安心してお声かけくださいね。

お電話でのご相談（9時～19時まで受け付け中！）　0120-169-747（フリーダイヤル）

メールでのご相談（24時間受付中！）　お話が苦手な方はこちらから

オンラインでのご提案（コロナウィルスが心配な方へ・・！）　オンラインで無料点検！