和泉市で台風被害に遭った屋根をシート養生(応急処置)しました
和泉市で「台風で屋根に被害があって瓦がめくれたので、瓦を並べ直してテープを貼ってしのいでるんですが、工事まで時間がかかりそうなのできちんとシートで仮養生してもらえませんか?」とのご相談があり、シートと土のうで応急処置させていただきました。
台風発生直後は、「屋根にシートをかけてほしい」というお問い合わせが殺到しました。その多くが雨漏りによるもので、お困りの方がたくさんおられました。
屋根の養生は重い土のうをあげたりしないといけないので時間がかかります。また、風ですぐにめくれてしまっては元も子もありませんのでしっかりと養生しないといけません。
屋根を養生するにあたり、先に被害状況を確認しました。
瓦がめくれてしまったので、きちんと並べなおして飛ばないようにガムテープを貼られていました。
幸い、瓦がめくれただけでほとんど割れていなかったので、きれいに並べなおすことができたようです。
軒先の瓦は1枚割れて欠損したようで、欠損部分を覆うようにテープを貼っていました。
これだけ応急処置をされていると安心のように思うかもしれませんが、ガムテープは防水仕様ではありませんので、雨に何度も打ち付けられると剥がれてきてしまいます。
K様もそれを心配されていました。
私たちがお伺いした時にはすでに仮復旧済だったので、被害直後の写真をいただきました。
瓦が一部めくれ上がり、下地の土が見えています。
応急処置をされている場合、被害箇所の写真があれば見積もり作成時の参考になります。また、保険を使用したい時には提出用の被害時の写真が必要になりますので、今後何かあった時にはまずは写真撮影をするということを頭に入れておきましょう。(屋根の上をご自身で撮影するのは危険ですので業者に依頼してください)
屋根を確認したので、養生に必要な土のうの数、シートの大きさも分かりました。
ここからが力仕事です。
土のうは非常に重いので、手にもって梯子を上り下りするのは効率が悪いですし危険です。
街の屋根やさん岸和田店では、二人一組で養生作業を行います。
一人が屋根の上に上がり、ロープを使って一気に2階まで土のうを引っ張り上げます。下にいるものがロープに土のうをくくり付けて何度も繰り返し土のうをあげます。
合計10個の土のうをあげました。
被害箇所にシートを広げ、棟(屋根の頂点の水平部分)をまたいで土のうを両側に載せました。
棟をまたいでシートをかけているので上から雨水が入ることはありません。また、土のうを載せるだけでは土のうがズレ落ちる可能性がありますので、ふたつの土のうを紐で縛ってバランスよく配置しました。
軒先部分は、紐で軒樋にくくり付けました。
これでしばらくは大丈夫でしょう。
土のうも屋根と同じように紫外線や雨風に晒されていますので、次第に擦り切れて傷んできます。永久的に使えるわけでもありませんし、袋が破損して中の土が流れ出てしまうこともありますので、必ず本工事を行うようにしてください。
街中にはまだブルーシートが掛かった屋根がたくさんあります。
街の屋根やさん岸和田店はスタッフ一同、力を合わせて風災害の対応に取り組んでおります。
順番にお伺いしておりますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
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