岸和田市で合掌タイプのカーポート設置!自転車と車が楽に駐車可能
岸和田市の屋根葺き替えや外壁塗装等の工事で、今回は外構工事の様子をご紹介します。
N様邸は外構(前面)に塀を建てられており、中央辺りの塀の内側に植込みがありました。
リビングの掃き出し窓の前に植込みがあるのでお部屋が暗く、以前から「もっとスッキリとした外観にしたいな~」とお考えだったそうです。
また、既存のカーポートに自転車を止めるスペースが無いので門扉から入れて駐輪し、雨ざらしになっていたので、大きいサイズのカーポートに入替えることになりました。
植え込みと塀の一部を撤去して合掌タイプのカーポートを設置します。
それでは、工事の様子をご紹介します。
初めに、植え込みを撤去します。範囲は少ないですが、背の高い植木や土間を解体しないといけないので重機を使用しての作業です。塀も三分の一くらい撤去しました。
今回の工事で、伸縮ゲートも入替えるので同時に撤去します。
植え込み・土間を撤去し、表面に砕石(さいせき・石を適度な大きさに砕いた砂混ざりの砂利)を敷きました。(地面が土のままだと、雨降りの時に上を歩いて周囲が汚れるため・また、地面を締めるため)
既存のカーポートがあった箇所にはコンクリート土間に穴を空けて新しいカーポートの柱を建てて、植え込みを撤去した部分は地面を掘り下げて柱を建てました。
同時に、新しい伸縮ゲートの柱も設置完了です。
カーポートの柱を固定した後、植え込みを撤去した部分にコンクリートで土間を打設します。
解体時に砕石を少し敷いていましたが、地盤を固めるために更に砕石を敷き詰めて機械で転圧します。
転圧とは、地面を締めて押し固める作業のことです。
この作業を行わずに土間を打設してしまうと、後にひび割れが発生しやすくなったり、沈んでしまうことがあります。
しっかりと転圧した後、伸縮目地を設置します。
コンクリートは少なからず水を含んでいますので、真夏、真冬の温度差などの影響で膨張・収縮します。その収縮などでコンクリートが割れるのを少なくするのが弾力のある伸縮目地です。
地面にそのまま平面的に設置する土間コンクリートの場合は、必ず伸縮目地を検討しなければいけません。
既存の土間との取り合い部分も割れやすいので伸縮目地を設置しました。
伸縮目地を設置した後、補強の鉄筋を入れます。
先ほどもお伝えしましたが、コンクリートには水分が含まれていますので、その水分が乾燥する際に必ずひび割れが入ってしまいます。小さなひび割れ(髪の毛ほどの細さのひび割れ)なら、強度的に問題がなく、伸縮目地を入れることで対応できますが、大きいひび割れを防ぐためには、写真のようにワイヤーメッシュと呼ばれる鉄筋を入れなくてはいけません。
これで大きなひび割れを防ぐことができます。
続いて、コンクリートを打設します。
生コン車を手配して現場に搬入しました。
一輪車でコンクリートを受けて運び、打設していきます。
コンクリートを打設したあと、金鏝で表面を平らに均して仕上げます。
コンクリートの上に乗らないように、足場を設置しての作業です。
打設したコンクリート土間を数日間乾燥させてから、カーポートの屋根部分を組み立て・設置していきます。
カーポート・伸縮ゲートを設置しました。
合掌タイプ(二つの屋根を合わせたカーポート)の屋根なので、大きいですね!
車と自転車の両方が楽に駐車できます。
ゲートはノンキャスターで両開きなので使いやすさ抜群です。
施工前
今後発生するかもしれない大地震に備えて、屋根の葺き替えをご検討されて、外壁塗装や内装、水回り入替、外構工事、玄関ドア入替などを行うことになりました。
施工後
軽い屋根材へ葺き替え、外壁は塗装しました。
大きなカーポートなので、存在感がありますね。
見た目もきれいになりましたが、使い勝手がよく、今後安心して暮らせる家になりました。
工事後、N様と記念撮影しました。
工事中は大変お世話になりました。
「その後発生した台風の強風の影響も受けずに大丈夫でした!」
と、嬉しいご報告がありました。
被害がなく、本当に良かったです。
ありがとうございました。
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