屋根のカバー工法ってご存知ですか？

こんにちは。(^O^)／
街の屋根やさん岸和田店です。

皆様、屋根の工事、「屋根のカバー工法」ってご存知ですか。

屋根のカバー工法とは、古くなった屋根の上に、新しい屋根をかぶせる「屋根の傘」を取り付ける工事のことです。
既存の屋根の上に新しい屋根を被せてカバーすることを屋根の「カバー工法」と言います。
※屋根の状況によっては、カバー工法ができない場合もあります。

雨が降ると雨漏りするお家の屋根があるとすると、全部屋根を壊して新しく屋根を作り直すのには費用も工期もかかってしまいます。
1箇所の雨漏りならば、今ある屋根はそのままで、その上から「新しい屋根」を被せて修理する方法があります。

皆様のお家は、屋根から雨漏りしていませんか？
ごく少量だからと放置していませんか。
雨漏りを放置しても酷くなるばかりで、壁紙が濡れたり、天井に雨染みができたり、酷くなると壁紙が剥がれたり、壁紙の下地に黒カビが生えたり、天井の下地の板が腐ったりします。

そうなると修理も下地から直さないといけなくなり、修理費用も時間もかかってしまいます。
また、黒カビは私達の体に健康被害を及ぼします。

屋根のカバー工法は、既存の屋根を撤去せずに行えるので、処分費などが無く、屋根の葺き替えに比べると比較的安価ですむのでお財布に嬉しい修理方法ですネ!(^^)!

スレート屋根の棟板金に穴があいていたり、隙間があいている

こちらのお家は、スレート屋根のお家でした。

スレート屋根とは？
スレート屋根とは、薄くて平べったい板をならべて作った屋根のこと。

こちらのお家は屋根の一番上野三角の部分にある棟板金と言う金属の板金板に穴が開いていたり、隙間があいていたりしていたため、雨漏りしている状態でした。
足場を立て、まず棟板金と貫板(ぬきいた)を撤去します。

貫板とは？
屋根の一番上のとんがった所にある、木の板のこと。

新しい屋根材を葺いた後に端から雨水が入らないように、軒先水切りを取り付けます。

軒先水切りとは？
雨水の浸入を防ぐ為に、軒先部分に取り付ける板金のこと。

既存の屋根にルーフィングと言う防水性が優れてたシートを貼ります。

スーパーガルテクトを被せる

次に、スーパーガルテクトを被せます。

スーパーガルテクトとは？
スーパーガルテクトとは、錆びにくい金属の高耐久のガルバリウムを使うことにより、高い耐久性を持つ屋根材で、遮熱性や断熱性、耐震性にも優れています。

スーパーガルテクトを被せたら、貫板と棟板金を取り付けます。

工事後は足跡がついてしまうので、屋根を綺麗に拭き掃除をしてカバー工法の工事は完了になります。

カバー工法をすると屋根が重たくなるのでは？とご心配ではないでしょうか。
「今ある屋根の上にもう一つ屋根をのせるの？じゃあ、すごく重たくなるんじゃない？」って思いますよね💡
でも大丈夫なんです。

新しくのせる屋根の材料は、とても軽い金属でできています。
例えば「ガルバリウム鋼板」っていう、薄くて軽いのに丈夫な素材！💡
屋根が重たくなりすぎないように丈夫で軽量な金属で既存の屋根をカバーします。

屋根の上に屋根の傘を被せるので、雨漏り☔を気にしなくてすみますね。

もとの屋根を全部壊さないから、ゴミも少なくてエコな工事なんです。
家を支えてる柱や土台がしっかりしていれば、ちょっとくらい重くなっても大丈夫なように作られています。

皆さんのお家でも、屋根が劣化してきていたり、屋根からの雨漏りが気になるので、屋根をカバー工法したいと思っているお客様は、「街の屋根やさん岸和田店」にご相談下さいね。

【カバー工法に関する関連記事は下記よりご覧いただけます】
➡屋根リフォームの種類と費用【塗装・葺き替え・カバー工法】
➡地震に備えるなら軽い屋根を！スレート屋根へのカバー工法と種類をご紹介

屋根のカバー工法をご検討中の方は街の屋根やさん岸和田店にご相談下さい