阪南市の築29年の住宅のベランダ防水工事でウレタン防水を施工!
阪南市の皆さまこんにちは!街の屋根やさん岸和田店の小南です。
皆さまはご自宅のベランダのメンテナンスのことをお考えですか?
ベランダはお部屋の外に設置されているのであまり気にかけることが無いかもしれません。
ですが、外部に設置されているからこそ、雨漏りから守るためにメンテナンスが必要です。
ベランダは外部にあるので必ず防水処置されており、その防水の工法は様々です。
今回は【ウレタン塗膜防水】という防水工法について、阪南市A様邸のベランダ防水工事の様子を交えてご紹介していきたいと思います。
今後のベランダ防水工事の参考にしていただけると嬉しいです (*^-^*)
ウレタン防水ってどんな防水?
阪南市A様邸で行うのは【ウレタン塗膜防水】です。
まずはウレタン防水について分かりやすくお話させていただきますね!
ウレタン防水ってどんな防水?性能は??
ウレタン防水とは「ウレタン樹脂」とう防水材を防水面に流し込んで防水層を形成する工法のことです。
ウレタン樹脂は乾くと弾力のあるゴム状になるので、雨水をシャットアウトしてくれます。
■ 液体状なので、立ち上がり壁や段差がある部分にも継ぎ目のない防水層をつくることができる
■ 面積・形状・材質などを問わず施工することができる
■ 防水層が軽量なので建物に負担を掛けず施工ができる
ウレタン防水のデメリットは?
■ 手作業で行うので、塗膜を均等に形成するのが難しい。そのため、経験豊富な職人による作業が必要
■ ウレタン樹脂は紫外線に弱いので表面のトップコートを定期的に塗り替えないといけない(5年~6年に一度の目安)
☆どのようなベランダでも防水が施されていますが、定期的なメンテナンスを行うことによりお住いを雨漏りから守り長持ちさせることに繋がります。
防水層の傷みは雨漏りに繋がります。防水工事で漏水を予防しましょう!
防水工事についての記事 ➡ 防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです!
それでは、阪南市A様邸のベランダ防水工事の様子をご覧ください!
阪南市にお住いのA様よりベランダ防水工事のご相談をいただき、
ウレタン防水工事を行うことになりました。
築29年が経過し、まだ一度もベランダのメンテナンスをしていないということで
雨漏りする前にベランダを防水することになりました!
ベランダ防水工事・ケレンと清掃作業
まずは防水するベランダ全体をケレン・清掃します。
ケレンとは塗装作業の前に古い塗膜を剥がしたり、鉄部の錆びを削って落とす作業のことです。
スクレーパー(大きなヘラのような工具)などを使用して汚れや傷んだ塗膜などをそぎ落としました。
ケレン作業を終えた後、きれいに掃除します。
毛足が硬いブラシで凹凸の中に入り込んだホコリなどを掻き出しながら掃除しました。
防水面に汚れが付いたままだと、防水層がしっかりと密着しないので長持ちしません。
ベランダ防水工事・躯体補修
続いて、シーリングで床の目地やひび割れを補修しました。
モルタルの床には、ひび割れが集中するようにあらかじめ目地が設けられています。
目地は地震などで建物が揺れた時に、ひび割れを集める役割があるので、割れるのが正解なのですが、そのまま防水すると、防水層が傷んだ時に雨漏りする可能性があるので、先にシーリングで補修しておきます。
外壁の取り合い部分も雨漏りの弱点になりやすいので、シーリングを充填して防水しました。
この上に防水層を形成するので、防水が二重になり、弱点になりやすい部分をカバーすることができます。
シーリングは雨漏り修理や屋根工事に欠かせません!
シーリングやコーキングについての記事 ➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
ベランダ防水工事・下地調整
ひび割れや目地の補修を行った後、新しい下地を形成する工事を行いました。
傷んだ古い下地の上に防水するよりも、新しい下地の方がより密着しますし、防水層も長持ちします。
【カチオンクリート】という下地調整材を塗布して新しい下地を設置していきます!
下地の表面を強化し、防水性を向上させて、頑丈な下地を形成するための工程になります。
カチオンクリートを乾燥させた後、スクレーパーで表面を平滑に整えてから次の工程に入りました。
ベランダ防水工事・プライマーの塗布
カチオンクリートを乾燥させて、表面を平滑に整えてからプライマーを塗布しました。
プライマーは接着効果がある塗料で、この上に施工する防水層をよりしっかりと密着させる役割があります。
プライマーが薄塗りだったり、塗り残しがあると防水層の浮きや剥がれの原因になってしまうので、ローラーにたっぷりと染み込ませて全体的に塗布しました。
ベランダ防水・ウレタン塗膜防水材の施工
プライマーを塗布して乾燥させた後、ウレタン防水材を施工します。
ウレタン防水材は、液体状なので立ち上がり部分から床面にかけて継ぎ目のない防水層をつくることができます。
継ぎ目部分は雨漏りの弱点になりやすいので、「継ぎ目がない」ということは最大のメリットと言えます。
ベランダ防水工事・ウレタン防水材2回目の塗布
ウレタン防水材は、塗膜に厚みがないと「防水性」や「耐久性」などの性能を発揮させることができません。
そのため、1回目を塗布した後、乾燥させてから2回目を塗り重ねて塗膜に厚みをもたせました。
このような作業はお客様には分かりにくいポイントですので、作業の様子をカメラで撮影して工事完了後にお預けさせていただいております。
「仕事があるので工事に立ちえない」
「どんな作業をしているのか分からないので不安」
「見えないところで手を抜かれていないか心配」
という方も安心してお任せくださいね!
街の屋根やさん岸和田店についてご紹介した記事
お住いの無料点検についての記事はこちら
ベランダ防水工事・トップコートの塗布・完了!
ウレタン防水材は紫外線に弱いというデメリットがあるので、劣化から守るために表面を保護しないといけません。
立ち上がり部分から床面にかけてトップコートを塗布してベランダ防水工事完了です!
ウレタン防水材は乾くと弾力のあるゴム状に変化しますが、乾燥しても粘性が残っているのでそのままでは上を歩くと汚れやごみが付いてしまいます。トップコートを塗布するとこで歩行可能になり(乾燥後)、ベランダをご使用いただけるようになります。
上記でもお伝えしましたが、ウレタン防水材は紫外線に晒されると急速に劣化が進むので、トップコートが傷む前に定期的に塗り替えることをお勧めしています。
街の屋根やさん岸和田店は、トップコートの塗り替えのみのご相談も承っておりますので、お気軽にお声かけくださいね!
ご相談・点検・お見積りは無料です!どんな小さなことでも構いません !!
お電話でのご相談(9時~19時まで受け付け中!)
0120-169-747(フリーダイヤル)
メールでのご相談(24時間受付中!)
オンラインでのご提案(コロナが心配な方へ・・!)
街の屋根やさん岸和田店は新型コロナウィルス対策も万全です!!
スタッフ全員の「マスク着用」「調査前の手指の消毒」を徹底し、定期的に「社内及び現場の換気」を行っています。
安心してご相談くださいね。
街の屋根やさんのコロナ対策について 新型コロナウィルスで、ご相談を迷っている方へ