忠岡町の屋根点検で棟板金の釘が緩んで飛ばされていました!
忠岡町の皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
私は、犬の散歩をしている時や車の助手席に乗っている時、いつも屋根ばかり見てしまいます。
各住宅によって形状や素材が色々あるので見ていて飽きません (*^-^*)
さて、今回はそんな屋根に取り付けられている「棟板金・むねばんきん」について
忠岡町のK様邸の事例を参考に、詳しくお伝えしたいと思います。
皆さまは「棟板金」というワードを聞いたことがありますか?
まずは「棟板金」について分かりやすくご説明します。
● 棟とは・・屋根の頂部(三角部分)のことで、横方向の棟を「水平棟」
軒先に向かって下りる棟を「降り棟」と言います。
● 棟板金とは・・棟に被せて取付ける板金のこと
※・・写真は棟に棟板金を取付けた後の様子になります
棟は屋根面同士の取り合い(接合部分)になるので、隙間が生じます。
隙間があるということは、そこから雨水が入ってしまいますので、
何かしらの方法で防水しないといけません。
「棟板金」は、棟に取付ける板金のことで、
雨水の浸入を防水するとともに屋根材を固定する役割を担っています。
台風で近所の家の修理に来ていた業者の方に「屋根がズレていますよ」と教えていただいたそうですが、
雨漏りしていないのでそのまま様子を見られていたそうです。
そして、先月の突風の後に、庭に棟板金が落ちているのに気づき、近所の人からも「屋根が外れてる」というお話があり、街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
K様邸はスレート(5mmほどの厚みの平らな屋根材)葺きの屋根で、棟には棟板金を取付けていました。
● 突風の後、庭に棟板金が落ちていたそうです。
棟は屋根の高い位置にあるので、風の影響を受けやすい箇所です。
地上で「風がきついなぁ」と感じる時、屋根の上ではもっときつい風が吹き荒れているのです!
棟板金がしっかりと固定されていないと、強風でズレたり、
K様邸のように飛ばされる危険性があるので、注意しましょう。
「注意しましょう」と言われてもどうしたらいいのか分からない・・・!
そんな方には、棟板金の飛散を防止するためにも「定期的な屋根の点検」をお勧めします。
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● ご主人様が屋根に上がって金属テープを貼って応急処置をされていましたが、外気の影響で剥がれていました。
風に煽られてバタついていたので長くはもちません。
出来るだけ早めの修理が必要ですね。
● 剥がれた金属テープを持ち上げてみると、棟板金が飛ばされていました。
庭に落ちていた棟板金はこの軒先に取り付けられていた板金でした。
● K様邸の棟板金は、そのほとんどがしっかりと固定できていませんでした。
棟板金は下地に「貫板・ぬきいた」という長い板を設置してから、そこに釘で固定していますが、長年にわたり風や揺れを受け続けているうちに釘が緩んで抜けてくることがあります。
● 屋根の上に棟板金を固定していた釘がいくつか落ちていました。
板金の釘が抜けてしまうと風が吹いた時に板金がめくれ上がり、飛ばされてしまいます!
● K様邸の棟板金を固定している釘はほとんど抜けてきていました。
経年で釘が緩むことがありますが、下地の貫板が傷んでいても、釘が効かなくなって板金がめくれる原因になってしまいます。
● 釘が抜けている箇所の棟板金をそっと持ち上げて貫板を確認しました。
貫板の劣化が進んでいる場合、棟板金をめくって貫板を交換しないといけませんが、幸い再利用できる状態でした。
●● K様邸の工事のご提案内容 ●●
1.庭に落下した棟板金を元の位置に戻して固定
2.既存の棟板金をすべてビス留めして補強
以上の内容でお見積書をお預けしました。
● 棟板金が飛散しても下に敷いているルーフィング(防水シート)が傷んでいなければすぐに雨漏りすることはありません。
ですが、棟板金の釘が緩んで飛ばされて、近所の車や建物の傷つけたり、ひとにぶつかってケガをさせると大変です!
屋根を見上げて少しでも異変に気付かれたら、街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね。
皆さまのお住いの棟板金はしっかりと固定されていますか?
棟板金は台風や強風で被害を受けやすいので、注意が必要です!
棟板金について下記のリンクよりもっと詳しくご紹介していますので、よかったらご覧になって下さい。
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