大阪市東住吉区のトタン屋根のお宅の雨漏り調査にお伺いしました!
大阪市東住吉区のK様より「今は住んでいない家なんですが、雨漏りがひどいので見に来てもらえますか?」とご相談があり現地調査にお伺いしました。K様は以前、自宅の一階でお店を営んでおられて、店舗部分は無事ですが、奥の住居スペースと二階部分に雨漏りが発生していました。
店舗部分を調査しましたが、雨漏りの形跡はありませんでした。この店舗の奥が住居スペースになっています。
店舗の奥の部屋の天井に雨漏りの跡がありました。
一階の一番奥にはトイレがあり、トイレの入り口の天井の雨漏りがひどい状態でした。ここの一角は全体的に雨が回ってしまっているようでした。
ずっと住んでいないということで、長い間雨漏りを繰り返したようで、天井の板が腐って一部抜けてしまっていました。カビも発生し、湿気も多い感じでした。じめじめした場所はシロアリに好まれますので心配です。
トイレの前の天井は天井板が抜けるほど劣化していましたが足元も同じようにひどい状態でした。
雨が落ちるところに洗面器を置かれていましたが、そこだけでは収まらず、下に敷いていたマットなどもびしょびしょに濡れていました。こうなると床にも水が回っていると思われます。
二階のお部屋を調査すると、天井に大きな雨染みがありました。
照明の差し込み部分も濡れているのでとても危険です。
二階は他にも雨染みがありました。
屋根の上の状態です。K様邸の屋根はトタン屋根で瓦棒葺きと波板で形成されていました。トタンは亜鉛メッキ鋼板なので、表面のメッキが劣化したり、切断面からサビが広がっていきます。
トタンの波板の一部がめくれてしまっている箇所がありました。これでは、ここから雨が直接室内に入ってしまいます。ここは一階のトイレの辺りの屋根なので、先ほどの状態を見ると頷けます。
トタン屋根が劣化で全体的に錆びついていました。
築年数が経っている建物の屋根や外壁にはこのような波板のトタンが多く使われています。塗装でメンテナンスを繰り返していても、板金自体が錆びつくとあまりもちません。
錆びが進行し、大きな穴が開いていました。錆びを放置すると錆びが錆びを呼び、あっという間に錆びだらけになってしまいます
。金属は一度錆びはじめると一気に腐食が進みますので注意が必要です。
K様はここには住んでいないので、とりあえず雨漏りが止まればいいとのことでした。
本来なら雨漏りによる劣化がひどい場合、下地を確認して適切な修理を行いますが、今回は雨漏りを止めるご提案をさせていただきました。今後、雨漏りを修理するか建物自体を解体するかご検討されるそうです。
雨漏りは目に見えるところに現れると、建物の内部で進行していることがあります。そうなると、雨漏り修理に加えて構造自体の補修や内装の改修などにも繋がってしまい、工事費がかさんでしまいますので、おかしいな?と思ったら直ちにご相談ください。
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