岸和田市池尻町のひび割れたベランダにウレタン防水を施し防水します!
岸和田市池尻町の雨漏り修理に伴うベランダ防水工事のご紹介です。
前回までに、ベランダの保護モルタル劣化部分のシーリング補修、下地調整、までをご紹介しました。今回はウレタン樹脂とトップコート塗布をご紹介します。
写真はプライマーという接着剤のような塗料を塗布している様子で、立ち上がりの角もしっかりと防水するためにジョイントテープをはりました。先ほどお伝えしたようにプライマーは防水層を下地に密着させる重要な工程です。ムラなくしっかりと塗り込みました。
プライマーを丁寧に塗った後、ウレタン樹脂(水色)を塗布します。
このウレタン樹脂が、ベランダを守る防水層になります。
二回に分けて塗布し、厚膜に仕上げます。
ウレタン樹脂は液体ですので、段差のある場所や複雑な形状の場所にも施工可能で、継ぎ目のない一体性のある防水層を形成できます。防水の面で、目地や継ぎ目があるとどうしても不利になります。(継ぎ目からは雨が浸入しやすい)
一回目のウレタン樹脂を乾燥させてから二回目を塗布します。
ウレタン樹脂はただ塗ればいいわけではありません。できるだけ均等に塗布し、既定の厚みを保たなければなりません。
床面にも二回目のウレタン樹脂を塗布しています。
ウレタン樹脂は紫外線に弱いので、上からトップコートを塗ることで防水層を守る必要があります。
ウレタン樹脂を二回塗布した後、トップコート(グレー)を塗布します。
このトップコートが防水層を守ってくれます。
トップコートが劣化しても下にある防水層が傷んでいなければ雨漏りしません。ですが、防水層がひび割れるとそこから雨が浸入し、雨漏りする恐れがあります。
トップコート塗布完了です。
ウレタン防水を施して10年以上たっていると、今回のように防水工事を行い、5年程度ならトップコートの塗り替えを行いましょう。下の防水層が傷む前に、トップコートの塗り替えをお勧めします。メンテナンスは早めのほうが費用が少なくすむことが多いです。
ベランダの立ち上がりの外壁側まで防水層を巻き込んで形成し、雨の浸入を防ぎました。
エアコンの室外機はトップコートが乾いてから下ろします。
ウレタン防水は耐久性が高く、どんな形状の場所でも対応できるので、多く採用されている防水工事です。液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねて防水層を形成し、雨水の浸入を防ぎます。
先ほどもお伝えしましたが、ウレタン樹脂は紫外線に弱いのでトップコートで保護する必要があり、そのトップコートを定期的に塗り替えると防水層が長持ちし、雨漏りのリスクも低減できます。
「ベランダのひび割れが気になるな・・・」「ベランダの下から雨漏りしてる・・・」など、雨漏りやベランダ防水のことで気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
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