泉佐野市のガレージの波型スレートが割れて穴が開きすべて張替え!
泉佐野市のガレージの屋根の張り替えです。T様邸のガレージは波型スレート(小波)で、台風の強風で何かが屋根に落ちてきたのか、大きな穴が開いてしまいました。また、棟の役物も破損してボロボロの状態です。棟とは屋根面と屋根面がぶつかる取り合い部分のことで、そこの上部にかぶせる部材を「棟包み」「棟板金」「棟の役物」「棟瓦」など、使用される材料によって呼び方が変わることがあります。既存の波型スレートをすべて撤去し、新しいスレートをかさ釘で固定しました。また、棟の際から雨水が入るのを防ぐ「面戸部材」もきちんと取付けました。
台風で破損した波型スレートを撤去します。
波型スレートとは波状の屋根材のことで、主に工場や倉庫の屋根や外壁で使用されています。主原料にセメントと補強した繊維を圧縮加工して形成した建材です。
台風で破損したスレートを下ろし、既存のスレートもすべて撤去しました。
工事費用の中には、これらの撤去した屋根材のめくり・搬出・産業廃棄物処分費も含まれています。
現地調査の時に、樋の中に苔や泥などが堆積していることが判明したので、工事の際にきれいに掃除させていただきました。(現状のままだと雨水を受けきれず溢れています)
苔などが詰まった樋はこのようにきれいに掃除させていただきました。
屋根が新しくなっても、樋が詰まっていると雨水がきちんと排出されず、建物や基礎などにダメージを与えてしまいます。
既存の屋根を撤去し、新しい波型スレートをかさ釘で固定していきます。
2004年より前に建てられた建物で使用されている波型スレートは人体に悪影響を与えるアスベストが含まれていることがほとんどですが、今回使用した波型スレートはアスベストを含んでおりませんのでご安心ください。
ガレージの中から見た様子です。
今回は7尺(約210㎝)の波型スレートを使用しました。
棟から軒先までぴったりのサイズです。
1枚物で仕上げられますので継ぎ目がなく施工できます。
波型スレートを固定した後、棟の際に面戸部材をコーキングで接着・取付けました
。面戸部材とは簡単に言うと隙間を埋める部材のことです。この上にかぶせる棟の役物とスレートとの間の隙間部分に取り付けることで、雨水の浸入を防止します。
面戸部材を固定した後、面戸部材が隠れる大きさの役物(棟包み)をかさ釘で打ち付けて固定しました。
この傘かさ釘はパッキン付きですので、釘の際から雨水が入りにくい形状になっています。
棟の役物を固定し、屋根の張り替え完了です。
屋根が破損して穴が開き、雨の日は大変ご不便な思いをされたままお待たせしましたが、工事が完了したので安心してご使用いただけます。
街の屋根やさん岸和田店は、波型スレートの部分的な補修や一部張り替えなどのご相談も承っておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。
9時~19時まで受付中!
0120-169-747