貝塚市で行ったモルタル外壁の現地調査の様子をご紹介します。

「外壁にひび割れが数カ所で発生しているんですが、そのままにしても大丈夫ですか？」というご相談をいただき確認すると、補修が必要なひび割れがいくつかありました！

外壁に発生したひび割れは、幅や深さで呼び方が異なります。
幅が0.3mm以下、深さが4㎜以下のひび割れを「ヘアークラック」と呼び、幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のクラックを「構造クラック」「貫通クラック」と言います。

他にも乾燥クラックや縁切りクラックなどもありますが、外壁に気になるひび割れを見つけたら街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。

それでは貝塚市A様邸で行った外壁のひび割れ調査の様子をご覧ください(^-^)/☆

貝塚市A様邸で行った外壁のひび割れ補修の様子

A様邸はモルタルの外壁です。
外壁にひび割れがあるというご相談をいただき、早速現地調査にお伺いしました。

「数年後に外壁を塗装する予定があるので、それまでこのままでも大丈夫なら補修せずに様子をみようと思うんですが・・・。でも、雨漏りしたり、建物にとってよくないのであれば補修する提案をしてください」とのお話がありました。


【雨漏りについての参考記事】
➡　雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

外壁のひび割れは雨漏りの原因になることがあります！

外壁を確認すると、大きなひび割れがありました！

外壁のひび割れは雨漏りの原因になることがあります。室内に雨漏りしていなくても、目に見えない壁の内側で雨漏りが進行し、下地の木部が腐食し、建物の耐久性を脅かすこともありますので、放置せず処置することをお勧めします。

玄関の上にも斜めにひび割れが生じていました。

窓や玄関、庇（ひさし）などの開口部の周りは、構造的にどうしてもひび割れしやすい箇所です。
玄関はお家の顔でもあるので、ひび割れると気になりますよね・・・。


【関連記事】
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1階の外壁には21箇所、2階の外壁には4箇所のひび割れがありました！

A様邸の外壁を順番に確認すると、補修が必要なひび割れがいくつかありました。

1階の外壁で21箇所、2階の外壁で4箇所です。
数年後に塗装されるとのことですが『補修しなくても大丈夫』という保証ができないので、シーリングで補修するご提案をさせていただくことになりました。


【コーキングについて詳しくはこちら】
➡　屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

シーリングを充填して補修すると補修した箇所が目立ってしまうので、部分的に塗装することもできますが、A様邸は今後塗装を行うので「その時まで応急的に処置できればいいですし、人目につきにくい箇所なので塗装は必要ありません」というお返事をいただきました。

念のため、上から塗装できる素材のシーリングを使用して補修するご提案をさせていただきました。

入隅（いりすみ）にもひび割れが発生していました！

入隅（いりすみ）にもひび割れが発生していました。

入り隅とは、壁と壁とが交差するへこんだ形状の隅の部分のことです。
この上には波板屋根が設置されており、雨水が直接あたらないので雨漏りする可能性は低いのですが、万が一に備えて補修させていただきます。

基礎巾木（きそはばき）にもひび割れが生じていました！

建物全体を確認すると、基礎巾木にもひび割れが生じていました。

基礎巾木とは外壁の一番下の地面から立ち上がってる部分のことで、建物の基礎の表面の仕上げになります。
基礎巾木は基礎の化粧部分なので、剥がれたりめくれると美観性を損ねてしまいますが、表面だけなら耐久性に影響はありません。

表面だけのひび割れもありますが、中には奥深いひび割れもありましたので、きちんと補修するご提案をさせていただきました。
補修方法は、ひび割れをカットして耐久性のある樹脂製の補修材を充填する内容です。

強度のある補修材を使用しますので、耐久面でも安心です。


外壁のひび割れはシーリングで、基礎巾木のひび割れはエポキシ樹脂モルタルで補修するお見積書をお預けしてご検討していただくことになりました。

外壁に気になるひび割れはありませんか？

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