泉北郡忠岡町の平屋の瓦屋根をガルバリウム鋼板に葺き替え工事のご紹介
泉北郡忠岡町N様邸の屋根葺き替え工事のご紹介です。
平屋の瓦を撤去し、軽くて丈夫なガルバリウム鋼板に葺き替えます。施工方法はガルバリウム鋼板立平葺きです!
N様邸は屋根にクーリングタワーを設置されてましたが、もう使わないということで撤去することになりました。
クーリングタワーとは、建物の屋上などに設置し、吸熱して温度の上がった冷却水を空冷し、再び冷却器に戻す装置です。
クーリングタワーは大きく重量もあるので、屋根の上で解体してから下ろします。
屋根の上などの高所での工事は危険がつきものです。慣れている職人でも気を緩めずに作業します。
屋根の既存瓦をめくって下ろします。
瓦をめくると葺き土が見えてきました。瓦と土を合わせるとトン単位の重量が屋根にかかっています。
瓦を下に下ろして、葺き土もすべて撤去します。
土は袋に入れてまとめて下に下ろします。
少し前まで瓦を固定するために土を使用する「土葺き」が主でしたが、近年では土を使わない工法がほとんどです。
屋根が重いと地震などの揺れが起こった時に、建物の重心が上にあり不利になるため軽い屋根が主流になっています。
土をすべて撤去すると、下地の野地板が見えてきました。
野地板とは、スレートや瓦など屋根材の下地板で、昔は写真のような細長い板が使われていました。
最近では、屋根の下地には構造用合板を使用するのが一般的です。
少し前まで主流だったのは、瓦を固定するために土を使用する「土葺き」でしたが、近年では土を使わない工法が主になっています。
野地板の隙間から葺き土が屋根裏に落ちていたので、野地板を数枚めくってその下を掃除します。
野地板の隙間から少しづつ落ちた葺き土は、長年に渡り積もり積もっています。この土をすべて取り払うのは大変な作業ですが、数人できちんと掃除しました。
掃除をしてきれいになった屋根裏です。
土が載った瓦の葺き替えでは、必ず屋根裏に土が落ちます。野地板の隙間から日々自然に落ちる土もありますが、既存の瓦や葺き土を撤去する時にも落ちますので、新しい屋根材を葺く前に落ちた土を取り除かないと部屋内にポロポロと落ちることがあります。
この日は野地板を元に戻し、屋根全体にブルーシートをかけて工事を終えました。
次は屋根下地設置とルーフィング張りです。
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