高石市で行った台風被害箇所の修理の現地調査を行いました。

台風の強風でカーポートの波板がすべて飛ばされて、雨樋も割れていました。また、ベランダ屋根のパネルも1階飛ばされてフレームが破損しています。サイディングの外壁に物がぶつかり数カ所で割れていました！

「火災保険に申請して修理がしたい」というご相談で、修理の見積書をお預けすることになりました。
火災保険は風害や雪害、水害などで建物が被害を受けた時に、元の状態に戻す修理費用を一部負担、もしくは自己負担なしで火災保険会社が負担してくれるという制度のことです。（ご加入されている保険の内容によって異なります）

火災保険の申請期限は3年と定められています！

高石市T様邸の台風被害箇所の現地調査

カーポートの波板がすべて飛ばされていました！

まずはカーポートを確認しました。

T様邸のカーポートはアルミ製で、波板がすべて飛ばされていました！
台風の被害で多かったのが、カーポートやテラスの屋根材の飛散です。
耐久性のあるポリカーボネート製の波板を使用していても、固定しているフックや金具が傷むと風で飛ばされてしまうのです。
また、カーポートなどにパネルを張っている場合、一定以上の風を受けた時に風を逃がすためにパネルが外れる形状になっているので被害が多く出のだと思います。

T様邸のカーポートはとても大きく、9尺（約270㎝）の波板が20枚必要でした。

カーポートの雨樋が破損していました！

雨樋の調査を進めると、呼び樋が割れて飛ばされていることが分かりました。

呼び樋とは、軒樋（のきどい・横向きの雨樋）に集まった雨水を竪樋に送る短い雨樋のことです。軒樋との接続部分である呼び樋が飛ばされていたので、軒樋に集まった雨水が屋根の端からバシャバシャと漏れている状態になっています！

カーポートの雨樋はセットになってるものがあるので、そちらに交換するご提案をさせていただきました。

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ベランダ屋根のパネルが飛ばされていました！

ベランダ屋根のパネルも1枚飛ばされていました！

ベランダ屋根のパネルはポリカーボネート製で、パネル自体は強いのですが、台風の強風を受けてフレームから外れてしまいました！

パネルが飛ばされた時の力でフレームが変形しています！

ベランダ屋根のパネルは「押さえ部材」という部材を使ってパネルを上から固定していました。

台風の吹き上げの強風をパネルが受けて、押さえ部材が持ち上がり、フレームも一緒に持ち上げられたのでフレームが変形していました！
このままでは新しいパネルを固定することができないので、修復用のアルミアングルをご用意するご提案をさせていただきました。

サイディングの外壁が傷ついていました！

T様邸は元々長屋の形状だったようで、切り離した1階部分の外壁を波板で仕上げていました。
2階部分の外壁にはサイディングを張っています。

台風の強風で物が飛ばされてきてぶつかり、割れたり傷が付いてしまいました。
外壁の修理も火災保険に申請されるということで、別の項目でお見積書を預けすることになりました。

サイディングを張り替えるとなると工事が大掛かりになるので、補修して色合わせの塗装をするご提案です。

物置きも破損していました！

お見積り書と被害箇所の写真をお預けさせていただき、火災保険会社に申請して結果が出たらご連絡をいただけることになりました。

台風などの自然災害で被害を受けた方へ・・修理は街の屋根やさん岸和田店にお任せください！

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