貝塚市の波板張替え/樋の中に苔や枯れ葉が堆積していました!
貝塚市の波板張替え工事のご紹介です。
台風21号で1階のテラスの波板が数枚飛散し、張替えることになりました。
テラス屋根の波板や平板は、フックや傘釘などで留め付けていますが、想定外の風が吹くと飛散する仕組みになっています。
屋根の波板や平板を頑丈に取付けると、強風に煽られた時に本体に荷がかかり、本体ごと破損する可能性があるからです。
強風が吹いた時に屋根材が飛散すると、風が抜けて本体に影響が及ぶのを防げるという訳です。
こちらのお宅の既存波板は塩ビ製で昔よく使われていた波板の定番です。
塩ビ波板は柔軟性があり加工しやすいという利点もありますが、太陽の熱などの影響で劣化しやすいので長期の利用には向いていません。
現在はポリカーボネート素材(ポリカ波板)の耐久性のある波板が普及されていますので、張り替える際はポリカ波板を使用することがほとんどです。
既存の波板を撤去すると、雨樋の中に苔や枯れ葉が堆積していました。
テラス屋根の樋は波板の下に隠れていますので、普段は見えないですし、掃除もできません。更に、樋部分は湿気が多く日当たりも悪いので苔が発生しやすい状況です。
以上のことから、波板を張替える時には必ず樋の掃除を行います。
樋の中をきれいに掃除しました。
これで雨水がスムーズに流れます。
「テラスの樋が詰まってるのか、雨水が溢れてくるんです」とご相談を頂くことがありますが、呼び樋や竪樋部分の掃除はできますが、軒樋を掃除するには波板をめくらないといけないのでめくり・復旧の費用が加算されます。
樋の中を掃除してからポリカ波板を張っていきます。
ポリカ波板はガラスの約200倍、塩ビ波板の20倍以上の強度があると言われており、柔らかくて頑丈なので、衝撃に強いという特徴があります。
波板を留めるフックもポリカ素材なので、波板に良く馴染みますし割れにくいので安心です。
雨樋(竪樋・呼び樋)も破損していたので、新しい樋を取付けました。
テラスの波板が飛散すると、そこにばかり気をとられて見逃しがちなのがこの樋です。波板と同様に、塩ビ製の樋も経年で硬化して割れやすくなりますので、強風で破損することがあります。
波板張替え完了です。
透明の波板を使用したので、以前よりも屋根の下が明るくなりました。
透明なので、光の透過率は高いですが、紫外線はカットしてくれます。
ポリカ波板は、クリア、ブロンズ、ブラウンスモーク、グレースモークなどお選びいただけます。壁に張って目隠しとして使用したい場合は、透けにくいものもありますので、ご検討されている方はお気軽にご相談ください。
波板張替えのご相談は街の屋根やさん岸和田店に!
9時~19時まで受付中!
0120-169-747