岸和田市の外壁をアーバントーンで塗装し重厚感のある外観に!
岸和田市のモルタル仕上げの外壁塗装です。N様邸は奥の敷地に増築されていて、今回の工事で本宅の瓦屋根を葺き替え、増築部のスレート葺きの屋根と両方の建物の外壁を塗装することになりました。この記事では外壁塗装の様子をご紹介します。
高圧洗浄で外壁に付いた汚れや旧塗膜などをきれいに洗い落として、しっかりと乾燥させてから塗装の工程に入ります。N様邸で使用するのはアーバントーンという多彩模様塗料です。アーバントーンは塗料の中に色のついた細かい粒が入っていて、塗装することにより石目調の模様が付きます。塗装で平坦になりがちな外壁に美しい模様が付き、重厚感が生まれます。アクリルシリコン樹脂の塗料で、高耐久性、耐候性、耐汚染性、など、優れた性能を兼ね備えています。一般的な塗料と同じように下塗り・中塗り・上塗りの工程になりますが、上塗りは吹き付けで塗装することになります。
N様邸の外壁です。増築部と本宅もとにモルタルの塗り壁で、表面の塗膜が劣化して剥がれてきている状態でした。
塗膜が色褪せ、全体的に古い印象を与えています。
屋根の葺き替えのご相談時に、増築部の屋根や外壁の塗装もご検討されているとのお話があり、この機会に外装をメンテナンスすることになりました。
モルタルはもともと吸水性がありますので、表面に塗装をかけることで防水性を加えています。塗膜が紫外線や外気の影響で傷んでくると、雨水などの水分を吸い込むようになって、汚れが付着しやすくなり外壁の黒ずみや雨だれが発生して見た目に悪影響を与えてしまいます。屋根と同様に10年~15年に一度のペースで塗り替えてあげると、外壁が保護されて劣化を遅らせることができます。
塗装前には必ず高圧洗浄を行います。
高圧洗浄は圧をかけた水で塗装面の汚れを落とす作業です。
塗装面に汚れが付いたまま塗装すると、下地に汚れがある状態ですので塗料がしっかりと密着しません。
高圧洗浄後、乾燥させてから塗装します。
屋根や外壁の塗装は一般的に、下塗り・中塗り・上塗りの3工程に分けて塗装します。
下塗りは塗装面を調整し、上に塗る塗料をしっかりと密着させるための工程です。
下塗り後、中塗りします。
今回はダイフレックスのアーバントーンを使用しての塗装ですので、中塗りの入りが仕上がりのベース色になります。
中塗り完了後、上塗りします。
アーバントーンはクリア塗料の中に色のついた粒(カラーフレーク)が混ざっている塗料で、中塗りの上に吹き付けで塗装すると、模様だけが浮き上がり中塗りの色が下地になります。
模様を均等に付けるために専用のカップに塗料を入れて吹き付けで塗装します。
吹き付けた直後は乳白色に見えていますが、乾燥すると透明になり、粒模様が浮かび上がります。
上塗りを乾燥させると、細かい模様がついた外壁になります。
アーバントーンは無機系の塗料ですので、チョーキング(劣化した塗膜が粉状になって剥がれてくる現象)を起こしにくく、汚れも付きにくいので長期に渡ってきれいな状態を保つことができます。
N様邸は軒天(外壁よりも突き出た屋根の裏面)もモルタル仕上げです。
軒天だけを色分けすることもありますが、今回はアーバントーンで仕上げています。
外壁塗装完了です。
アーバントーンは高耐久性(長寿命)耐候性(外気の影響で劣化しにくい)低汚染性(汚れが付きにくい)がある塗料ですので、塗り替えて10年以上が経過しても色褪せが少なくきれいな状態を保っています。
優秀な性能を持つアーバントーンですが、その分費用が掛かってしまいます。ですが、美観性を考慮し長い目で見て、お勧めしている塗料です。
色褪せた屋根や外壁が気になる・・・という方は街の屋根やさん岸和田店にお気軽にご相談ください。
次は付帯部の塗装の様子をご紹介します。
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