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泉南市のJ形の釉薬瓦の屋根のご相談で屋根全体を調査しました


泉南市の屋根の調査にお伺いしました。
台風の後に、家の周囲を確認しに表に出ると、庭先に割屋根の瓦が数枚落ちていて、下から見上げると屋根の一部が崩れていたとのことです。
泉南市で台風で瓦が破損したとのご相談
業者に依頼して修理の見積もりを依頼すると、内容が不明瞭だったため、街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。屋根に上がって確認すると、降り棟という、軒先方向に向かって降りる棟の一部が崩れて瓦が飛散している状態でした。また、屋根面の地瓦も数カ所でズレが生じており、割れている瓦もありました。
泉南市の落下した瓦です
こちらが、台風直後に庭先に落ちていた屋根瓦です。

2018年9月に発生した台風21号から現在まで、数多くの住宅の調査にお伺いさせていただきましたが、屋根の瓦が飛散して、下にある車にぶつかり二次被害を引き起こしたり、お隣の住宅にご迷惑をかけるなど、様々なケースがありました。重量のある瓦が飛散すると、下の屋根の瓦を割ってしまったりと被害を拡大させる危険性があります。
泉南市の茶色の釉薬瓦です
O様邸は茶色の釉薬瓦を葺いた屋根です。

釉薬瓦とは粘土瓦の一種で形状は「J形」です。
粘土で瓦の形を作り、釉薬といううわ薬をかけて高温で焼いた瓦です。
釉薬瓦は和風の建物に合う「J形」モダンな和風・洋風の建物に合う「F形」洋風の建物に合う「S形」があり、釉薬により色付けできる瓦になります。
泉南市の降り棟の瓦が飛散しました
屋根に上がって確認すると、大屋根(一番高い屋根)の降り棟の一部を養生(保護)されており、ここの瓦が崩れて飛散したとのことです。

屋根の一番高い水平になっている部分を「棟」と言い、屋根面同士が重なり合う取り合いになりますので雨水が入らないように瓦を積み上げています。(使用する屋根材によって異なります)「降り棟」とは、屋根の軒先方向に向かう棟のことです。
泉南市の瓦がズレ落ちそうです
下から見ると、崩れた降り棟だけに意識が向いてしまいますが、屋根の上から確認すると、瓦がズレている箇所が数カ所ありました。
O様邸のように土葺きの屋根は、瓦を粘度のある葺き土に押し付けて固定していますので、経年で土が乾燥して隙間が空くと瓦がズレやすくなってしまいます。
泉南市の瓦が割れています
瓦が割れている箇所もいくつかありました。
防水テープを貼って応急処置されていますが、テープもいつかは劣化しますので工事の際には、割れた瓦はすべて差し替えます。
瓦が割れて隙間が空くと、雨水が浸入して雨漏りしてしまいます。
泉南市の銅線の間から瓦が抜け落ちる可能性があります
先ほどお伝えした「棟」は屋根面よりも高く瓦を積み上げていますので、地震の揺れや強風の影響を受けやすい状態です。そのため、銅線やステンレス線などを仕込んで固定されているのですが、O様邸の棟は、一番上に施工する冠瓦の片方にしか銅線が通されていないため、銅線の間隔が広く、間から瓦が抜け落ちる可能性がありました。
修理の時には銅線を瓦の両端に渡してしっかりと固定させていただきます。
泉南市の下屋の鬼瓦が倒れています
大屋根に続いて下屋も確認すると、こちらも降り棟に被害がありました。
降り棟の先端に施工している鬼瓦が倒れて、その先の巴瓦が飛散している状態でした。鬼瓦は重量があり、落下すると危険ですので、太い銅線で引っ張ってきちんと固定させていただきます。
泉南市のベランダの風除けの波板が飛散
屋根の他にも台風の被害がありました。
2階のベランダの風除けの波板が強風に煽られて割れて飛散してしまい、雨や風をしのぐために日よけカーテンを取付けられていました。
ここの波板の張り替えもご希望でしたので、この機会に割れにくいポリカーボネート製の波板にすべて張り替えることになりました。

屋根の修理工事では、降り棟の修復が含まれており、職人が軒先で安全に作業できるように部分的に足場を設置させていただきます。

次は工事の様子をご紹介します。


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